第2部:携挙は目で見ることができないのか?
秘密携挙を主張する人たちは、携挙が他の人たちの目に映ることなく起きると言います。本当にそうなのでしょうか?聖書がこの問題について何と言っているのか見ていきましょう。
「そのとき、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来るのを、人々は見るであろう。そのとき、彼は御使たちをつかわして、地のはてから天のはてまで、四方からその選民を呼び集めるであろう」(マルコ13:26,27)。ここでイエス様は、全ての人が栄光の中に降りて来られるその方の姿を見るであろうという事実を明確にされました。
「そのとき、人の子のしるしが天に現れるであろう。またそのとき、地のすべての民族は嘆き、そして力と大いなる栄光とをもって、人の子が天の雲に乗って来るのを、人々は見るであろう。また、彼は大いなるラッパの音と共に御使たちをつかわして、天のはてからはてに至るまで、四方からその選民を呼び集めるであろう」(マタイ24:30,31)。ここで、嘆く人たちとは誰のことでしょうか?もちろん悪人です。イエス様は悪人も、イエス様が多くの人々を呼び集められる姿を見ると言われました。疑う余地もなく、悪人たちもその素晴らしい場面を目撃する証人になるのです。
「見よ、彼は、雲に乗ってこられる。すべての人の目、ことに、彼を刺しとおした者たちは、彼を仰ぎ見るであろう。また地上の諸族はみな、彼のゆえに胸を打って嘆くであろう。しかり、アァメン」(黙示録1:7)。義人だけがイエス様の再臨を目にすると言っていますか?いいえ、言っていません。一人ひとりの目にその方の降臨が映ると言っておられます。また悪人が主の再臨を目撃するとき、彼らは「彼のゆえに胸を打って嘆く」のです。
「ちょうど、いなずまが東から西にひらめき渡るように、人の子も現れるであろう。」(マタイ24:27)。夜空のいなずまが目に入らない人がいますか?全ての人々に見えるように降臨されるという事実をこれ以上明確に説明できるでしょうか?
ではこれで、「携挙は目で見ることができないのか?」という質問に対して、読者の皆様が答えられる番です。確信を持ってお答えできるはずです。