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ハルマゲドンの戦いとは 第8回

2015年09月29日 | 日記

これが70週の預言の終わりを告げる最後の出来事であり、ユダヤ民族の運命が永遠に決定された瞬間であり、全世界のためのキリスト教会時代が幕を開ける時でした。

「パウロとバルナバとは大胆に語った、『神の言は、まず、あなたがたに語り伝えられなければならなかった。しかし、あなたがたはそれを退け、自分自身を永遠の命にふさわしからぬ者にしてしまったから、さあ、わたしたちはこれから方向をかえて、異邦人たちの方に行くのだ』」(使徒行伝13:46)。

 

ダニエル書の預言通り、ユダヤ人たちは、一国家として神様の民となる特権を喪失することになりました。もはや一国家として選ばれた民となることを拒否したため、西暦34年以降、ユダヤ民族は、救いの福音を全世界に広める資格を失うことになり、異邦人と同じように個人として神様に向かう存在となることを余儀なくされました。民族や国家に関係なく、誰でもキリストの福音によって聖霊の実を結ぶ者たちが、神様の真の民であることがイエス・キリストの言葉です。「それだから、あなたがたに言うが、神の国はあなたがた(ユダヤ人)から取り上げられて、御国にふさわしい実を結ぶような異邦人に与えられるであろう。」(マタイ21:43)。

 

ユダヤ民族は、旧約時代には、誰もその立場を占めることの出来ない聖書歴史の主人公でした。しかし、十字架の後、彼らはその栄光の主人公の座を永遠に失ってしまいました。もしそうなら、新約時代の主人公は誰でしょうか?誰がユダヤ民族の代わりに、神様の民としての責務と特権を担うことになるのでしょうか?この興味深い問題をこれから順を追って学んでいきましょう。

 

 

 その前に、預言解釈の3大原則について紹介しておきます。

 

1、聖書で聖書を解釈しなければならない

知りたい預言の象徴的な表現や比喩が、聖書の他の箇所ではどのような意味で使用されているかを集め、祈りと合理的判断を通して、その意味を把握する。

 

2、預言を示している表現が象徴なのか、実際なのかを前後の文脈を通して区別しなければならない

もしそれが象徴である場合には、その意味を解くことができる鍵を聖書の中で見つけなければならない。

 

3、多くの場合において、期間を表す預言は、一日が一年を象徴している

しかし、1つ注意すべき事項がある。1日=1年の原則を、聖書に出てくるすべての日付に適用してはならない。日付が特定の期間を示す象徴に使用された場合にのみ、これらの原則を適用することができる。

日付が記録された聖句の前後の文脈をよく読んでみると、その日付が象徴的な期間であるのか、文字通りの実際の期間であるかは、容易に判断することが出来る。

そして、これらの預言解釈の原則が正しく適用されているかどうかを確認するには、すでに過去に成就された預言が、歴史の中で1日=1年の原則に沿って正確に成就されたどうかを確認すればよい。


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