警報さんがＭＢ記念を斬る！ ～②～

　こんにちは、警報です。暑さが続く中、ＭＢ記念は２日目を迎えます。

　初日は何かとアクシデントが続きましたね。我らが石野貴之がオープニングでまさかの転覆、そして湯川浩司までの転覆と、今年のＳＧウイナー２人が事故という波乱のスタートとなりました。軽くエンジン相場をチェックすると、ハッキリ目立つのは前本泰和と福島勇樹の２人かな？　あと、連勝の服部幸男や新田雄史、篠崎元志、山口剛あたりも上々の気配ですね。２日目でもう少しハッキリ見えてくるでしょう。

　さて、２日目の舟券勝負は９Ｒでいきます。井口の初日はやや消化不良の４着だったので、今日は意地でも反撃してくるでしょう。さらに、１枠となれば、スタートは遅れないはずです。純粋なパワー勝負とみれば、浜野谷と寺田が本線です。①③④、①④③を３０００円ずつ、あと、地元で捨てきれない赤岩を絡めた①③⑥、①⑥③、①④⑥、①⑥④を５００円ずつ押さえます。

　なお、石野貴之君の「いししん」インナー写真は、もうしばらくお待ちください。

あたる島の”すべらないＭＢ記念”二発目

　先日テレビで将棋の羽生善治名人のドキュメンタリーをやっていた。

将棋のビッグタイトル七冠を達成するなどその素晴らしい実績から、将棋を知らない人でも名前ぐらいは知ってるだろう。

その番組で羽生名人がとても興味深い事を話していた。

「僕には形が無いんです。勝ちパターンや必殺技が無いんです。」

なぜか？それは…

「形が有るから壊される。
形が無ければ壊されない。」

何かめっちゃ深いでしょ！

対戦中に戦況に応じて臨機応変に変貌する。
相手にも羽生がどの手で来るのか？と言う不安感を誘える。

この無形の技が有るが故デビュー時から今日まで第一線でやって行けてるのだと。
その為には普段からあらゆる状況を想定して準備、努力しないといけない。

ボートレーサーの誰かと似てはいませんか？

そうです≪王者・松井繁≫です。

大変失礼な言い方かもしれないが王者の必殺技やこれと言ったひとつの勝ちパターンがパッと出て来ません。

しかしインに入ればガッチリ逃げ、
2コースからは絶品の差しがズブっと入り、
3コースでも去年の賞金王の様に展開を突く冷静さも有り、
4コースカドを取れば内艇を鮮やかに捌き…

どのコースからでも1マーク回って好位に付け、仮に1マークで決まらずとも鮮やかな2マーク勝負で勝ち切る王者の姿が。

この王者の戦い方こそ出足重視、枠なり時代の究極のストロングスタイルかもしれない。

その高い次元のパフォーマンスをする為に普段から弛まぬ努力を続ける松井選手。

一回羽生名人と王者の対談なんて見てみたいですね。


ドリーム戦はスッキリとピン発進。
今年に入って4000番台のレーサーがビッグタイトルを手にしてますが、そろそろ王者に仁王立ちしてもらわないとどうも座りが悪い。

【１１１２１３１①】みたいな王者らしさで今大会を制して、艇界に鎮座し続けてもらいましょう。


その王者、2日目は5、6号艇での2回乗り。　

相方の14号機は、前節深井利寿選手が伸びを存分に活かして戦ってた良い残像が残ってます。
よし！ここは頭で狙ってみようじゃないか!!


●第6R（6号艇）
最低でも4コースは取れる顔触れ。
メーカー機②前本選手がSGのインに不慣れな①毒島選手にガバっと襲い掛かる。
その間隙を見逃さない⑥松井選手がきっちり展開を突く！
相手はその鬼足②前本選手と、王者に展開が向けば右隣の④有裕選手にも有ると見て

2連単　6-2、6-4　各1000円
3連単　6-135-2、6-135-4　各500円


●第10R（5号艇）
ここは枠なりやなぁ。
しかしセンターに福島、白井と言ったジッとしてられない二人の存在で自然と頬が緩む。
必ずや懐に差し場が生まれるはず！
相手は内の大嶋、菊地両東海勢の2人がBS残すと見て

2連単　5-1、5-2　各1000円
3連単　5-346-1、5-346-2　各500円

合計☆壱万円也


振り返れば王者は今年5月の蒲郡周年4日目に痛恨のＦ。
笹川賞前でも勝負の手を緩めなかった。

そしてタイミングが良い事に同じ舞台でのこのMB記念にF休みが被らなかった。
この辺も王者と今大会にすごい縁を感じて止みません。