あんな所で矢を射ってはいかん。書道パフォに対応した書道部ならどこの学校でもあれくらいできる。ペップトークに惑わされてはダメだ。盛られてるよっ！ 現実ではああいう学校は今後も学力は大して伸びない。モデルベースだとこのやり方では標準の学力に満たないある段階でやはり打ち止めになり、たまたま適応できた特進のわずか数名の生徒の英才教育と部活強化、あとは楽しげな校風をキープしてヤンキー校化を回避し続けるしかなくなる。地域の底偏差値校の中では高めの学力で明るい校風で何よりヤンキー校でなければ、中学で一定数の学力落伍者が量産される今の体制が続く限り常にそれなりの生徒は確保できるようになる。ニッチだ。だがこのスタイルに特定の層に需要があると他の底辺校に見切られて模倣されたり、違う方法で明らかに対抗されたりするとニッチバブルを保ち難くなる。周辺底辺校が何も対策せず入学希望者を取られ続けるワケがない。そうなるとやがては普通科主体は諦めざるを得ない。その後、最初は楽しそうなアートやエンタメ系の科をやたらと作るがまともな進学も就職もままならないことがバレ始めて、最後は堅実的な職種の地味な職業訓練系の科に特化した高校に落ち着くもんさ。見せ玉用の楽しいアホバカ科はいくらか残すだろうけど。そこまで倒産しなければの話だが。形態や経緯（美談の有無）の差異はあれど、こういう微妙に人気のある底辺高校は各地にゴロゴロある。本気のバカなヤンキーを入試で切れる人気を獲得することに成功した学校だ。当然切られたヤンキーの受け皿になる高校もあるし、その高校がヤンキーを切れば別の高校が受け皿になる。同じことだ。だから公立の中学で落伍するバカの学力を上げなきゃならないんだが、別にバカなままでも卒業できるからバカはバカなまま卒業し続けるんだよ、もうっバカっ！
