私しゃ、還暦過ぎてから日本の伝統的職業と云いますか、手仕事と言いますか、まっ、職人とも言いますかね? そんな世界に片足を突っ込んだ訳ですけれども・・・しみじみ思う事がある訳です。
時々TVで日本の伝統的技能・・・ナンて事で木工やら竹細工やら、もっと近代物だと金属加工・・・まっ、ナンでアレ、職人の世界の伝統的技、ナンてのを紹介している訳であります。
で、その切り口は、大概、伝統を受け継ぐ職人技、ナンだけれども後継者が少なく風前の灯、と。
30年前にはこの街に30軒あった同業者が今一軒です,ナンて有様を憂いたりするパータンだと思う訳です。
本日、東日本では最大・・・と、云いますか、恐らく、植木や花、と、その関連商品の市場としては日本最大なんじゃないのかと思える、埼玉園芸市場に行っていた訳であります。
いや、植木市は本日から次の開催日、9月6日までお休みでして、大した物も無い市ではあったんですけれども、自分らは植木鉢を買いに行っていた訳であります。
植え木鉢ったってそこせ編のホームセンターに有るモノでは無く、200リットル、とか500リットル,なんて言うバカでかいのを求めている訳であります。
直径100センチの一番安い物で12000円くらい、で、少し気の利いた物だと50000円程であります・・・材質はポリとかFRPとか、まっ、プラスチック系であります。
で、本日、暇だったんで園芸用品の方を見ていたんですけれども、そこで竹製品や籐製品などを見た訳であります。
竹製の小型の籠 1個120円
5寸の竹籠 2個で70円
蔦の籠 500円
竹籠 430円
竹製品・・・色が変色しているので特価品でありまして、2個で70円です。
仮にこれを自分で作ろうとしたら・・・いや、作れますよ。
で、マダケ、自分が買うと1本340円でして、それを割って、削いで、編んで・・・慣れた職人がどの程度の早さで仕上げるのか分かりませんけれども、竹を割って削いで材料にするだけでもソコソコの手間であります。
しかし、中国かミャンマーか知りませんけど、手間賃の安い国で作った竹製品は日本の材料代にもならない価格で輸入されている訳です。
問題はここなんですよね。
伝統の技の素晴らしさが叫ばれ、技を絶やしてはいけない、継承が大事だと言われてもそれで飯が喰えないんじゃ職人は生きていけない訳であります。
いや、だからって、変な形で補助したり助成したりして生き伸びる事に意味があるとも思えないのでもどかしいんでありますが・・・。
ナンと申しましょうか・・・日本人が作る藤蔓の籠なんて、門構えのしっかりした店で見ると、下手したら万越しな訳ですが、そこに価値を見出すか?それとも東南アジアの貧乏国民が作ったのを安く買い叩くかと問われたら、背に腹は変えられないのが現実だと思う訳です。
まず、自分が片を足突っ込んでいる植木屋とか庭師とか造園屋なんてのも殆ど日本の伝統技能の世界だと思う訳であります・・・が、現実は、見習いだから仕方が無いんですけれども、殆ど土方でありまして、日当は8000円から10000円程度あります。
これで一家を養うのは厳しい訳でして・・・消え行く伝統芸能や技能は、ナンダカンだ言って社会からそんなに多く必用とされていないから、だと思う訳です。
で、手先が器用だと自負していた日本人と遜色無くナンでも作ってしまう東南アジアの貧乏国の民・・・賃金も材料も劇的に安くて似たようなモノをナンボでも作るとなったら、そりやぁ~日本人作の高級品は変わった趣向の人とか、余程生活にゆとりのある人しか買えないと思う訳です。
さて、ホントに言いたいのは・・・竹細工や籠の話しばかりじゃなくて、その他の工業製品だって今や似た様な所に追い込まれているんでスゼ、と言う事でありました。
あとアレね・・・日本人の感覚だけで考える付加価値って言う面倒くさい思い込みね。
日本人・・・伝統的な技能や感覚ではいずれ喰いっぱぐれますぜぃ、と。
ドー思います? 日本は凄い! でありますか?
あの頃をもう一度・・・噂に名高い日本の底力を未だに信じて疑わない貴方、きっと、置いていかれちまいますゼ。
ナ~ンてね・・・日雇いの植木屋見習いが宣ってみました、と。
いや、矢板のパーキングで「パワーランチ」を食べたんですが、アジフライと生姜焼きとドンブリ飯で780円でして・・・揚げ立てのアジフライが旨かった訳です。
海無し県の栃木の矢板でアジフライが美味い・・・そう言う時代なんですねぇ。
東北、梅雨明けは未だ見たいですね・・・まっ、雨は必需品なんですが、そこは、適当に降ってほしいモンであります。
では 皆様 おやすみなさい、と
時々TVで日本の伝統的技能・・・ナンて事で木工やら竹細工やら、もっと近代物だと金属加工・・・まっ、ナンでアレ、職人の世界の伝統的技、ナンてのを紹介している訳であります。
で、その切り口は、大概、伝統を受け継ぐ職人技、ナンだけれども後継者が少なく風前の灯、と。
30年前にはこの街に30軒あった同業者が今一軒です,ナンて有様を憂いたりするパータンだと思う訳です。
本日、東日本では最大・・・と、云いますか、恐らく、植木や花、と、その関連商品の市場としては日本最大なんじゃないのかと思える、埼玉園芸市場に行っていた訳であります。
いや、植木市は本日から次の開催日、9月6日までお休みでして、大した物も無い市ではあったんですけれども、自分らは植木鉢を買いに行っていた訳であります。
植え木鉢ったってそこせ編のホームセンターに有るモノでは無く、200リットル、とか500リットル,なんて言うバカでかいのを求めている訳であります。
直径100センチの一番安い物で12000円くらい、で、少し気の利いた物だと50000円程であります・・・材質はポリとかFRPとか、まっ、プラスチック系であります。
で、本日、暇だったんで園芸用品の方を見ていたんですけれども、そこで竹製品や籐製品などを見た訳であります。
竹製の小型の籠 1個120円
5寸の竹籠 2個で70円
蔦の籠 500円
竹籠 430円
竹製品・・・色が変色しているので特価品でありまして、2個で70円です。
仮にこれを自分で作ろうとしたら・・・いや、作れますよ。
で、マダケ、自分が買うと1本340円でして、それを割って、削いで、編んで・・・慣れた職人がどの程度の早さで仕上げるのか分かりませんけれども、竹を割って削いで材料にするだけでもソコソコの手間であります。
しかし、中国かミャンマーか知りませんけど、手間賃の安い国で作った竹製品は日本の材料代にもならない価格で輸入されている訳です。
問題はここなんですよね。
伝統の技の素晴らしさが叫ばれ、技を絶やしてはいけない、継承が大事だと言われてもそれで飯が喰えないんじゃ職人は生きていけない訳であります。
いや、だからって、変な形で補助したり助成したりして生き伸びる事に意味があるとも思えないのでもどかしいんでありますが・・・。
ナンと申しましょうか・・・日本人が作る藤蔓の籠なんて、門構えのしっかりした店で見ると、下手したら万越しな訳ですが、そこに価値を見出すか?それとも東南アジアの貧乏国民が作ったのを安く買い叩くかと問われたら、背に腹は変えられないのが現実だと思う訳です。
まず、自分が片を足突っ込んでいる植木屋とか庭師とか造園屋なんてのも殆ど日本の伝統技能の世界だと思う訳であります・・・が、現実は、見習いだから仕方が無いんですけれども、殆ど土方でありまして、日当は8000円から10000円程度あります。
これで一家を養うのは厳しい訳でして・・・消え行く伝統芸能や技能は、ナンダカンだ言って社会からそんなに多く必用とされていないから、だと思う訳です。
で、手先が器用だと自負していた日本人と遜色無くナンでも作ってしまう東南アジアの貧乏国の民・・・賃金も材料も劇的に安くて似たようなモノをナンボでも作るとなったら、そりやぁ~日本人作の高級品は変わった趣向の人とか、余程生活にゆとりのある人しか買えないと思う訳です。
さて、ホントに言いたいのは・・・竹細工や籠の話しばかりじゃなくて、その他の工業製品だって今や似た様な所に追い込まれているんでスゼ、と言う事でありました。
あとアレね・・・日本人の感覚だけで考える付加価値って言う面倒くさい思い込みね。
日本人・・・伝統的な技能や感覚ではいずれ喰いっぱぐれますぜぃ、と。
ドー思います? 日本は凄い! でありますか?
あの頃をもう一度・・・噂に名高い日本の底力を未だに信じて疑わない貴方、きっと、置いていかれちまいますゼ。
ナ~ンてね・・・日雇いの植木屋見習いが宣ってみました、と。
いや、矢板のパーキングで「パワーランチ」を食べたんですが、アジフライと生姜焼きとドンブリ飯で780円でして・・・揚げ立てのアジフライが旨かった訳です。
海無し県の栃木の矢板でアジフライが美味い・・・そう言う時代なんですねぇ。
東北、梅雨明けは未だ見たいですね・・・まっ、雨は必需品なんですが、そこは、適当に降ってほしいモンであります。
では 皆様 おやすみなさい、と