
大阪より木子にこられペンションの経営に乗り出さればかりのころであった。息子さんも確か近く来てともに経営すると言ってられた記憶があるが、、、、。
あのような田舎で果たしてうまくいくのだろうか、心配したものだった。
前の職場でもそうした若い夫婦が田舎暮らしにあこがれ木子で農業しながら冬の雪の間はバイト来られていて、キラキラと目を輝かせて話す。今時珍しい好感のもてる若者に出会ったと思っていた、
何度か薪ストーブを囲みながら話をした記憶がある。

しかしそれから数日後雪崩の下敷きにあい小さな幼子とも命を落とされた、理想と現実のあまりにも厳しいギャップを思い知らされ若者のの冥福を祈った覚えがあった。
あれから何十年か過ぎ、木子周辺は更に過疎が進んだが、新聞でまだペンション経営に頑張っておられる勅使河原さんにエールを送りたい。話しておられた手作りのソバをいつか食べに行こう、、、。