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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

助け主聖霊 第23回

2016年09月24日 | 日記

2.真理に一致する経験を所有する

 キリストは昇天される前に、ご自分の弟子たちに全世界の人々の魂をゆだねられました。彼らは、キリストがこの世に託された、永遠の命に至らせる真理の伝達者となる必要がありました。彼らは、イエス・キリストの生涯を通して、真理を分け与える人が受けるべき試練と犠牲を理解しました。キリストを殺そうと飛びかかった人々に示された彼の同情と愛を見ました。また、「これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」(ヨハネ16:33)。と言われたキリストのみ言葉を常に覚えておく必要がありました。あらゆる困難の中で、忍耐しながらも挫折されなかったキリストの姿を忘れてはなりませんでした。

 弟子たちは、キリストのみ名によって働きを進めなければなりませんでした。そこで、彼らのすべての言葉と行動は、罪人を救う生命力を持っている必要がありました。彼らの信仰と生活は、能力の源であられるキリストに集中する必要がありました。キリストのみ名は、彼らの肩書であり、彼らを聖別し、彼らの計画と行動の方向を決定する権威でなければなりませんでした。彼らはすべての魂を、キリストの教会へ呼び戻さなければなりませんでした。

 福音事業は、犠牲と愛によって前進しなければなりませんが、そこには単純な信仰が伴う必要がありました。虚飾と誇りがなければないほど、人々に及ぼす感化は大きくなるという事実を学ぶ必要がありました。彼らは、キリストを伝える前に、キリストが与えて下さる救いに関する真理を学ぶ必要があり、キリストの思いと心を所有しなければなりませんでした。彼らは他の人に従順を教える前に、まず自身が従うことを学ぶ必要がありました。キリストはこのように変えられた弟子たちに、聖霊の偉大な力と賜物を安心して委託することがお出来になりました。

 キリストは弟子たちに、ご自分の働きが容易だと言われませんでした。彼らは真理に対抗するために立ち上がる巨大な悪の勢力に直面し、それを打ち負かさなければなりませんでした。「わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊」(エペソ6:12)と戦わなければなりませんでした。しかし、彼らは一人で戦うために捨て置かれたのではありません。キリストの力が彼らの盾となり、彼らはまさに信仰によって進まなければならないということを学びました。キリストが語られた真理に従い、キリストの霊と共に働くなら失敗の余地がないという事実を悟りました。今、キリストが教えて下さった真理は、もはや理論ではなく、彼らに生命と信仰のすべてをもたらしました。ついに、彼らは真理と一致する人生を生きる者とされました。


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