ジョセフの念写を手掛かりにDIOの館を探す承太郎達だったが上手くゆかず、炎天下に続く聞き込みにポルナレフが「昨日から風呂に入ってない」ボヤいて座り込んでいると一人の乞食が無言で絡んできた。「ああ?」避けるポルナレフ、これを無言で追う乞食。さらに避けるポルナレフ、やはり無言で追う乞食。避けまくるポルナレフ、無言で追いまくる乞食。「何だってんだよぉおおッ?!」「ニブイ野郎だな! 退けという合図だよぉッ!!」
この騒動にアブドゥルが割って入った。この街では乞食の組合が有り、男はそこから給料を貰い職業として乞食していた。場所も決まっているらしい。男が最初無言だったのは乞食としての『設定』の為であった。「占い師のアブドゥルじゃねーか? 何者かに命を狙われて、日本に行っちまったと聞いていたが」男はうっすらアブドゥルを知っているらしい。「その地獄耳見込んで、君を探していた。礼は十分にする」アブドゥルはDIOの館の写真を渡した。「ふんッ」男は乞食の扮装を解き、スーツにソフト帽姿になると「3時間で探せるぜ」とゴージャスな車に乗り込み走り去って行った!
一方、一人でブラついていたイギーは『偶然』DIOの館の前を通り掛かったいた! 館の奇妙な気配に立ち止まるイギー。上階の部屋の窓が一つ開いていて、カーテンが風に揺れている。と、放し飼い? の大型犬二匹が路上でイギーに向かってきた。「グルル」「ガウウ」静に二匹を見据えるイギー、その尋常ならざるオーラ! 「キャウン」二匹の大型犬は圧倒され、引き下がっていった。
2に続く
この騒動にアブドゥルが割って入った。この街では乞食の組合が有り、男はそこから給料を貰い職業として乞食していた。場所も決まっているらしい。男が最初無言だったのは乞食としての『設定』の為であった。「占い師のアブドゥルじゃねーか? 何者かに命を狙われて、日本に行っちまったと聞いていたが」男はうっすらアブドゥルを知っているらしい。「その地獄耳見込んで、君を探していた。礼は十分にする」アブドゥルはDIOの館の写真を渡した。「ふんッ」男は乞食の扮装を解き、スーツにソフト帽姿になると「3時間で探せるぜ」とゴージャスな車に乗り込み走り去って行った!
一方、一人でブラついていたイギーは『偶然』DIOの館の前を通り掛かったいた! 館の奇妙な気配に立ち止まるイギー。上階の部屋の窓が一つ開いていて、カーテンが風に揺れている。と、放し飼い? の大型犬二匹が路上でイギーに向かってきた。「グルル」「ガウウ」静に二匹を見据えるイギー、その尋常ならざるオーラ! 「キャウン」二匹の大型犬は圧倒され、引き下がっていった。
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