ORIZZONTE

君が僕を信じてる。

一人で立ち向かう現実。

2005年03月30日 | 春はあけぼの。(日記)
第2の審査は、社訓の暗記。


第3の審査は 決意表明だった。


一見簡単にきこえるが、気持ちがこもってなかったり あまりにも間違えると
容赦なく失格をくらった。


一次審査とは違い、今度は自分一人だけだ。


私は自分だけで辛さを抱え、その弱さを見せまいと 必死だった。


だが、そうすればそうするほど 混乱した。


でも、みんなが練習につきあってくれて、本音をいって支えてくれるうちに
度胸がついてきた。


きれいにまとめようとせず、自分を何度でもぶつけるパワーがなんとか引き出されてきた。


あぁ、うまく書けないけれど。


確かに私は、何かの殻を破れたような気がした


自分の殻をやぶって、初めてまわりを頼りにした気がした。


できないことが、伝わらないことが悔しくて泣いたりもした。

こんな些細なことで、いやこんな些細なことだからこそ悔しかった。


そんな中、いろんな自分が見えた。

プライドが高い自分、泣き虫な自分、まじめな自分…。


いつも素直になんてなれないけど、今の私を精一杯ぶつけよう。
私はそう思った。


迷いやためらいを捨てたとき、私は合格にたどりついた。


一つの壁を乗り越えたような、やりきったような、妙にすっきりとした気分だった。


あぁ、自分をぶつけてなかったからなんだなあと素直に思えた


頑張ってよかった。


最果てなどないと知れ。

2005年03月29日 | 春はあけぼの。(日記)
京都での研修は、チーム単位のものと個人単位のものがあった。


どれも審査員(上司)の前で発表して、合格をもらうまで終わらないというシステムだった。


また、それぞれに制限時間があり、時間厳守というわけなんだが、
この期限もまた、急なんだよね。


まずは、社歌の暗記&発表。
これは、班単位で行われた。


歌詞を覚えることはもちろんだが、三回しか原曲をきかせてもらえず、
音取りは困難を極めた。


与えられたチャンスをいかせということらしいが、
なにも言われず3回で打ち切られたため、集中してきけなかった。


班のみんなの記憶をたどり、なんとか歌は形になった。


暗記はもちろんだが、一体感があること、一人一人が限界以上まで歌うことが 求められた。

恥も遠慮も捨て、大声で何度も歌い、班の仲間には本音で注意をして(されて)いった。


審査には何度も落ち、なにがいけないのかわからないまま 時間はすぎていった。


そして、風邪気味だった私は 歌のせいで フラフラになってしまっていた。

咳のせいで声はうまくでないし、体も消耗が激しかった。

一応歌は得意な分野なのに、本調子で歌えない私は焦った。


しかし、あまりにもきつい。

しかたなく、一時輪を抜けて仮眠をとった私。


それでも3・40分で目を覚まし、会場に再度むかった。


私は、足手まといな自分を考えると 気まずくてしかたなかった。
でも、あたしだけ何もしないのは嫌だった。


私はこんな体調だから、声はみんなの半分ほどしかでない。
でも、あきらめたくない。

私はおずおずとドアをあけ、会場内でみんなをさがした。


すると、先ほどのぎこちなさはまったくなくなり、肩を組み合って練習しているみんながいた。


私はびっくりしながらも、声をかけて自分の思いを話した。


すると、みんなは口々にこう言った。


「ちぃの分も、うちらがだすよ。」

「みんなで合格しなきゃ嫌だし、待ってたよ。」

「無理しすぎんな。」

「うちらを信じて。」


マンガのような青春劇だが、確実に私たちの距離はちぢまった。

私は、うなずいた。


確かに声はでないが 前より気合いが入った。


その後も何度か審査に落ちたが、あきらめずにトライし、私たちはついに合格した。

不合格の時とは、違った感覚があった。


ほっとしたが、これはまだ始まりにすぎなかった。


でも、私たちは確かに何かをひとつ手に入れた。


次のテーマは、全チームが合格した後、発表された。


下界を離れて、秘密の特訓。

2005年03月28日 | 春はあけぼの。(日記)
…とでも言うんだろうか?


京都某所にて、会社の研修がはじまった。


初めての新幹線に揺られ、バスでさらに移動した後は ゴルフ上の近くにあるホテルに到着した。


わりと山奥で、合宿みたいな気分になった。


っていうか…研修は、私の想像を絶するものだった。


ここまで厳しいなんて、誰が思っただろうか。


いや、思わない…。


詳しくは、次回に書こうと思う。


チャンネルはそのままで。


勿忘草をあなたに。

2005年03月27日 | 春はあけぼの。(日記)
昔好きだった男関連のアイテムを、思い切って手放そうかなと思って。



今はもう、好きじゃないし…。



写真とか、ちょっと…はずかしいアイテムとかもあるけど。



こういうの、なんとなく捨てずにとっておいてしまうけど…。



CDとかは、ブック○フにだそうかなあ。



○クトさん、ごめんね(笑)



ファンの方、すんません。


溺れる魚

2005年03月26日 | 春はあけぼの。(日記)
私の4年間を一言で言うなら、こうだと思う。


泳げるのに、溺れてしまう。
不器用で、苦しくて、もがいている。


でも、好きな海もあって。


時には、泳ぐことも出来た。
帰ることの出来る、温かい場所だってあった。


そんな、魚。



なんて抽象的でくさい表現ははさておき、卒業だ。


早起きして袴に身を包み、いざ出陣。


武道館で写真を撮り、卒業証書もゲット。

実は風邪気味で、辛かったが頑張った。


ゼミ飲みがあると思ったがなかったので、クラスの友達に誘われるままにカラオケ。
久宝瑠璃子の「男」や、浜崎を歌う意外な一面を発揮。


そして、サークル飲み。

平和に過ごしたかったんだけど、携帯を勝手に見られたりでマジへコミ。
私は、本当に嫌で許せなかった。

私のようなお堅い人間は、このサークルにあわないんだろうかと、心底嫌になった。
最後の最後に、嫌な思いをした。


その他にも、いろいろあって。
ちょっとしたことで私は、その都度ぐちゃぐちゃになってしまった。

微笑んでも、妙なことになり。

見抜かれているようでいて、当の本人とは何も出来やしないこの悔しさ。


そんな時、自分が落ち着くまで待っていてくれる人を
本当にありがたいと思った。


自分も含め、人間は、最後まで変わらないものだと思った。
変わったといわれることもあるけど、自分の自信につながるものはない。


付け焼刃でも、何度もたたけば本物になるだろうか。
変わったフリ、大丈夫なフリは、いつかきっと本物に変わるのだろうか。


何かを変えるときには、覚悟とエネルギーが必要だけど今度こそ変わりたい。


間違いは、繰り返さないようにして
これからを、頑張って生きたいと思う。


ああ、強くなりたい


華麗なる転身

2005年03月25日 | 春はあけぼの。(日記)
春は、決断の時。


特に卒業を迎える学年は、環境が一変する。


私の知人なども、なかなか特殊な進路だったりする。


授業が落ち着き次第(卒業が決まり次第)、学生結婚とか。

実家の料亭を継ぎ、自分の名義で借金して、
新店舗建設中&彼氏と婚約(見習い板さんとして修行予定)なんて人もいる。

また、某大手企業の総合職に内定をもらいつつも
それを3月(っていうかついこのあいだ)に蹴り、教師の道を選んだ子もいる。

もちろん、留年のやつもいる…。


みんな、それぞれ生きていくんだなあ。


もう、学生生活終わりだなんて、不思議だ


改造中。

2005年03月24日 | 春はあけぼの。(日記)
今、部屋を掃除してます。


大学のシラバスとか、就活関係の雑誌を思い切って しばりあげていく。


就活用の写真も数枚でてきて、変遷がうかがえる。


なぜか、奥田民生の初期ポスターがでてきたりして謎。


とにかく、いろいろでてくる。


服やら本を処理しようと、必死にまとめあげる。


そんなわけで、まだ続けてます。


今週中には片付けたいなあ。


雨がしとしと水曜日♪

2005年03月23日 | 春はあけぼの。(日記)
今日は、バイト代をもらいにいくつもりだったのに 報告書を忘れてしまい、
しかたなく新宿をぶらついて帰ることに。


そんなこんなで、コートを購入。

雨は一日中降り続いたが、男っぽい大きめの傘をさしていたため あまり濡れなかった。


無印でラベンダーの入浴剤を買い、今日はお風呂を楽しんだ。


その夜はその香りに癒やされて、眠りについた。


はやく晴れないかなあ。


リセット

2005年03月22日 | 春はあけぼの。(日記)
ある本に、こんなことが書いてあった。


うろ覚えだが、たしかこんな感じ。

「携帯のメモリーなど、何かをなくした時は
神様がリセットのきっかけを与えてくれているのかもしれない。」


…なるほど。ものは考えようだな。
私は感心した。

その本をみせてくれた友人も、その言葉にうなずいていた。

まあ、実際なったらそれどころじゃない気もするけど。


心機一転、何かを捨てる勇気や機会、タイミングって実は大切だ。
四月に向けて、いろいろと精算しなきゃね。


リセットは、潔くしたいものだ。


私も、何か一つでもいいから動こうかな。


小さな天使

2005年03月21日 | 春はあけぼの。(日記)
小さな天使が、僕のもとに舞い降りた。


バイトの帰り道、疲れきった私は乗車時間が長いこともあって 携帯をいじっていた。

すると、私(と携帯)をまじまじとみる人が。

その視線の先をみると、これまたぷりちーな赤子がおったそうな。(日本昔話調)


ピンクの服をきた、おなごじゃった。

彼女は遠慮なく、私を見つめてきた。

自分で言うのもなんですが、やたらと見知らぬ子供にモテるんです。


あたしってば罪な女…と、数秒調子こきながらも 赤ちゃんの相手をしはじめた私。

彼女は親の携帯をいじくっている最中で、あ~おんなじ~という感じで私に目をつけたようだ。


状況を把握した私は、携帯を耳に当て
「もしもし~?」
と電話のまねをして、彼女の相手をはじめた。


すると彼女は、
携帯を何度か開閉し、通話口を上にして(つまり逆)

にこぉ~と笑った。


その愛くるしさと言ったらもう…仕事の疲れもふっとぶラブリーさだった。


反対だぞ~と、とりあえずつっこみを入れると、
今度は携帯の裏側に耳を押し当てる彼女。

これまた違うんだけど、とっても嬉しそうだった。

かわいかった。


私の方が、先に下車をした。


その後の帰り道は、妙に気持ちが軽かった。


薄紅天女

2005年03月20日 | 春はあけぼの。(日記)
薄紅色の衣を広げたような、夕焼け。


まだ明るい水色の空に、溶けるように重なっているその紅。


連休中、バイト帰りにいつもこんなきれいな夕焼けをみた。


夕焼けは、タイミング命。


意外とその時間に、みれないんだよね。


たまには携帯から目をはなし、車窓から外をながめてみるのも悪くない。


春らしいきれいな青空とか、


夕日とか、


意外ときれいでほんのり幸せ。


あぁ…連休バイトだった分、明日は春眠をむさぼろう。


疲れたよ…なにもかも。


双子7組が、同時に卒業!?

2005年03月19日 | 春はあけぼの。(日記)
双子7組別れの春 南箕輪中卒業、個性はっきり 


双子7組が同時に卒業!?


しかも私の母校の中学で?
母校事件簿ですわ。

あんな田舎の、4・5クラスしかいない 小規模な学校のどこに そんな底力(?)が…。


ヤフーの記事で、もろ母校の…つまりは後輩の記事を見つけた時は、びっくりした~。
まさか、ヤフーでとりあげられるとわ。

テレビでもやってたらしい。


一学年だいたい120人(私の時のデータをもとにしてます)だから、すごい確率だ。


きっと、双子同士は同じクラスにはならないんだろうけど…。


いやでも目立つよね~。


夜明けまで1 マイル

2005年03月18日 | 春はあけぼの。(日記)
夜明け前の闇が一番深いと、誰かが言っていた。


カーテンで外界と遮断された夜行バスは、車内も消灯していた。


時間帯のせいか、道は空いていて運行は順調だった。
予定時間よりはやく、新宿に着けた。


朝独特のかすかな青い光が、新宿をちょっと違った感じに見せていた。
人もいないし、よけいにそう感じる。


数時間寝入りながらも、バスはやはり寝心地が悪く
私は買ってきた文庫本を明かりをつけて読んでいた。


ちょうど帰りの京王線あたりで、その本を読み終えた。
本を読んでいたせいか、いつのまにか新宿という感じだった。


あぁ、今日が始まる


本のタイトルを、そのまま記事のタイトルにしました


哲学の道

2005年03月17日 | 過去の日記
ここで君は、何を想う?


この道は、なんでも哲学者がもの思いにふけりながら歩いたことから、
「哲学の道」と呼ばれるようになったんだとか。


2キロ弱の川沿いの小道を、夕方、雨の中歩いた。


今日は、あいにくの雨。

目当ての銀閣寺を17時閉館で 見逃すハメとなった私は、ちょっとへこんでいた。


せめて哲学の道を歩きたいと思い、相方と歩き始めた。


晴れてたら気持ち良さそうな小道は、古めかしい家や店に挟まれていた。


奥に行くほど、時間がたつほどその道は薄気味悪くなっていった。
雨だと、よけいに怖かった。

ただでさえ人気がないのに、雨で音や気配が消される。


沈丁花だろうか?
雨の中匂いたつ花の香りが、春を感じさせた。


寒くなく、あたたかい春の雨だったのも せめてもの救いだ。


三寒四温を経て、季節は確実に春へと向かっている。


私は、夜行バスで帰路についた。


さよなら、京都。


こんにちは、春の東京。