ニューオリンズにゃ女郎屋がある ひと呼んで朝日楼・・・と、唄ったのは高田渡でありましたが、ドゥマゲッティにも女郎屋はある ひと呼んで金龍楼・・・嘘、それは中華屋でありました。
ンじゃぁ、ドゥマゲッティにはナニがあるのかと言いますと・・・チャンゲが在るのです。
チャンゲってナニ?と言うのも宜なるかな・・・ビサヤ語で市場の事でありまして、まっ、フィリピンの街ならどんなに小さくてもチャンゲは在ります。
で、ドゥマゲッティのチャンゲはネグロスオリエンタル州の州都の街でありますから、それは結構大きい訳であります。
なので、肉から魚から乾物から米や野菜まで、今時の流通システムが発達する前からの品物が、その当時の侭に近い形で売られていたりする訳であります。
で、市場は・・・カテドラルの表通りから入って、衣料品屋の列から始まり、果物屋の列、乾物と肉の列から、魚になって、最後が荒物と言いますか、まっ、大工道具や刃物の類いで終わる訳です。
で、面白いなと思うのは、ヘァーサロンは衣料品やの列で、床屋は金物屋の列と言うのが何となく意外と律儀なフィリピン人の性格を表してやしないかと思ったりして。
睨んでいるのはヘアーサロンの女将です
これぞネィティブスタイルの食堂も並ぶ
フルーツ専門のお店 中国の輸入果実が増えた
おばちゃんが売っているのはヴゥッドヴゥッド(チマキ)
乾物 干し魚のブラッド もの凄く塩辛い
肉屋の列 入り口が鶏肉で奥が豚肉(牛は殆ど無い)
海ブドウは野菜扱いのようです
ヒイラギ 油にぶち込んで揚げて食べます
バゴス ニシンの一種で養殖が多いがこれは海物
タギギ サワラなのだが日本の鰆とは異種
ギンガメアジ 時にシガテラ毒が在り要注意
キャベツや白菜の高冷地野菜は20年程前からだ
匂いを嗅ぎ、手触りで米を吟味するおばちゃん
米ではなくマイスと言うトウモロコシの粉
ケロシンランプ 未だ実用品
刃物屋 焼きは入っているが刃は自分で研ぎ出す
カラフル箒 150円
チッチャロン 豚の腸や皮を油で揚げたお菓子
時計の電池交換屋 ヘリウム入りでも何でもやる
入り口がヘアーサロンで仕舞が床屋
いや、半分に分けて二回にしようと思いましたが、まっ、重いのは勘弁してもらってと言う事で、雰囲気重視で一挙公開・・・と、言う程の物でもないのですが。
値段が上がった事などもアレなんですが、魚なんかもドゥマゲッティの沿岸の魚ではない感じですね。
で、とても足の速いブダイの類いなんかは皆無でした。
で、昔との最大の違いは、刺して獲られたさ魚が皆無と言う事であります。
以前のチャンゲであればタギギやギンガメは素潜りの漁師が刺した物が殆どだった訳です。
今は網なんでしょうか、手釣りなんでしょうか? とにかく刺した痕は無い魚で在りました。
干し魚のブラッドは貧乏人の食卓には欠かせないオカズであります。
20ペソで何匹のイワシが来るのか? まっ、塩辛いんでイワシ二匹で丼飯が喰えます。
バゴスはニシンの様な魚でフィリピンでは養殖魚の代名詞なんですけれども、札にDAGATと書かれているのは、海で獲った天然物と言う事でありましょう・・・値段も高いが味は全然違います。
その昔・・・自分がソレを教えたと言うひとから聞いた話なんですけれども・・・ドゥマゲッティ近郊の高地の涼しい環境を利用して高冷地野菜の栽培を教えたと言う日本人に会った事が在りました。
今は結構立派なキャベツや白菜が採れていますが、以前はあんまし大きな物は無かった様な気がします。
米に似た様な物で、トウモロコシの粉のマイスが売られています。
一番安い米より未だ安いので貧乏人がよく食べます。
また山の人達は米が採れないので、マイスとサギン(バナナ)が主食だったりします。
マイスは炊きたての時には食べられるのですが、冷めると独特の匂いが鼻について、自分は食が進まなくなります。
友達の山の家に行った時には、鶏を一羽〆てティノーラと言うスープにし、あとはマイスとブラッドと言う食事で在りました。
でも、撮りを潰してくれたのが精一杯のもてなしでして、好奇心で「お前んちに連れて行け」と言ったのを少し後悔しましたっけ。
いや、コレにてフィリピン場無しは全編終了であります・・・長い間ご迷惑をおかけしました。
ンじゃぁ、ドゥマゲッティにはナニがあるのかと言いますと・・・チャンゲが在るのです。
チャンゲってナニ?と言うのも宜なるかな・・・ビサヤ語で市場の事でありまして、まっ、フィリピンの街ならどんなに小さくてもチャンゲは在ります。
で、ドゥマゲッティのチャンゲはネグロスオリエンタル州の州都の街でありますから、それは結構大きい訳であります。
なので、肉から魚から乾物から米や野菜まで、今時の流通システムが発達する前からの品物が、その当時の侭に近い形で売られていたりする訳であります。
で、市場は・・・カテドラルの表通りから入って、衣料品屋の列から始まり、果物屋の列、乾物と肉の列から、魚になって、最後が荒物と言いますか、まっ、大工道具や刃物の類いで終わる訳です。
で、面白いなと思うのは、ヘァーサロンは衣料品やの列で、床屋は金物屋の列と言うのが何となく意外と律儀なフィリピン人の性格を表してやしないかと思ったりして。
睨んでいるのはヘアーサロンの女将です
これぞネィティブスタイルの食堂も並ぶ
フルーツ専門のお店 中国の輸入果実が増えた
おばちゃんが売っているのはヴゥッドヴゥッド(チマキ)
乾物 干し魚のブラッド もの凄く塩辛い
肉屋の列 入り口が鶏肉で奥が豚肉(牛は殆ど無い)
海ブドウは野菜扱いのようです
ヒイラギ 油にぶち込んで揚げて食べます
バゴス ニシンの一種で養殖が多いがこれは海物
タギギ サワラなのだが日本の鰆とは異種
ギンガメアジ 時にシガテラ毒が在り要注意
キャベツや白菜の高冷地野菜は20年程前からだ
匂いを嗅ぎ、手触りで米を吟味するおばちゃん
米ではなくマイスと言うトウモロコシの粉
ケロシンランプ 未だ実用品
刃物屋 焼きは入っているが刃は自分で研ぎ出す
カラフル箒 150円
チッチャロン 豚の腸や皮を油で揚げたお菓子
時計の電池交換屋 ヘリウム入りでも何でもやる
入り口がヘアーサロンで仕舞が床屋
いや、半分に分けて二回にしようと思いましたが、まっ、重いのは勘弁してもらってと言う事で、雰囲気重視で一挙公開・・・と、言う程の物でもないのですが。
値段が上がった事などもアレなんですが、魚なんかもドゥマゲッティの沿岸の魚ではない感じですね。
で、とても足の速いブダイの類いなんかは皆無でした。
で、昔との最大の違いは、刺して獲られたさ魚が皆無と言う事であります。
以前のチャンゲであればタギギやギンガメは素潜りの漁師が刺した物が殆どだった訳です。
今は網なんでしょうか、手釣りなんでしょうか? とにかく刺した痕は無い魚で在りました。
干し魚のブラッドは貧乏人の食卓には欠かせないオカズであります。
20ペソで何匹のイワシが来るのか? まっ、塩辛いんでイワシ二匹で丼飯が喰えます。
バゴスはニシンの様な魚でフィリピンでは養殖魚の代名詞なんですけれども、札にDAGATと書かれているのは、海で獲った天然物と言う事でありましょう・・・値段も高いが味は全然違います。
その昔・・・自分がソレを教えたと言うひとから聞いた話なんですけれども・・・ドゥマゲッティ近郊の高地の涼しい環境を利用して高冷地野菜の栽培を教えたと言う日本人に会った事が在りました。
今は結構立派なキャベツや白菜が採れていますが、以前はあんまし大きな物は無かった様な気がします。
米に似た様な物で、トウモロコシの粉のマイスが売られています。
一番安い米より未だ安いので貧乏人がよく食べます。
また山の人達は米が採れないので、マイスとサギン(バナナ)が主食だったりします。
マイスは炊きたての時には食べられるのですが、冷めると独特の匂いが鼻について、自分は食が進まなくなります。
友達の山の家に行った時には、鶏を一羽〆てティノーラと言うスープにし、あとはマイスとブラッドと言う食事で在りました。
でも、撮りを潰してくれたのが精一杯のもてなしでして、好奇心で「お前んちに連れて行け」と言ったのを少し後悔しましたっけ。
いや、コレにてフィリピン場無しは全編終了であります・・・長い間ご迷惑をおかけしました。