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せつなさと希望との間に~

人生に於ける生き甲斐と悩みetc.諸々を綴る。

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母という病!

2014-04-19 09:39:04 | 無常観
     ~母親って?一体何誰だって一人でこの世に生まれて来はしない~


今在るのは,産んで育ててくれた人がいるから。。。それを母親と云う。

子供の何よりの願いは母親に愛されたいのだから、それが得られないと、生涯に亘ってそれを求め、そこに拘りつづけることになる。それは悲しいまでの定めだ。

最近母を亡くし、母の存在を改めて考え直している自分が居る。

子供の頃、母の期待をプレッシャーに感じ、弟は気楽で良いなあと感じたものだ。

タレントの中にも「母に可愛がられたことが無い」と言い切る凪子さんや『母が敷いたレールをひたすら突っ走っただけ』と臆面もなく口にする自称女医の史子さんが居る。

子供時代は、やはり”母に褒められることが一番だった自分”(自らの意志とは関係なく)近所の子達が缶けりで遊んでる最中にも、バスに乗って遠いバレエのレッスン場に通ったり、放送局の児童劇団に所属することが運命だと思っていたが。。。

中学時代までの出来る子が、高校生になって普通の成績になった時、いつしか母の期待を感じられなくなっていた。それが自分にとってどんなに救いだったか

普通で良いんだと思えた時、自分で生きる道を選ぶことが出来た訳だから~

ここに登場する幾多の例は、大人になっても母の呪縛から逃れられない生真面目な良い子の話

母親に愛されたいが為に子供は期待に応えようとするが、いつまでもその関係を続けることは子供が自分自身を確立し、自立していくプロセスを妨げてしまう事を知らねばならない。

わが身も、母親となった時点で、同じ轍を踏まないよう気を付けたつもりだが、時々似てしまう。

今は、母の真実の想いにも気づき【本当は愛されていたんだ】と安心して葬送することが出来た。



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