おっ？
JETS、妖艶系のパフォーマンスでも勝つとはっ。勝つことよりどうやって勝つか、という所でやっている。こりゃ叶わんわ。またJETSがわかば達より先にやっちゃうからね。部活物だと相手チームが完璧な場合でも、取り敢えず相手チームのリーダーと主人公はプライベート何かでは関わって掘り下げがあったりすることが多いが、あくまで宝塚とヅカファンくらいの距離だったから作中のJETSは最後まで完璧超人だったぜ。一方のわかば達のパフォーマンスはカメラが寄りはするが全体を撮ることに重きを置いていた印象。あまり誤魔化さない撮り方。ほんの数分だからあっという間だった。本物と比べればしんどいところだが、よくここまで仕上げたもんだ。後半展開が荒れてしまってちょっと残念だったりもしたが長いレッスンの結果、即席の学園ドラマにはない濃い連帯感とパフォーマンスに対する気迫が強く感じられた。チームでこれだけやり遂げた経験値を生かしてそれぞれの活躍を期待したい。土屋太鳳も溢れるポジティブパワーを空転せずに上手く生かせる役にまたその内出会えるんじゃないかな？ それにしてもコーチのわかばの姉役は黙って見てるばかりのシーンで、ほぼ正面から何度もガッと寄りで撮られ過ぎて少々グッタリしてる感じだったな。太郎も大概抜かれていたが、あれはキツい。接写ハラスメントっ！ よっぽど撮りたかったかんだろね。
