ORIZZONTE

君が僕を信じてる。

記憶の海

2005年01月03日 | 記憶のカケラ。(回想)
行きはバスだったけど、帰りは電車で帰ることに。


スーパーあ○さとかを使わずに、鈍行を乗り継いでいくことにした。
途中、一時間待ちの場所があって、いったん駅の外へでた。

予備校(浪人)時代に、よく降りた駅。

遠くの予備校に通っていたため、最初あたしはそこにうまくなじめなかった。
そんな時、社会人のあいつをなにかと呼び出しては、話をきいてもらっていた気がする。

今思えば、なんてわがまま。
でも、奴は快く迎えにきてくれた。
休みや合間をぬって、都合がつく限り来てくれた。

やっぱ、無理させてたんだろうな。
ごめんなさい。
でも、ありがとう。

奴の車とか、晴れた空をぼんやり覚えてる。

そんなことを、思い出していたけど。
もうこれ以上、思い出せない。


よく立ち寄ったデパートは、つぶれて公共スペースになっていた。

土産屋や休憩コーナーがならび、二階への道は封鎖されていた。


当たり前だけど、やっぱ少しずつ変わっていくなあと思った。

電車に揺られるうちに、甲府を通りました。
富士山の頭が、ちょこっとみえました。

前に座ったおっさんがじろじろ見てきてきもかったし、
隣に座った男の香水と奴が持っている漬け物のにおいが混じってきつかった(泣)


山の近くは、すぐ暗くなって少し怖かった



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