瓦屋がいないっ？！ まぁ今の必殺の仕様からハミ出し気味だったのとキャリア的にもそろそろ卒業すべき、ということかな？ 代わりのメンバーもいないから必殺メンバー同士のドラマパートのやり取りはあっさり目で、アクションパートは人手がやや足りない為に纏めてターゲットを仕止める形になっていた。悪人一味が二段構えになっているのはしばしばある構造だが、ニチアサ率の高いある程度はクローズアップされる配下達の人数が多く、ちょっとわちゃわちゃしている感じもあった。もう誰が誰やら。なんだかんだで始末はされていたけど。犯行は例によって非情っ。事件自体はコミカルと言っていい程デフォルメされているが、悪人一味の所業は通常の刑事ドラマの犯人よりもう一段極悪。黒幕以外は猟奇ないし狂気系ではないが。そして誰も彼もセキュリティ意識は薄く、ホイホイ仕事人達に殺されていた。うーむ、子供哀れだったなぁ。
