話が違います、が

2020年　2月7日　朝日

いや、本日はバイトじゃ無くて仕事をしてきた訳です。

へっ?　バイトも仕事も労働でしょ、と言うのは、自分の中では違うのであります。

あっ・・・面倒臭せぇ奴だな、って思っているでしょ・・・そー拘りのヤングジジイなんであります。

と、いうことで、冬場は休業している植木屋の仕事をしてきた訳なんですが「話が違うよセニョリータ」でありまして、午前中で軽く終わらせる予定が休憩抜きで昼飯も食わずに午後2時まで掛かった訳であります。

何で冬場に仕事を受けたのかと言いますと・・・はっきり言って銭が欲しかったから、ではありますが、スキー場に雪が無く、遊びに行ってもイマイチであります。

そして、連日陽気も良く、これなら植木屋も辛くなかろうとの読みで始めた次第であります。

しかし、依頼を受けたころはお日柄も良かったんですが、一昨日あたりから冬が俄然本気を出しちまいまして、雪は降るは気温は下がるはで・・・要するに冬になっちまった訳であります。

そんな訳で、冬は植木屋の仕事はしないという掟に背いた私は、本日見事にバチが当たった感じでして、お伺いして庭を見た瞬間に「話が違いますが・・・」と切り出さなくてはならなかったのであります。

いや、下話のときには「大きいのはキンモクセイとヤマボウシですがそれでも樹高は4メートルくらいで5メートルはありません」と宣われた訳です。

が、行ってビックリ見てドッキリ・・・どっちも優に6メートルオーバーじゃねぇかょ、であります。

いや、この高さで1メートルの違いは大きい訳でして、本気で頭を詰めるには高所作業車が欲しいところであります。

が、12尺の脚立じゃ届かねぇょ・・・と、思いつつ、ダメ元で下話の倍のお値段を告げたところ、二つ返事で「よーがす、やって下さい」と言われて再度ビックリであります。

あいやぁ〜太っ腹な客だな、と言うことで私はすぐに「あっしに任してください」と満面の笑みを浮かべた次第であります。

まっ、銭さえ貰えれば何でもやる卑しい性格なんですけれども・・・と、いうことで、脚立が届かないので「年寄りの冷や水作戦」を敢行し、木に登って切った次第であります。

いや、枝と幹をばっさりやったんで切りっ葉が多く、軽トラに積めないかもと思いましたが枝を切り刻んで圧縮し何とか積み込んだ次第であります。

で、昼飯を食べていなかったんでミニストップに立ち寄りまして「国産野菜かき揚げそば」を食べ、その足でゴミ焼却場に回って試合終了となった訳であります。

じじい日記