凛のコーヒーブレイク♪

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不思議?な体験。

2013-07-22 | 凛家のちょっと肌寒いお話(え?)
久しぶりのカテゴリー【凛家のちょっと肌寒い話】を。


初めに
今から書こうとしてるのは、凛家で起きた話でもないし、怖くもないw
でもまぁカテゴリー的にはこの部類なので…。


随分昔の話。誰も「昭和」の次の年号が「平成」になるなんて想像もしてない頃。



場所は大阪市内の某所。私が生まれ育った下町。

我が家の斜め向かいにそのM家はあった。
おじさんと、おばさんと、私より5つ6つ年上だったと思われる娘さんが一人居たと思う。
おばさんと娘さんの記憶はそんなにないのだけど、おじさんのことは顔、姿は今も思い出す事が出来る。

おじさんは屋台でお祭りや夜店でお好み焼きを売って居た。

極たまに 家の前で屋台を出す時があった。
小遣いを持った近所の子供たちが屋台の周りを囲んで、おじさんといろいろ話をしながらお好み焼きが焼けるのを待った。
今思うと、お好み焼きと言ってもキャベツ焼きのような・・・手軽なものだったかも?


ある時から、おじさんの屋台が出なくなった。
病気で家で療養中だと言う。
子供だったのでどんな病気だとか、何故家で臥せってるのかとか細かいことはわからない。
ただただおじさんが、病気で家で療養中と言う事しか知らない。


ある夏休み。
私は自由研究で「夏の夜空」というのをやっていた。
毎晩同じ時間に外に出て「星や月の動き」を観察するというもの。
タイトルほど大層なものではない(笑)小学生なりのもの。

で、ある日同じように家の前に出て夏の空を見上げていた。
今よりも星がよく見えたかも知れない。
目を凝らして空を見渡す。

そんな私の目がふとあるものを捉えた。
一軒の屋根の上。

尾を引くように半透明の白~い何かがふわ~と浮かんでる。

「あれ…何?」多分そう思ったに違いない。
フワフワ。尾を引くようにゆっくりした動き。目で追っていた。

その半透明の白い「もの」はゆっくり動いていたが、いつの間にか消えていた。


後日。そのおじさんが亡くなった事を聞いた。


あれは一体何だったのか…。

数年後ラジオを聞くことにハマっていた私。
関西ローカルの「ヒットでヒット バチョンと行こう」という番組だ。
特に浜村淳さんが担当していた木曜日が好きだった。
UFOの話とか当時話題になっていた「ツチノコ」の話とか、夏場になると幽霊の話とか…。

そこで知ったのが「霊魂」のこと。
人には魂というものがあって、この魂が体を抜けた時が「死」だと言う事。


小学生の夏休みに見た、あの半透明の白い物体。

あれはおじさんの「魂」だったのか…。
あの瞬間におじさんは亡くなったのか…。

確認するものは何もない。