じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

夜の雑談(木と気)

2015-09-22 21:18:30 | 日記的雑談
生き物の中に入れて良いのがドーか良く判りませんけれども、理屈では植物と言いますか、樹木が一番長生きできるんだそうです。

物の本に拠ると、動物は酸素を使う事で強力なエネルギーを生み出す仕組みを得たが、それが故に「錆びる」訳で、だから寿命が短いと。

で、樹木は酸素を吐き出すんで酸化しない・・・錆びない訳で、自然環境さえ変らなければズーッと生き延びるんだそうです。
まっ、地球には重力があるんで上に伸びるのには現甲斐がありそうですけど・・・だから、木は長生きなんですと。

余談ですが・・・人間も酸素で生きてるんで錆びますね。
で、普通に生活しているだけだとあんまし発生しない活性酸素は、息せき切って動くとき・・・強度の高い運動などでは沢山出る訳で、なので運動は身体に悪いって・・・これ、殆どホント。
人間、過激なスポーツをするようには出来ていないらしくて、実際、統計上も過激なスポーツを長く続けた人程短命と出てるそうです。

更なる余談ですが、運動しないと太ると言うのは、単なる食い過ぎな訳でして、食べ過ぎたカロリーを運動で消費するなんてのは愚の骨頂だと、偉い先生が申しておりました。

で、山に行くと樹齢1000年くらいの木は大概の山にある訳です・・・まっ、ボンボコとある訳ではないんですが、400~500年は稀にナンボでも有ります。


一本の木なのにコブの所で何があったか枝分かれ


コブの所は苔むしてこの木の苦難の痕でしょうか


根元から空洞のブナの木


上に向うともっと空洞


樹上には枝を伸ばし葉が茂り樹精はまだ強い

と、言う事で、こう言う勢いのある樹木を見て我が人生を振り返る・・・それほどお人好しではない私は、そう言う事は思わないんですけれども、しかし、頑張ってんなぁ~くらいの事は思う訳です。

で、一番下の写真のブナの木なんですけれども、完全に中は空洞でして、スカスカであります。
しかし、樹木の水が上がるのは樹皮のすぐ下なんでそこがしっかりしていればナントカなるんだそうです。
でも、物理的な重さでそんなに長くは持たないと思いますけど凄い生命力です。

で、山の上から樹林帯を見ると木の高さは生えてる場所で大体決まっている感じでして、と出して高い木は無いのです・・・風当たりが強過ぎて折れちまいます。
で、低すぎると太陽光線を集められないんで、そこで生長してる樹木の高さはほぼ一定と言う事なんだと思います・・・これ、私の勝手な推測ですが。

いや、一頃流行ったヒーリングなんてので森に行って大木に耳をあてて樹木の水の音を聞く、なんてのがありましたけれども、樹皮の下を昇る水の勢いも量も微々たるもんで音などしません。

で、オカルトチックになりますけれども、木には気がありまして、樹精の強い木には強い気があります。
いや、これホントでして、枯れ掛かった木はどれ程の大木でも気は感じられません。

まっ、お前が感じる気とはナンだか説明してみろ、と言われると困るんですけれども、同じ植物でも花類は咲いている時に微かにあるかなぁ~と言う感じでして、大木から感じる様な物では無い訳です。

いや、巷にあふれる気功のアレのように樹木から気を貰うとかそう言うんじゃなくて、生気とでも言うんですかね・・・私は大木には一声掛けるんですけれども、それは「よう長生きだな」と言う訳です。
すると、かなりの確率で「まあな」程度の返事が返って来るんですけれども、それは耳に聞こえるのではなく、脳に直接記憶されるんであります。



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