goo blog サービス終了のお知らせ 

せつなさと希望との間に~

人生に於ける生き甲斐と悩みetc.諸々を綴る。

私の読書傾向をフォトチャンネルで!

チャンミーグァー

2014-10-01 23:05:02 | 無常観
明治三年(1870年)喜屋武朝徳と本部朝基の二人は、当時の琉球で武術を始める。

「ミーグァー、おまえはターリーからティー【手】を習ってるだろう?」。。。つまり空手の始まり!

もともと『ティー』は『唐』から伝わった『唐の手』が、現在の『空手』となったもの

「王政」を敷くウチナンチュが、時代の変遷と共に琉球藩と云う名のヤマトの一部に組み込まれた!

武士の身分を解かれた者は、国を奪われた上に、碌をも失う運命だった

その一人『ミーグァーと呼ばれた朝徳』は日々の鍛練とハングリー精神で小柄ながら唐手の伝達者の道を歩む。

武術者には、向き不向きが有り、器用不器用な弟子たちを画一的に教えるべきではない。

具体的に、出来ない者に注意したり、叱ったりするのではなく、ただ出来るまで繰り返させる。


そもそも昔のやり方は、何も言わずに繰り返し型をやらせるだけ。。。

ただ、優秀な師は一流の『眼』を持っている。弟子の成長を見極める「眼」

やがて武士チャンミーグァーは押しも押されもせぬ唐手術普及会の租と祭り上げられる。

ヤマトの柔術や剣術に引けを取らぬ『沖縄県空手道振興協会』の名を立ち上げ、基本型12段を制定!

大東亜戦争までは、着々とその実力を拡げて行ったのだが。。。



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村