福音の力を体験せよ 158
“我々が聖なる影響力に対して敏感になりたいと願うとき、イエス・キリストの最も小さく細い声にも、魂は動かされるであろう。”
“御霊を消してはいけない。”(Ⅰテサロニケ5:19)
私たちは、どのように聖霊を消すのでしょうか?私たちが聖霊の声に聞き従わないならば、聖霊を消すことになります。聖霊が良心のうちに警告を与えるとき、それに聞き従わないなら、聖霊を悲しませるのです。自らの力で悪魔と戦っても勝ち目のない私たちが、聖霊を消してしまったら、どうなってしまうことでしょう?
“しかし、これを成功させるために全く神に依り頼むのである。人間の努力だけでは不十分である。神の力に助けられなければ全く効果がない。神が働かれ、また人も働くのである。誘惑に抵抗するのは人の仕事であり、そのための力を神からいただくのである。”(AA482)
宇宙戦争 32
しかし神様は、そのようにはなさいませんでした。彼らをエデンの園から追い出されました。そして彼らが、サタンの誘惑の中で、自発的に喜んで神様に従い、天国にふさわしい品性を築いていくようにされたのです。サタンはそうさせまいとして、様々な試練や苦しみを送って、私たちが、神様を疑ってつぶやいたり、不信の心を起こさせようとしてきます。戒めに従うよりも、世の中に受け入れられる方を優先して、原則からそれさせようとしてきます。
私たちが神様に従って、確固とした信仰を表さない限り、サタンは、絶え間なく私たちを誘惑してきます。私たちが、本当に神様を愛し、戒めを喜んでいないと、誘惑がやって来た時、倒れてしまいます。神様の戒めは従うべきものだと言って、義務感で守っているなら、大きな試練がきた時には、やはり敗北してしまいます。人から何かひどいことを言われたり、されたりした時、ただ我慢しているだけなら、いつか怒りが出てきてしまいます。