やっと、ケニア・ナイロビのロッジに着きました。既に5日目です。
(白い蚊帳の掛かったベッド・・・ちょっといい感じでしょ!)
ビクトリア・フォールズ~~南ア・ヨハネスブルグ 近郊に1泊して、今朝早くホテルを出発して ヨハネスブルグ~~~ナイロビへ4時間5分のフライト(+1時間)。 あぁ~アフリカは、ほんとに広い広い大陸です!
これからケニアで過ごす7泊8日の間は、小さなサファリカーに分乗して(いずれ写真に)ずっと移動したり、サファリしたりとなります。
庭の緑濃い木々には、花が咲きほこり(ジャカランダも見事だった、がこの花は旅の後半にお預け) 美しいナイロビのロッジに別れて・・・
「動物孤児院」「ジラフセンター」を見学しながら、ナイバシャへと向かいます。
ここには、各地から集まった動物の孤児たちが飼育されています。 (チーター、ハイエナ、サーバルキャット、ライオンなど・・・サバンナで見ることになる動物はUPしません。ダチョウは何回か見かけ撮ったけれど、動きが早いのです、ボケボケばかりなのであえて・・・)
キリンに種類がいくつかあるって、ご存知ですか? ↓
「アミメキリン」「マサイキリン」 そしてナクル湖北部に生息する
この「ロスチャイルドキリン」・・・足の白いのが特徴ですって。
建物の上の回廊から粒状の餌を直接与えることが出来ます。
アイラインもくっきりと長いまつげの優しい目をして、長い舌を伸ばしてきます。 30cm位は出ます・・・だら~っと濃い唾液もいっぱい出ます・・・可愛いですよ! (手はきれいに洗いますから大丈夫)
旅も6日目・・・そろそろ和食が恋しい?とお昼は日本食レストラン、で、こんなうれしいお見送りをうけたのです。
町中の事情の良い道でもせいぜいこんな感じ・・・がたがたはともかくとして、見事な砂埃です・・・何もかも楽しんじゃうしかありません。
大地溝帯を遠く眺めて・・・揺られ揺られて到着しました次に。
このロッジに滞在する2泊での体験(ボートサファリ、トムソン滝見学、赤道通過、サファリなど)は、アルバムに纏めます。
4日目・苫小牧のホテルでの朝、天気予報は終日傘マーク・・・
さてさてどうしよう・・・16:45新千歳空港~~羽田へ帰る予定だし。
そこで、豊富な緑に囲まれた野外博物館 『北海道開拓の村』に。
女子高校生たちのバスは、早くもお迎えのようです・・・・・
小雨にぬれて、草むらに咲く西洋タンポポが、実に鮮やかで
この後も村内いたるところで、目を奪われたのでした・・・・・
花びらが散り敷かれた アカシア並木のメイン道路を、白い馬に
引かれて進みます・・・(開店休業状態だったので、又乗りました)
こんなに間近に、花の咲いているアカシアを見たのは初めてかな
木造の近藤医院・・・入り口の植え込みが輝いています・・・・・
漁村群には大きく立派な「青山家住宅」・(小樽の「にしん御殿」は
青山別邸)・・・でもでも、くさはらのこの華やぎに目を奪われて・・・
「旧札幌農学校寄宿舎」 バンカラで聞こえた古い寮も・・・↑
若草に飾り立てられて、いまなお青春!
入村してきた 小学生はバタバタと駆け足で、村内を一周です・・・
このグループも早い早い!
やっぱり、「子供の広場」の、竹馬ならぬ木馬?で遊ぶ様子が最も
活発にぎやかで、楽しそうでした!・・・・
(私も東京出身というお店の方と、北海道と東京両方の良いところ、よく訪れたという小石川植物園の話などをして、しばらく親しみました・・・)
今回は、帯広から大三角形を周ってきたわけ・・・印象深い旅
でした・・・昨年は洞爺~~ニセコ~~小樽。 年一回の北海道も
度重なればかなりになりました。
再度でも再々でも、なおなお行きたい所です!
「様似駅」は、始まりの駅・・・どん詰まりの駅でもあります
この先はない・・・行き止まり・・・・・
線路に下りるのも、真っ白に咲く素朴な“のいばら”を愛でるのも
気の向くまま、思いのまま、列車を待つのも楽しいひと時です
ようやくやってきた列車・・・16:35発 2両編成ですが
乗客は果たして、どのくらい乗ってくるのでしょう・・・・・
線路脇の車窓には、ハマナスの花が実にさりげなく咲いています
海辺の小さな駅の脇・・・何を集めているのでしょうか?
旅の風情を満喫できる、ローカル列車からの景色が、続きます・・・そしてここは日高、名馬の産地、広々した牧草地では、草を食む馬たちの姿をみることも。
「静内」 駅前のモニュメントも 躍動的な “馬”
今夜のホテルは、ここ静内・・・明日は美しい馬に会いたいな!
「わぁ~きれい♪」 バスを降りてすぐに、丘をかけ登りました
文字通り青い海、白い波 せり出した断崖・・・・・日高山脈が
海に落ちこんでいるところでしょうか。
海から吹き上げる、強烈な風・・・・・草たちはあえぎ、風車は
猛烈な勢いで、くるくる廻っています・・・・・
突き出した岬への遊歩道には、しっかりしたガードがあるとは
いいながら、吹き飛ばされそうで、歩いていく勇気はありません
『風の館』・・・・・「風速25mが体験できますよ」と、いわれても
岬全体、どこででもすごい風を身体いっぱいに今受けています
遠く、日高の山々も見えています・・・左端の三角はアポイ岳
でしょうか・・・・・あの高山植物の楽園では、可憐な花々が開き
霧や強風に身を震わせているのでしょうか・・・・・
(途中で降りてしまったかたちの路線バス、次は2時間後かな?
「様似」まではタクシーのお世話になります。 走っている見る間に、海から霧がどんどん上がって来て、山は全く見えなくなってしまいました。)
午後からは、「広尾」12:35発の「様似」行きバスに乗って
「えりも岬」まで行きます・・・・・
バスは走り出して間もなく、海岸線に出ました。 行く手には
トンネルとも違う ××覆道なるものが、次々に現れます。
左に太平洋、右にはせり出した崖・・・道路脇に滝もあったり
と、目まぐるしくも、すごい国道なのです。
こんどは「ビタタヌンケ覆道」とあります・・・
いったい全部でどれくらいの覆道が、あるのでしょうか
直線と曲線、モノクロの中の黄色い中央分離線、赤い矢印
魅せられた覆道内部です! Please Click!
――そう、ここは『黄金道路』とも 呼ばれている道路です
広尾橋~~~庶野まで31.7Km 十勝とえりも町とを直接結ぶ唯一の道・・・
開通したのは1934年・・・「黄金を敷き詰める位に巨額を要した」ことからの命名とも言われているのです――
厳しい条件下での場所を過ぎると、不思議です、空の色海の色がまるで変わってきました。
牧草を山に積んだトラックも通りかかります・・・この時期に刈ったものは、秋刈りの2番作よりも、ずっと栄養豊富な牧草なのだそうです。
夏の北海道では、大勢見かけるオートバイ族や ↑
自転車を、必死に漕ぐ 若者も ↓ 現れだしました。
私たちの目的地 「襟裳岬」は、もうすぐそこです。
えりも岬 13:35着
7月3日~6日まで、十勝、日高方面を廻ってきました。
羽田発の帯広便(JAL)が、出発直前になって機体整備箇所が見つかったとかで、一時間遅れ、降り立ったのはすでに14:00。
翌4日からはじめます。
帯広駅前、午前9時の温度です。 これから帯広~~広尾へと路線バスに乗ります。 (帯広9:10~~広尾11:30)
車窓からは、次々と広々の緑豊かな麦畑や・・・
白やパープルの花をつけたジャガイモ畑が広がります。
これはパープル、メークインでしょうか。 ほかにビートの葉株も目に優しい眺めです。
帯広を出て1時間半、ここでちょっと休憩です。6分間。
乗客は私たちだけ・・・若いドライバーさんは上野の鉄道学校出身。 すでに「鉄道の旅、全国制覇」している由。 ローカル線もまた大好きな者同士、思いもかけず談義に花が咲いたのでした。主に主人と、です。 そして廃止を懸念する路線のことなどにも話は及んで・・・
今年一回目の牧草刈りが、終わっています・・・今刈る春からの緑には、秋に刈る2回目よりずっと豊富な栄養があるのだそうです。
広尾は、鉄道の駅かと見まがうバス待合所です。 ここでの待ち合わせ1時間ほど、近くの食堂で昼食をとり(帯広名物 豚丼を)
「えりも岬」経由「様似」行きの路線バスに乗り次ぎます。
6月5日 新幹線で米沢へ。 さらにバスにゆられて40分ほど
『天元台湯本駅(920m)』に。 “パノラマロープウェイで空中散歩”
とやらを、楽しみます。 何年か越しの念願です。
(2002,11,06大雪で引き返したことが・・・)
ロープウェイを下りると、そこは広々した「空中庭園1350m」
ペンション村、レストランなどもあるのですが、なにしろ6月1日に夏山開きが行われたばかり・・・快晴のこの日も人影はなく、草原にはタンポポが咲き乱れ、ウグイスの声が澄みきった空気の中に、艶々と響いているだけ・・・爽やかなそよ風
高原を独り占めーーーの贅沢です!
「パノラマ展望台」で、こんな景色を眺めながらのお弁当は、最高!
東京から持ってきた「コンビニのおにぎり」と、ペットボトルのお茶
だけといえども・・・
リフトは3基乗り継ぎです。 冬は素晴しいスキー場、当然ながら美しいスロープに沿って始まります。
白樺、岳かんば、ななかまどなどの新緑と青空と白い雲と・・・
最後の夏山リフトは標高1820mまで登ります・・・さすがに空気もひんやりとして、左右の林の中には残雪がかなり沢山あります。
下り立った「北望台」駅 先の山道はまだ雪に埋まっていました
駅の脇には、周りをかいて集めた雪が、2m以上の高さに積まれていました。 びっくり!です。この冬も積雪がとっても多かったのだそうです。 先へ歩くのは、とても無理ですね。
↑ 石ころに腰を下ろして、雪解けを聴いたり、暖かい陽射しを浴びたり・・・
石ころと雪とを恐る恐る下って、立派なフキノトウを撮っていると・・・
傍にこちらも恐る恐るの様子で カモシカ君が姿を見せてくれました。
3枚ほど撮ったところで、片足を思わずずらしてしまいました。
途端に彼はくるりと向きを変えて、猛然とダッシュ、出てきた潅木の中に走り込んでしまいました。 「ごめんね、驚かせて」 でも、その姿が一番格好よかったです!
穏やかな午後の陽、下りのリフトからの眺めを、何と表現したらよいのでしょう・・・それはそれは気持ちの良い、想い出しても素晴しい時間でした。
リフトの前をウグイスが囀りながら横切り、目の下の潅木に美しい声でさえずる姿を、しっかりと確かめることもできたのです。
「中吾妻展望台」から見た 「明道の滝」 ↑ 「こめつがの新芽」
下りてきた「湯元駅」に、こんな表示がありました。↑
6月25日からは、本格的に夏山を楽しむ各種「西吾妻パノラマトレッキング」が、始まるとのことですよ。
(この日の宿は白布温泉・山の季 良質なお湯と山の幸でした)