不安は何処から来るか？

いや、なでしこの試合、一点入った所で見るのを止めました・・・私のイメージが崩れちまうと思いまして・・・ナント無くボロ負けの予感がして・・・外れたらこの記事削除!!!

で、人は予測をする訳です。
なでしこの勝ち負けなんて他愛の無いモノから、自分の明日、や、日本国の未来まで。

で、未来、将来は判らないから予想する訳ですが、其れは何故かと考えてみますと・・・判らない事が不安だからではないでしょうか？

なにっ？判り切ったことを言うなと？　ソーなんですけれども、こうやって語っちまうと大概の人は、そんな事は百も承知二百も合点と言うんですけれども、未来を予測する=知りたい願望は何処から来るのかと言うのが不安からで有ると言うのはあんまし考えていないと思う訳です。

で、更に、不安は何処から来るのかと言うと・・・これは複雑でして様々上げられると思うんですけれども、突き詰めたら生存への不安に行き着きやしないかと思う訳です。

で、古来より、明日を知る為のアレコレが散々考案されてきたのだが、未だに決定打が出ないどころか、逆にどんだけ科学が進歩しても占いは昔のまま、と、言うのが面白い訳です・・・ここらへんは、占いなんて、と、笑い飛ばす人も多いと思うんですけれども、なぁ～に、皆さん似た様な事を毎日やっていると思いますよ。

まっ、なでしこが勝つか負けるかも小さな未来予測だと言うのはもう述べましたが、昨夜は世界遺産登録がどうなるのか、で、やきもきしましたよね。
ここにも隠れた味噌が有る訳でして、未来予測は大抵が自分に都合の良い願望を含んでいると言う事であります。

なでしこには勝って欲しいと言う下地があって予測するのだけれども、負けそうだな、と、思うと心中は穏やかでは無くなったりすると思う訳です。

で、昨夜の世界遺産登録の顛末は、登録決定と言う心づもりの予測にブレーキが掛かり予定していた未来像が揺らいで大慌て・・・もしも決定が覆ったら？と、言う不安が過ったと思う訳ですすが、この不安も未来へのものであります。

もう十分ですね・・・不安は何処から来るのか？　未来からで有ります。

で、まぁ、こんな事はいろんな宗教やこの手の話をしてきた昔の人が何百万回も説いている古くさい話な訳です、が、判っていても止められないのが未来予測に伴う明日への不安と言う思考回路であります。

さて、判り切った事を長々と語ったのは、この事は、個人の明日も政治の明日も所詮は誰にも判らないと言う事が言いたくて引っ張ってきた訳であります。

社会全般、人は明日が判らないから不安を抱きつつも、身近な暮らしにはそれぞれが描く未来に向かって希望も持とうとする訳であります・・・願望かもしれない。
なので、私は右でも左でも考え方はなんでも宜しいと思う訳です。
何故なら、何をどう叫んで、どんな動きをした所で、未来なんか判らないと言う所に落ち着いてしまうと思うからであります。

いや、人の動きで未来は変りますが、それが良いか悪いかは次の時代が決める事なんで、結局は「今」には常に未来予測と不安は着いてまわる訳です。
たとえ思惑通り事が運んで希望が現実になっても、先には次の不安が厳然としてあって、終わりが無いのであります。

ところで、例えば日本国の政治の未来を考えたとき、今時は自国の内部の事でさえ他国がの思惑を無視してはどうにもならない訳であります。
そうした時代に、たかが敗戦国の日本の首相が「戦争の出来る国」や「他国を脅かす国」に思惑通りに導けるものでしょうか？

余談ですが日本に対しては未だに敵国条項が生きていまして、日本に不穏な動きが有る時には安保理の決議無しに無条件で攻撃できる事になっている訳です。
日本国の憲法解釈や自衛隊の動きに対してあの二カ国以外は興味を示さないか、若しくは歓迎の意向が強い訳ですが、それは諸外国が未来予想をする中で、不安の種になっていないからだと思う訳です。

さて、ホントの落ちに行く訳なんですけれども・・・慣れない論法で攻めたんで少し無理苦理観が否めないんで・・・まっ、笑ってやって下さいまし。

で、憲法解釈ひとつで日本が戦争をする国になるとか、徴兵制が復活するとか、何処からそんな話になるんだ？　と、私はおかしくて仕方が無いんですけれども、普段からそう言う事に興味が無い人程、突然刺激的な言葉を投げかけられ吃驚仰天、其れは一大事、と、生理的に戦争反対なんて叫び出してしまうのだと思う訳です。

戦争は嫌だ・・・戦争はしないで欲しい・・・でも、する方向に行くんじゃないか？・・・始まったらどうしよう？　と、不安は募って仕方が無い。
それはそれで良い事でありましょう・・・生存への危機感を持つ生き物でありますから。

しかし、それをテレビや新聞のニュースを見ただけで不安にかられるのだとすれば、水晶玉を見てアナタには女難の相が有りますと言われたのを信じるのと変わりない訳であります。
いや、占星術でも高島易断でも同じです。

第二次大戦の前に良く似ているなんて事を言う人が居ますが、世界情勢を見渡して、何処があの時の日本と似ているのでありますか？
戦後、ひたすら頭を下げ続け、あの二カ国以外とは過去に無い程の友好関係を築いている日本国がいつ何処で誰とどんな戦争をするんで有りますか？

しかも、徴兵をしてまで歩兵が必要な消耗戦は侵略しに行かないと無理な話なのに、日本は何を求めて何処を侵略しに行くのでありますか？

人口減少で田舎は過疎に喘ぎ、この際だから外国人でも入れて人を増やそうかと言う時に、戦争なんて無駄な行為で日本国の若者を死なせたりする事にどんな国益が生まれますか？
先の戦争だって国益の為に戦った訳でして、日本政府が自国民を苦しめたくて始めた訳では無く、結果的にそうなった・・・だから政治の舵取りは誤りであった、と言うのは一理あります。
ただし、それとても結果論でありまして、ならば、そう言う人は、どうすれば日本国は最善の道を歩めたのか？
問えば答える人は居ますけれども、それは殆ど屁理屈であります。
何故なら、外交は相手が有る事でありますから、日本国がどう動こうとも一発潰しておかないと気が済まない白人連合があった訳ですから、遅かれ早かれ、どんな形であれ日本は叩かれた、と、私は思いますが。

政治と言うのは単純なものだと思う訳です。
税金を徴収し、ソレを如何に再分配するか、であります。
そしてその肝は、再分配によって拡大再生産される方向でなくてはならないと言う事に尽きる訳です。

この単純な図式で見ると、軍備の性質も簡単に見える訳です。
いや、弾やミサイルも賞味期限が有るのでたまに戦争をして消費しないとダメだなんて事を言う人もいますが、そんなモノは会計上の処理で済む話で、消却しちまえば済む訳です。
ソレが証拠に、日本は戦闘機など撃墜されて減っている訳でもないのに新しくして行きます・・・戦車だって然りです。

自分の明日さえ定かではないのが人間であります。
で、自分の明日さえ怪しい所に持ってきて、では、一番身近な共同体の家族との明日は如何でありましょうか？
我が家では人の事はドーでも良いと言う事で、判らないものは見なかった事にして無いモノとする事で表面的に波風が無い事にしている訳であります。

と、言う事で・・・明日なんて誰にも判らないんですけれども、ただし、置かれた状況の分析から、断定はあり得なくても概ねこっちか？と、言う方向は見えると思う訳です。
その観点で日本国の未来を予測しますと・・・戦争なんて出来るはずが無いじゃないか!!!と、言う事を言いたくて、長々と支離滅裂・・・ここまで読んでくれた貴方様は根気が有る人か、相当暇なんだろうと思いますが、ありがとうございました。

なにっ？　日本の予測可能な将来像まで行かないと無責任ですとな？
いやいや、それまで書けるようなら月曜日の朝っぱらからPCの前で遊んでいませんてばぁ～この性格だから無職なんですもの。