南風のたより

南の島の話　　スミロン島ピクニック

最近は潜り倒すと言う感じの強行ダイビングをするお客さんが減っている。

滞在中は毎日3本も４本も潜り続けるスタイルのお客様が減って、島ではのんびり休みたいと言うお客様が増えている・・・いや、増えつつあるかな?　まっ、たまにはいるのであります。

5月のゴールデンウィーク開けの頃、街に日本人の姿は減り、ヨーロッパの休暇シーズンからも外れると街は少し落ち着く。

日本からの飛行機代も手頃になり、気候も良く、本当は一番良い時期だと思うのだがお客さんは少ない。

この時期やって来る人はリピーターでドゥマゲッティー通の人が多い。

今回MDSにやってきた女性の二人組は1月にも来てくれたリピーターだった。

１人はブランクダイバーで１人は水恐怖症で泳げ無いので当然ダイビングの予定は無い。
そんな二人が1月はアポ島にアイランドホッピングに行って美しい海に驚いていた。

今回は、前回知り合ったフィリピンの友人を誘ってスミロン島にピクニックに出かけた。

天気も凪ぎも良く気持ちの良い１日だった。
二人とも言葉は達者では無いがそんな事は問題にならない。

いつもは通訳兼ガイドの私は同行せず、すべてフィリピン人スタッフがエスコートした。

それが返って外国気分を満喫できたと好評だった。

スミロン島はダイビングポイントとしてはアポより格下ですがホワイトサンドと透明度ならこちらが上かも知れません。
船以外では来られない静かなホワイトサンドビーチで過ごす１日は南の島を満喫できる事間違いありません。

ダイビングは1本だけ?　もったい無いかも

ランチはバーベキューです

無鉄砲なMDSですが午後も潜るとなると残念ながらビールは出せません。

お酒が嫌いな人はともかく、せっかくのバーベキューランチですから午前中に2本潜ってしまい、午後はビールを飲んでビーチでのんびり・・・・これが最高だと思います。

ここは以前ホテルの入り口でしたが・・・

食後は皆して水遊び

ドゥマゲッティーの人たちは海水浴が大好きです。

彼らでもスミロンには滅多に来られないのでここの透明度には大喜びです。
普段海水浴に行くドゥマゲッティーの海はそれほどきれいではありません。

ネグロス島は火山島なので砂が黒いのです・・・と言っても透明度20メートルは普通にありますが。

ジェフリーの指導でシュノーケリングに挑む

NORIKOさんは顔を水につける事ができない人でしたが、ジェフリーが丁寧にシュノーケリングを教えた結果ライフジャケット付とは言えスミロンの水中を見る事が出来ました・・・次はダイビングかな?

記念写真です

ダイビングやアイランドホッピングを終えて街に戻ったらオイルマッサージでとろけるのも良いし買い物も楽しい。
夜の食事は是非フィリピンスタイルのレストランをお勧めします。
肉、魚、野菜、甘いデザートと一晩や二晩では味わい尽くせないバリエーションがあります。

絶品だと思うのはヤギ肉の煮込みと、フィリピン流刺身のキニラオですが、これは賛否分かれますかね?

そして食事の後は海岸通りとカテドラル周辺の散歩がオススメです。

ベルタワー周辺や、ちょっと足を伸ばしてセブランの教会なども趣があります。

ライトアップされた　ベルタワー

ダイビング三昧も楽しいですが贅沢な息抜きもお勧めです。

ええ・・・両方という方は1週間以上の予定でお出でください。

いや、5泊6日でもなんとかしますので、是非・・・ビールを冷やして待ってます。

　　　　では　また

　　　　　　　　　　

（2004年　5月　書きました）