ORIZZONTE

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君の街まで

2004年10月25日 | 記憶のカケラ。(回想)
今日は、夢を見た。


あたしは、ホントよく夢を見る。
つまり、眠りが浅い。

イコール長時間の睡眠を必要とする傾向がある。

半分言い訳、半分本当。

だって、夢を見ないときって6時間位の睡眠ですっきり目覚めるもん。
そんな睡眠は、10回に1度くらいの確率だけど。

そして、何故か嫌いな夢が多い。

まあ、それはさておき。


今日見た夢は、記憶の海を泳ぐような夢だった。

途切れ途切れの記憶。

好きな人も、嫌いな人もでてきて。
時には大して仲良くもない人が、なれなれしくしてきたり
見知らぬ人が、笑いかけてきたりもした。

ぐるぐる、めぐる。

何故か、嫌いな人にばかり焦点があって
好きな人たちの声があまりきこえなかった。

何か言ってほしい。
あんたなんかじゃなくて、あの人を見ていたい。

そんなことを、考えていた気がする。

なんか、意にそぐわない宴会会場にいるみたいな感じがした。


気が付くと、あたしは小学校の校庭にいた。
隣には、男の子が一人。

小中高と一緒だった、一つ年下の男の子。
猫みたいにくりっとした、小さい黒目が印象的な、男の子。
彼は、何も言わずに隣に座っていた。

あたしは、なんだかほっとしていた。

何か気にして、何か言わなきゃいけない人間関係から
抜け出してきたような気がした。

天気のよい、晴れ渡った空。


夢の、不思議な存在感。
どこへでも飛んでいけるけど、制御できない浮遊感。

しがらみのない場所まで、もどってきたのかな。
なんとなく、そう思った。

そんな場所、今じゃどこにもないもん。
気にしちゃうこととか、考えなきゃいけないこと。

絶対、何かがある。


目覚めたときは、なぜかすっきりしていた。



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