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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

突然消えた操縦士  秘密携挙説とは 第13回

2016年11月14日 | 日記

:イエス様の二段階再臨の間に、7年という間隔があるのか?

 

秘密携挙を主張するディスペンセーション主義者たちは、よく7年の患難という言葉を使うため、多くのクリスチャンは、聖書にもその期間がたくさん出ていると思っています。しかし、それは違います。聖書のどこにも、この世の終わりやキリストの再臨に関して、7年という期間が使われている箇所はありません。

 

1 キリストの初臨に関する70週の預言

 

聖書を深く研究した人なら、秘密携挙を唱えるディスペンセーション主義者たちが、7年という期間を証明するため、文脈を無視してダニエル書9章24~27節を解釈していることに驚くはずです。ディスペンセーション主義者たちが、ダニエル書9章24~27節を間違って解釈してしまう最も根本的な理由は、神様が天使ガブリエルを通してダニエルに送られたお告げを、キリストの再臨に適用したためです。そこで言われている言葉は再臨ではなく、メシヤの初臨についての預言であることを理解しなければなりません。

 

ダニエル書9章23節には、ダニエルが預言を悟らせてほしいと祈っている場面が出てきます。ダニエルが祈っている時、天使ガブリエルは彼の祈りに対する答え持って、天から降りてきました。「ダニエルよ、わたしは今あなたに、知恵と悟りを与えるためにきました。あなたが祈を始めたとき、み言葉が出たので、それをあなたに告げるためにきたのです。あなたは大いに愛せられている者です。ゆえに、このみ言葉を考えて、この幻を悟りなさい」。

 

2 ユダヤ人のための70週の恩恵期間

 

天使ガブリエルは預言について説明を始めました。「あなたの民と、あなたの聖なる町については、七十週(70Weeks)が定められています。これはとがを終らせ、罪に終りを告げ、不義をあがない、永遠の義をもたらし、幻と預言者を封じ、いと聖なる者に油を注ぐためです」(ダニエル9:24)。ここに出てくる70週に関する預言が、まさに秘密携挙を主張するディスペンセーション主義者が、終末の時間表を作成した基礎となっています。

 

この預言を正しく理解すれば、携挙論者たちの問題点を明確にすることができます。この預言に出てくる70週という期間は、70年間のバビロン捕虜生活(エレミヤ29:10)から戻ったユダヤ人に許された、最後の恩恵の期間を意味します。「あなたの民と、あなたの聖なる町については、七十週が定められています」(ダニエル9:24)。神様がイスラエルの民に許された70週という預言的期間は、彼らがメシヤの来臨をちゃんと準備できるようにするための恩恵の期間でした。