サンチョパンサの食卓
1990年代中頃までは、街中華、食堂や定食屋、小料理屋、料亭……修行の程度によって、また店主の気風によって棲み分けしてた時代……。最も素人に近い領域にはお好み屋、喫茶店、喫茶...
サンチョパンサの食卓(2)
ここ一年、やたらと若いカップルがやって来てはハンバーグ&パンorライスのみをオーダーする現象がとても目立つ様になった。何故...
サンチョパンサの食卓(3)
宗教に偏見など全くない事をお断りした上で述べたいと思う。宗教に傾注し敬虔な信者となる人には二通りタイプがある。一つは……『人生の何故...
サンチョパンサの食卓 (4)
「一芸に秀でる者は多芸に通ず」という諺があります。 何か一つの道に秀でる者は他の道でも秀でるようになる、という意味。 ひとつの分野で突き抜けるまで修行を積むと、極めるためのコツのよ...
サンチョパンサの食卓 (5)
多数派の犯す『愚』について嫌になるくらい書いて来た。シングルマザーやヤングケアラーなど、救済の為の時間には一刻の猶予もない問題。何故なら...
サンチョパンサの食卓 (6)
食卓?という表題でタラタラと一体何を書いているんだろう?と思いつつ、よく考えて見れば食欲と性欲の表現にこそ、その人の動物的欲求か...
サンチョパンサの食卓 (7)
お婆ちゃんのお煮しめは文句なく美味しい。母親が教わった通りのレシピ、手順で作っても味が歴然と違うのは何故か...
サンチョパンサの食卓 (8)
先般、SNSの記事で心理学者のハンナアーレントと実存主義の作家カフカが著述の中で予見していた現在のカオスについての記事を読んだ。『公』と『私』の間の揺らぐボーダーラインについて書か...
サンチョパンサの食卓 (9)
人間は得てして……人の演る事に嘴を挟みたくなるものである。んじゃアンタ演ってみなよ?と言えばイヤイヤ私...
サンチョパンサの食卓 (10)
人の数だけ正義がある。なぁ~んて何時だったか書いた。同様に『美味い』も人の数だけ存在する。ま、美味いの評価は人によって千差万別の違いがある。それはとても健全なことなのである。しかし...