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せつなさと希望との間に~

人生に於ける生き甲斐と悩みetc.諸々を綴る。

私の読書傾向をフォトチャンネルで!

Positive Spiral?

2011-04-23 11:26:24 | 無常観
”利益ばかりが優先されれば、環境を壊す。人間はよく似た破壊を繰り返す!”

21世紀に突入して以来、環境汚染!特にCO2による地球の疲弊が切実な問題と為って来た。

なんちゃって総理が突然ぶち上げたCO2削減25%の枷に右往左往する日本の政財界は

石油に代替する電力!つまり原子力のプラス面ばかりを安易にもて囃した結果がこれだ

恐れていたチェルノブイリ原発事故の悲劇が再来する福島原発

海洋汚染は、地球上に”負”の連鎖を撒き散らすのか

環境保全と再生に本気で取り組もうとする有志たちが、旧態依然とした机上の理論で10数年間死に体に放置された諫早湾干拓地の堰を開放させる快挙に打って出た。

美しい海岸線を断ち切り、ブザマなコンクリートの防波堤で日本列島を囲うより、静かな入り江と干潟を取り戻す事こそ、地球再生の一歩なり

東北大地震と津波の被害を思うとき、人類が感謝と畏怖の心を持って自然と共存する事が火山の国日本に与えられた指標ではないかと自省する日々でもある。


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~バイアウト~

2011-04-16 10:02:25 | 無常観
2005年春!120年の歴史に胡坐をかいた老舗鐘紡の巨大粉飾が明るみに出た

公正であるべき監査法人青山もグルとなり、過去の累積赤字2000億円を連結外し帳簿上黒字に見せかけるアドヴァイザーと成り果てた結果がこれだ。

渦中の財務担当常務嶋田が自らを潔白と訴えた”責任に時効無し”を読んだばかり

真実は当事者しか判らないながら、身びいきの匂いもする表現がうざい

一方、経済小説のプロ『真山仁』にかかると、鐘紡へのTOBなど行きがけの駄賃程度にスルーあっさり度にスケールの違いは否めない。

冷血美人刺客やフライトアテンダントとの情事を散りばめながら経済界のドンを自認する爺達の私利私欲に塗れた保身術をさらりと”ENTERTAINMENT”の世界に紹介する。

実際、21世紀の証券界には「スティールパートナーズ」を始め、外資ファンドが強引な遣り方で日本企業の経営を脅かす事例が相次いだ。

成り上がりLivedoorも真似して乗っ取りやまがいのTOBを掛けた放送局からこっぴどい仕返しを受けた事は記憶に新しい。

企業なんて名前ばかりが一人歩きしても其の実態は火の車状態が多いんだよ。

坂口安吾の『堕落論』が度々引用される本質論には考えさせられる。

~堕落すべき時には真っ当に、真っ逆さまに堕ちねば為らぬ。

道義退廃混乱せよ。血を流し、毒にまみれよ。~坂口安吾~

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”気”の発見

2011-04-09 16:02:10 | 無常観
       『気』とは? 肉体と心をつなぐ情報系エネルギー

光ファイバーの様に、体内にはそのエネルギーを流すシステムが出来ているのだと気功師望月勇の説が。。。

ホリスティック界のリーダー外科医帯津氏の体験によると、人間の臓器の間には隙間がある。この隙間にこそ、生命エネルギーが潜み、臓器と臓器を繫いでいるのではないか?との説。。。

この隙間を「気場」と呼んでいるそうだ。

先日『首の後ろを押すと病気が治る』松久正の本を読み、”神経のつまりを取る事が外科手術より効果ある”とするガンステッド.カイロプラクティック法を試行錯誤中だが?

間違った生活習慣と心のあり方が、神経の流れを詰まらせる

確かに東洋の伝統としては『気力、気合、気分、やる気を出す、気が抜ける』等..

『気』から発する言葉が多い。我々の心は『気』と結びついた運命なのかもね。。。

物識り五木寛之の考察では、『道教』の教えがこれに適っているとか

『気は宇宙のエネルギーであり、混沌の思想「ゲン」から産まれ出る「元気」が一切の『元』であると、既に江戸時代の養生訓≪貝原益軒≫に記されているそうな

こじつけでもええじゃないか身体に気を巡らせ、元気と活気を甦らせることが、今の世の中に必須の条件さ

原発にも津波にも負けない身体と精神を鍛える『気』で乗り越えたいものよ。

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また、あしたから。。。

2011-04-02 12:57:20 | 無常観
             ~砂丘と星と海と木々~

美しい砂丘の浜岡太平洋の波が砂を洗う。太陽が真っ直ぐに沈む。

書き出しに有る様に。1967年2月1日ねむの木学園の設立許可が降りたのは、浜岡原発のすぐ傍であった

肢体不自由児生徒7名の分教場で”劇団角笛”シルエット劇場を披露した後、我々20代の仲間たちも呑気に砂丘を駆け上り、寝転んで平和な空を見上げていた。

いえいえ、まり子さんは既に解っていたから30年後には、必死の思いでお役所と交渉し、現在の掛川市への引越しに成功したと言う。

ずぶの素人だって原発事故の怖さを意識するのに、利益優先の企業と役所は人間の命の重さなんて二の次

上辺だけのきれい事で安全神話を推し進める行政に、常に抵抗して来たまり子さん。

「就学猶予」と言う名目で教育現場から置き去りにされる障害児と共に、厚生省や文部科学省の狭間で戦い続けたまり子さん。

40数年を掛け、命がけで子供たちを守り続け、一歩一歩彼らの生活圏を勝ち取って来た”ねむの木”には、多くの賛同者と学園を支援し続けるヴォランティアの力がある。

今、アスリートや芸能人が挙って「東北大地震の被災者を救おう!心は一つ」と叫んでいるけれど、一時的な興奮状態で有ろう≪それも必要だ≫

しかし、福祉と言うものは継続し続けなければ

先日、学園内で横領事件が発生し、血を吐く思いで積み上げて来たこれまでの努力が無に帰するのではないかと心痛の余り倒れたまり子さんからの悲痛な声が届けられた。

”継続は力なり!しかし一瞬の不祥事で脆くも崩れ去る信用”それは東電にこそ向けられるものであって、”ねむの木学園”は存続する。

命を掛けて子供たちを守れるのは”ねむの木学園まり子園長”しかいないから。。。


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