私は、ピアノが上手な人が好きだ。
プロよりもアマ、女性より男性、正装より普段着は、特にツボだ。
こんな曲が聴きたいと言ったら、すぐに弾いてくれる。
そんな魔法使いみたいなピアニストがいたら、最高だ。
・・・が、そんな人はあまり目にしない。
村山由佳氏の小説、「BAD KIDS」の光輝というキャラクターが一番近いように思う。
私の身近にも、そんな人がいた。
・・・昔、いたのだ。
高校時代、隣のクラスに茶髪で大柄な男子がいた。
その人が、実に繊細なピアノを弾いていたことを覚えてる。
面識のない人だったけれど、茶髪でピアノというアンバランスさが逆に気になった。
合唱祭の時期、彼は毎年ピアノを担当していた。
親友と二人して、ファンだった。
その音が聴きたくて、練習をわざわざみにいくほどだった。
器用に動く指が、音を紡ぐ。
本当に、素敵だった。
ピアノは、どんな楽器よりも個性がでると思った。
彼が今、どんな人生を送っているかはわからない。
でも、またピアノ聴けたらいいなあ。
プロよりもアマ、女性より男性、正装より普段着は、特にツボだ。
こんな曲が聴きたいと言ったら、すぐに弾いてくれる。
そんな魔法使いみたいなピアニストがいたら、最高だ。
・・・が、そんな人はあまり目にしない。
村山由佳氏の小説、「BAD KIDS」の光輝というキャラクターが一番近いように思う。
私の身近にも、そんな人がいた。
・・・昔、いたのだ。
高校時代、隣のクラスに茶髪で大柄な男子がいた。
その人が、実に繊細なピアノを弾いていたことを覚えてる。
面識のない人だったけれど、茶髪でピアノというアンバランスさが逆に気になった。
合唱祭の時期、彼は毎年ピアノを担当していた。
親友と二人して、ファンだった。
その音が聴きたくて、練習をわざわざみにいくほどだった。
器用に動く指が、音を紡ぐ。
本当に、素敵だった。
ピアノは、どんな楽器よりも個性がでると思った。
彼が今、どんな人生を送っているかはわからない。
でも、またピアノ聴けたらいいなあ。