壮絶な争いを止める術無く傍観した
2015年 後白髭山山頂 正午頃
戦いは唐突に始まり 静かに終わった
戦いの後も 姿は ありのままだった

アカ蟻は登山者がこぼしたチーズの欠片を見つけた

自分の身体と同じ程の大きな固まりを難なく運んだ

アカ蟻より一回り大きなクロ蟻が様子を伺っていた

クロ蟻はアカ蟻のチーズを奪おうと戦いを挑んだ

アカ蟻はクロ蟻如きに負けては成らぬと踏ん張った

クロ蟻は小さなアカ蟻に馬乗りになり噛み付いた

アカ蟻はクロ蟻に組み伏せられチーズを放した

アカ蟻の動きが止まりクロ蟻がチーズを抱えた

動かないアカ蟻を尻目にクロ蟻がチーズを咬んだ

クロ蟻はチーズを運ぼうとするが難儀していた

やがてクロ蟻はチーズを持て余して捨てた

アカ蟻が現れ何事も無かったようにチーズを運んだ
いや、壮絶なバトルで有りました。
身体の小さなアカ蟻は戦いではクロ蟻の力に手も足も出ず、胴体をがっちり咬まれ動かなくなりました。
私はアカ蟻は殺されたのか?と、思いました。
クロ蟻が戦利品を検分するかのようにチーズを抱えたり咬んだりしました。
そして、大きな顎でくわえて運ぼうとしました。
しかし、アカ蟻が難なく運んでいたチーズをクロ蟻はうまく運べません。
やがて諦めたクロ蟻はチーズを放棄しました。
すると、何処で見ていたものか、アカ蟻が現れ、何事も無かったかのようにチーズを運び始めました。
いや、上記の写真は1センチマクロでレンズを蟻の上に置いて撮ったのですがそれでも余りに豆こいので拡大して切り抜いてあります・・・生写真ではないのが一寸アレですが、まっ、面白かったと言う事で、出しちまいました。
これ、被写体を見て撮ったんじゃなくて、蟻のバトルの上にレンズを被せるようにして適当に連写して、後で絵を見るまでドー成っているのか分からなかったと言うのが真相です。
蚊は居ないんですが、蟻が大群で居て脚に登って来ては毛ずねを齧ります。