ポッカリと空いた殺伐とした空洞を目にした時、
『ナビを頼りに彼方此方に行ったなー…』
と、少しセンチメンタルな気持ちも湧いてきましたが、既に私の頭の中は、
『ココに隠し収納箱を作くり、その扉の手前にスマホを固定できるような加工するぞー!』
という創作意欲の方が勝っていました。
ですから、ディラーの工員さんが訴えるように、
「ポッカリと穴が開いたようになりますよ… 」
と言った時でも、
『私はその空洞にピッタリ合うサイズの隠し棚を作ろうと思っているのですよ!』
と言いたい衝動をグッと堪えていたのでした。
取り外したカーナビ本体とそれを留めていたネジは、丁寧にビニール袋に入れ助手席に乗せてありました。
ディラーさんからの帰り道、私はホームセンターに寄り道して厚さ4mmの化粧板を購入したのでした。
家に帰り着くとすぐに、取り外されたカーナビの寸法を測りました。
そして、愛車のカーナビが取り付けてあった場所にできた空洞のタテとヨコの寸法も測りに行きました。
この空洞にピッタリサイズの棚を作り付けるためには、まずカーナビを覆っていたパネルを取り外した方が作業がスムーズに行くという結論に達しました。
さて、どうやったらこのパネルは取り外せるのでしょうか?
簡単に考えていましたが、なかなか厄介な方向に話が進んで行きそうです…