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「誰も知らない」を見て、思ったこと。
人間が持つ様々な感情が、あちこちに散りばめられていた。
歪んだ世界に閉じこめられた、父親の違う子供たち。
泣きもしないで、帰ってこない母親を待つ。
子供たちにとっては、部屋と家族だけがすべてで。
何かおかしいと思っても、何の力もない。
どこへも行けない。
声も、届かない。
絆なんて、ひどく脆くて。
形もなくて。
気を抜いたら、簡単に途絶えてしまう。
でも、どこかで期待してる。
どうか、そばにいて欲しい。
柳楽くんの、優しいお兄ちゃんっぷりが印象的だった。
強い絆も、確かにあるのに。
どうしてこんなに、寂しいんだろう。
リアルな無常。
それでも、ここに居る。
確かに、ここに在る、感情と体。
上映直後、あんなに静まりかえっていたのは初めて。
席を立つ人も少なくて、物音はほとんどなかった。
すすり泣きや、雑談はなく、
その世界から現実に戻るのに、ずいぶんと時間を要した。
なんともいえない、気持ちになった。
人間が持つ様々な感情が、あちこちに散りばめられていた。
歪んだ世界に閉じこめられた、父親の違う子供たち。
泣きもしないで、帰ってこない母親を待つ。
子供たちにとっては、部屋と家族だけがすべてで。
何かおかしいと思っても、何の力もない。
どこへも行けない。
声も、届かない。
絆なんて、ひどく脆くて。
形もなくて。
気を抜いたら、簡単に途絶えてしまう。
でも、どこかで期待してる。
どうか、そばにいて欲しい。
柳楽くんの、優しいお兄ちゃんっぷりが印象的だった。
強い絆も、確かにあるのに。
どうしてこんなに、寂しいんだろう。
リアルな無常。
それでも、ここに居る。
確かに、ここに在る、感情と体。
上映直後、あんなに静まりかえっていたのは初めて。
席を立つ人も少なくて、物音はほとんどなかった。
すすり泣きや、雑談はなく、
その世界から現実に戻るのに、ずいぶんと時間を要した。
なんともいえない、気持ちになった。
昨日見終わった後から、このフレーズがずっと離れません。
ドキュメンタリーのようにリアルなのに、でもなぜか夢の世界のようで頭の中がふわふわしました。
いたずらに何が良いとかいけないとか、この作品は定義してないって思った。でも一つだけ強く感じたことがあった。
それは「家族への愛、想い」というものの大きさ。 それが、何の確証も、拠り所もない子供たちを支えていた唯一のもの。
そう思ってまたあのフレーズが流れた時、私は始めて涙した。