乳がん多発骨転移・多発肝転移ステージ4です!のぴりぃのボチボチ日記

S43年生。H24年右乳房温存手術、翌年多発骨転移、H28年多発肝転移。治療のことや日常をつづります。前を向いて。

ワガママな私の都知事への注文

2014-02-10 17:54:35 | 日記
新しい都知事が決まったようですね。

新しい都知事には、ぜひ、都民の“がん対策”について頑張っていただきたい!

がん対策というと行政では「がん検診の受診率をどうやって上げるか」ばかり。

がん検診の受診率を上げて、がんの死亡率をさげよう!みたいにしか話題になっていない現状。

がん検診で早期のがんが見つかっても、その後の治療やケア体制がしっかりしていなければ、がんで亡くなる人は減りません。

効果的な治療を苦しみ少なく、がんの診断をされた誰もが受けられるように、「がん拠点病院」をはじめ地域の病院に、確かな医療を提供できる人材と医療機器を配置することも必要なことだと思います。

また、若年層や働き盛り世代の がん患者をしっかりサポートしてくれる政策を執ってもらえたら。

がん患者本人だけでなく、その家族も救われるような医療体制ができたなら。

そんな風に思うのは、私自身ががん患者だからの甘い考え…ワガママですね、きっと。

東京を「世界一の街にする!」と演説していた新しい都知事には、ぜひ、福祉や災害対策だけでなく、医療についても東京都を「世界一」にしていただきたい。

ワガママな私からの都知事への注文です。

都庁の『都民の声』にメールしてみようかな(笑)。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

都知事選挙、投票してきました!

2014-02-09 16:12:12 | 日記
大雪の翌日は、晴れ。

東京都知事選挙の投票に行ってきました。

私の今日の体調は、まぁまぁ。

夫とチビと私の3人で歩いて投票所へ。

投票所は近くの小学校。

学校への歩道は、普段は小学生の通学路でもあるからか、近所の方々が雪かきをしてくださっていました。

私も お手伝いしたい気持ちになりましたが、骨折しやすい今は無理。
すみません。。。

雪かきしていただいていることに感謝しながら、投票所へ向かいました。

途中の道、雪でベチョベチョの日陰の部分では、夫が「のぴりぃ、気をつけて!」と言ってくれました。

が、私にしてみれば、いつものスニーカーで大雪翌日の道を歩く夫の方が よほど危なっかしくて心配(笑)

長靴をはいている私とチビは、積もった雪の上をザクザクと歩きました。

チビは大喜び!

立ち止まったチビは、まだ汚れていない雪を両手で掬って丸めて投げて、まぶしい笑顔。

ニコニコのチビの手を引いて投票所に着いて、現在までの投票率を見ると…ひ、低い!
まぁ、道が歩きづらく転倒の危険性の高い今日の状況では、投票率が前回を大きくしたまわっても仕方ないかと。

夫と私とで投票し終わると、選挙管理委員会の立ち会いの方が、紙風船をチビに手渡してくださいました。
「ありがとう!」って、頑張って上手に言えたチビ。

帰り道も転ばないように気をつけて、無事に帰宅。

滑って転んだら…と、緊張感いっぱいだったせいか、とても疲れました。
やれやれ。

なんとか、投票に行けたので、一票を無駄にせずに済んで良かった~。

都知事選挙、結果は どうなるんでしょう?!
私としては是非とも保健・医療・福祉にチカラを注いでくれる、嘘つきじゃない人に都知事になっていただきたいです。

読んでいただき、ありがとうございます。

楽しい政見放送( 笑)

2014-02-08 15:34:22 | 日記
今日から明日の朝まで、雪が降り続く予報の東京。
13年ぶりの大雪警報が出て、心配なのは明日の都知事選挙。

今回は期日前投票をしておかなかったので、私も夫も、明日の投票に行かなければなりません。

明日、天候が心配です。
滑って転んだら腰椎と肋骨を骨折してしまうので、安全第一で投票に出かけなきゃ。

選挙と言えば、我が家は政見放送を家族で見て楽しんでいます。
今回の都知事選挙も、早朝や深夜の放送を録画して、家族みんなで見て、あーでもない こーでもないと意見しあったり、時には大笑いしたりしました。

都知事選挙。
明日の天気と道路の様子は、どうなるか?

天候も心配ですが、私自身の体調も心配。

足や腰の痛みがヒドいと、投票所まで歩いて行けないかも。

雪が積もって道が凍っていたら、子ども用のソリに乗った私を夫が引っ張っていってくれたり…なんてことは、無い無い(笑)。

貴重な一票が無駄にならないように、無理のない範囲で頑張って、投票所に行けるようにしたいです。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。


去年は大雪で…

2014-02-07 23:16:17 | 日記
東京は16年ぶりの大雪の予報。

大雪と言えば、一番新しく印象的な思い出は、去年の1月14日。
沖縄・宮古島から帰れなかったこと。

ワイドーマラソン大会(私は短い10キロコースでしたが)を走り、翌日東京に帰る予定だったのに、羽田空港が大雪のため閉鎖になり、飛行機が欠航!

家族全員、連休明けからの仕事も学校も行けず(泣)

沖縄には何十回も行っていますが、飛行機の欠航に当たったのは初めてで、あたふた大慌てで大変でした(笑)。

今年のワイドーマラソンは、痛みもさることながら、放射線治療後のドクターストップで走れませんでした。

今の体調不良ぐあいからは考えられない感じでは ありますが、来年のワイドーマラソン大会に出場できたら嬉しいなぁ。
次はハーフを走りたい…なんて、無謀過ぎる?!

大雪かぁ…。
都会に住む身としては、大雪の予報はハズレて欲しい!
骨転移の身としては、転びたくない!
凍るのが、むっちゃ怖い!

大雪で喜ぶのは、我が家はチビだけかな。

明日の朝、窓から見渡せる限り真っ白な雪の景色に、興奮して「ゆき!ゆきだよ~!」とキラキラした瞳で はしゃぐチビの姿が、今から想像できて、なんだか それは嬉しい気分。

そんな風に考えたら、ちょっと明日の雪が楽しみに思えてきました。

今年の大雪の思い出に、チビの笑顔と、それを囲む家族みんなの笑顔を、明日は心に刻もうかな。

読んでいただき、ありがとうございます。

親の心子知らず

2014-02-06 18:16:47 | 日記
思春期以降の子どもを持つ親御さんで、「私なりに一生懸命やってきたのに…」と仰る方に よく出会います。

お子さんのことで困ったり悩んでいて、「今まで私なりに一生懸命、子どもを育ててきました。これから先、どうすればよいのか分かりません」と。

親は親なりに、その時に出来る限りの“子育て”をしてきたのです。
親は親なりに、愛情をかけてきたのです。

一方、子どもの立場で お子さんの話を聴くと、「親は自分を見てくれなかった」とか「愛情をかけてもらえなかった」、はたまた「親からの愛情が重たかった」などの意見があったりします。

(こういうのは、色々な書籍にも書いてありますね。)

私は思うのです。
親は親なりに、精一杯頑張って、子育ての時期を暮らしてきたのだと。

ただ、頑張った子育ての内容が、その親のお子さんに合わなかっただけなんじゃないか、と。

血の繋がった親子と言っても、人格は親と子は別なのです。
親子にも“相性”の良し悪しが有っても当然だと思うのです。

ただ、親には、子どもを安全で健やかな環境で育てる義務があります。
なので、「この子とは相性が合わないから」と言って、子どもを放り出したり、虐待することは許されません。
親子の相性が合わなくても、親は子どもを大切に育てなければならないのです。
そして、多くの親御さんが、それを実践し、子育てをしているのです。

しかし、そんな親の一生懸命さは、悩みや苦しみの渦中にいる子どもには、分かりません。
悩み苦しんでいる子どもには、親の一生懸命さを受け止めて理解する分のエネルギーが無いのです。

「親の心、子知らず」になってしまうのは、ある意味、仕方のないことなのです。

「親の心、子知らず」は当たり前のことなのだと、親が認識すると、問題の解決の糸口が見つかることも、よくあります。

子ども達が悩みや苦しみを乗り越え、いつか自分が子どもを育てる親の立場になった時、分かるのかもしれません。
自分を育ててくれた親も、当時は一生懸命に頑張って子育てしてくれていたんだと。

子どもも親も、何かと生きづらい世の中。
我が家も他人ごとでは ありません。
子育て下手のダメ母の私が3人の子どもを育てるのですから…。
さらに、私は進行がん患者。
体調悪く暗い顔して、子ども達に心配かけていて、母親失格です。

せめて、将来、子ども達の思い出の中に登場する「お母さん」が笑顔の「お母さん」だと良いなぁと思うので、今のうちに少しでも笑顔で暮らしたいなぁと思う私です。

そんな風に私が思っているなんて、我が家の子ども達は知らないんだろうなぁ(笑)。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。