ORIZZONTE

君が僕を信じてる。

ひみつあそび

2006年05月12日 | 春はあけぼの。(日記)
ゆっくりと、目を覚ます。


ホテルで一晩過ごすと、自己嫌悪に陥る。
嬉しそうな顔をみると、恋人を喜ばせたような気がした。

私が黙り込むと、静か。


あたしが本当のことばばかり言うと思う?
ときどき、無理矢理、無茶して、無理して。


あたしはあたしで、秘密の真実を持つ。

嘘から出た誠。

戸惑いながらもその手を握り返した。

         
あのときの約束が、今果たされようとしている。

             
君を、救いたい。
君を、守りたい。


やっぱり、このままじゃ無理。

だから、こうするの。


リトルマウスタイム

2006年05月11日 | 春はあけぼの。(日記)
そういえば、いつも決まってこのタイミングだ。

              
あるときは、夏祭り。
そして、何年か前は、車の中。

いつも、タバコの臭いがしていた。
コートはすぐにタバコくさくなった。


泣く場所を、さがしているといつもここにくる。
変なふうに泣く、あたし。


抱き締められてもあたしは ただ怯えるだけだった。
あの頃は、何も知らなかったから。
そばにいるくせに、甘えられない。


涙だけはとまらなかった。


あんたは、いつもそう。

正しいことを、静かに。あたしに告げる。
                  
不思議な安堵と苛立ちが、あたしを襲う。 
                
おまえは、おまえらしくいればいいって言って。


手繰りよせたいだけなのに。


タバコの煙と、細い体と、吐いた唾のあと。
それがあなたのすべて。


あたしのすべては、ここにはないよ。


なのに助けてほしいなんて、むしがよすぎる。


なりたいカタチ。

2006年05月10日 | 春はあけぼの。(日記)
あたしは、ビールをよく残してしまう。


最後まで、飲めない。                    


お弁当や掃除。

今日はあれやって、これやって。

毎日はしないけど、今日はやる。
明日はやんないかも。             


定期範囲内の地域より、定期範囲外でも近くの場所を好む。                   

あたしはあたしだけど、こっちへきて働きはじめてから、できたリズムがある。
変わらないルールもある。


なんだか、自分が違う生きものになったみたい。

必要なんだけど、どこかふわふわしてるような。
そんな気がする。


変わることは、エネルギーがいる。

新しいことは、わくわくするけど、動かなきゃ選ばなきゃ
実際にやらなきゃ、たいして意味もない。

継続は力になる。


ちょっとだけ感覚が麻痺していき、大変じゃない気がしてくる。


でもなんとか平気になるだけで、
足りなくても、完璧じゃなくてもすぎていく日々。


まだ違う。

       
あたしのリズム、変わってきたのか狂ってきたのか。            


求めるものは、やりすごす術のみ。

気持ちは、穏やかな方がいい。
わくわくできなくても、いい。


ただすすめれば、いい。


かざぐるま

2006年05月09日 | 春はあけぼの。(日記)
かざぐるまは、どうしてまわるんだろう。

子供のころは、それが不思議でしかたなかった。
規則的にまわるそれは、まるで魔法のようにみえた。


くるくるくる・・・


風がないと、まわれない。
まわらなくてもきれいだけど、本当はまわったほうがいい。
まわりたい。

風よふけ。

自分で息を吹きかけても、すぐに疲れてしまった。


風は、吹かないかもしれない。
でも、見ていてくれたらいいのにと思う。
何かを思って、みていてくれたらいいのにと思う。

風がふくことを、望むあたしを。


たとえあたしがそれに、気づかなくても。
完璧でなくても。


神様のボート

2006年05月07日 | 春はあけぼの。(日記)
って、小説を今読んでます。


江国香織。


ボートって、あまり乗ったことないけど。

どこかへ、向かうものでしょ?


会いたい人に会うまでは、このボートに揺られていく。

確か、そんなテーマだった気がする。


なるほどね。


連れてってほしいね。

いや、自分でもよくわからない場所へいくのかもね。


ゆらゆら、ゆらゆら。


どこかへ行きたい。


本当は、なにも持っていなかったのに。

手に入れてしまったから。


変わってしまった。


もともと、こんな世界だった。

なのに、どうして違うと思うんだろう。


ボートの旅は、ゆらめいて、ゆっくりと
どこかへ向かってく。



ジャズいぐねぇ?

2006年05月06日 | 春はあけぼの。(日記)
最近、ジャズを求める自分がいます。


あの独特の高揚感、かっこよさ・・・そして、艶っぽさ。
激しく燃え尽きるようなエネルギー。


ピアノとウッドベースを従えて、バーとかで歌うのが
実は夢だったりします。


かないそうで、かなわないところがミソです。


闇の現が、歌いたくてしかたないのだ!!


誰の曲かわかる人がいたら、うれしいなあ。
最近、この曲ばかりきいてます。


狂ってる。

迷いはない。


かっこいいね、うん。


ひとりしずか

2006年04月28日 | 春はあけぼの。(日記)
今朝は、携帯をうっかり家に忘れてきてしまった。


気づいた時には、もう引き返せない時間と距離。


あたしは、しかたなく会社へと向かう。

携帯ないと落ち着かないけど、なけりゃあないで、
意外といけると思った。


携帯を持ってると、誰かと繋がっていないと、不安になる。


携帯というどこでもドアを
持ってからというもの、なんともこらえ性のない自分になってしまったと
改めて思い返す。

当たり前になってしまった便利さは、無意識に自分も人も
縛るのだ。


慣れって、こわいね。



金曜日の戦士

2006年04月28日 | 春はあけぼの。(日記)
今日も戦った!!


っていうか、今日はついてなかったんだってばよ。

電話応対で、やたらと時間のかかる調べ物させられるし
お客さんが送ったFAX、名前違いのものずっと探させられたし。

そんなこんなで手間取ってるのに、
上司には、はやくこっちを手伝いなさいとか嫌味言われるしいー。


へろへろ。


人間相手の仕事は、やっぱ時にしんどい。

何事も、そうだけど。


電話より、直接話すほうがあたしには向いてるよ。
と、思った。


他の人が、ずいぶん要領よくこなしているように見えた。
簡単に、笑っているようにみえた。


あたしは、なんだか笑うことすら、時に億劫だ。

つまらない、あたし。


心を開くのは、やっぱり怖いよ。

余裕って、なんだろう。


本当に心から、笑いたい。


よくわからないけど、そう思った。


ココロ咲くとき。

2006年04月21日 | 春はあけぼの。(日記)
お仕事始まって、約一ヵ月半。

覚えることもいっぱいあって、やっぱり大変。
おんなじこときいて怒られちゃうことなんて、日常茶飯事。

でも、できることも増えてきた。
少しずつ、自信もついてきました。

仕事場には、年が近くてかっこいい人も多くて
素敵です。

女性も、皆キリリとしています。

あたしも、がんばらなくっちゃ。


今日は、ある上司が私にこんなことをいってきた。

あたしが処理した書類を突きつけて、
「どうしてこうなってるの?」
と一言。

正しく処理されているはずのそれを、びくびくしながら
説明すると上司はにっこりと笑った。

そう、それでいいんだよ。
じゃあ、もう今後は任せられるね。


上司はあたしを試したのだ。


でも、それは不思議と嫌なされ方ではなかった。


試されたが、認められた。


そんな思いに、ちょっぴりココロ救われました。


がんばらなきゃね。


うん。


金曜の乙女。

2006年04月21日 | 春はあけぼの。(日記)
仕事がはやく終わった金曜は、妙に開放的になる。


おなかも減っていないし、ぶらりと寄り道をしようかと試みる。
満喫へ足を伸ばす。

そんなこんなで、ブログ更新中だよ!!(笑)

仕事してると、平日はなんだかんだで一人が多い。


誰かを誘って飲みでもよかったけどね・・・。
いいんです、給料日前だし。
急に誘っても、無理だろうし。

明日は、夕方からデートだし。


話は変わりますが、
最近、小説サイトや実際の小説でよく本を読む。


その影響もあって、ひとつ作品を載せています。


禍夢(まがつゆめ)といいます。

突発的に書きましたが、結構気に入ってます。


ヘビーなりに、エロスも言いたいことも詰めれたんじゃないかなあと。
表現は、控えたけど。

一応ベース的なモデル的なものはありますが
あくまでパラレルワールドです。




一応フィクションですが、リアルでしょ。
知り合いの皆さん、ドン引きだろーな。


もと文学部としては、書くことに憧れが強いんで、
ついにやってやったという感じです。


お好きに解釈してください。


くすくす。


またふらりと、書くかもしれません。

お仕事モード。

2006年04月09日 | 春はあけぼの。(日記)
え~・・・、ブログの更新の調子が悪かったので
結構ブログをお休みしていました。

自分のパソコンのせいか、gooさんの不都合かは
よくわかりませんが。

たまにみていてくれていた皆さん、ごめんなさい。


なにはともかく、書かない間
ずいぶん環境が変わりました。

一番大きく変わったのは、転職をしたことです。
ただいま、研修中でございます。

それに伴い、引越しも致しました。
新居も近所も、けっこう気に入っております。

転職の際には、いろいろありましたが
ご協力していただいた方々、話を聞いてくれた友人たち、
そして両親には心から感謝しております。

この場を借りて、お礼を申し上げます。

詳しくは、省略させていただきますが。


もちろん辛さもともないましたが、心機一転
頑張っていきたいと思っています。


いろいろあって、4月まではスーツが不要だったんですが
さすがに数が足りなく
昨日買いに行ってきました。

が、ちょうど入学式などに向けて在庫や種類が
尽きてしまっているところらしくあまりいいものがなかった・・・。

シャツが特に、いいのがなかった・・・。


とりあえず一着買って、また来月あたり買い足そうかなと。


髪も切って、新4月お仕事モードに
磨きをかけていきたい今日この頃です。


東京タワー

2006年04月08日 | 春はあけぼの。(日記)
春眠、鼾を響かす。


今、満喫なんですけど寝ている人がいるらしく
その鼾が超うるさいんです・・・。

静かに寝てよ


お目当ての漫画も、全巻誰かが読んでるし・・・。


ついてない。


最近は、図書館も使って本を読むようにしている。


東京タワー借りたかったんだけどね・・・これまた借りられてました。
金曜やってたから、原作読みたかったのに~。


江国さんの世界観は嫌いじゃないけど、ちょっと浮き世離れしてるって言うか。
セレブな世界ばかり書いていて、そこだけはチョイ苦手。

岡田君、バイトしろよって感じだし。


でも、ジャニーズの裸体や濡れ場って
僕初めてみました。


どきどき・・・。


あたいも、素敵な年上女性になりたいで~す。


桜法師

2006年04月02日 | 春はあけぼの。(日記)
願はくは花のしたにて春死なん そのきさらぎの望月の頃


こう詠んだのは、西行法師。


有名な一句である。


「願わくば、春、桜の木の下で死にたい。釈迦が死んだ、二月の頃に。」


確か・・・こんな意味です。
旧暦の関係上、春の月にズレはありますが。


彼は実際、その望み通りに死を迎えます。


桜の下で、死を迎える。


不謹慎かもしれないけど、ロマンチックというか。
憧れる死に方かもしれません。


桜の下で死ねば、もしかしたらその花に生まれ変われるかもしれない。
そんなことも、考えた。

そして、思うとおりに生涯を終えた彼。


その意志の強さと運のよさに、ただただ圧倒されるばかりです。


民家の近くにある満開の桜を眺めながら、そんなことを考えていた。




マイウェイ

2005年05月15日 | 春はあけぼの。(日記)
最近、なんとなく心がけていること。


「昨日と違うことをしよう」


毎日することもあるけど、いつも同じことばかりしてたらボケるし飽きる。


まあ、あくまでなんとなくなんですけど。


しかも、ちょっとしたことなんですけど。


昨日と違う道を通ったり。


昨日はお弁当作らなかったけど、今日はつくってみたり。


今日は、ゆっくり湯船につかってみたり。


うまくいえないけど、昨日できなかったことをそのままにせず今日やったり・・・
といったように、前向きに動けたりもするんでいいかなあと。


こんな思考も、よござんしょ?