2014年 11月2日
15時25分 仙台空港発 上海行き 中国国際航空 CA156便に乗る
本日は上海泊まりである。
いや、もっとお金を出せばこの様なまるで各駅停車の飛行機になど乗らずに済むのだが、私は無職の身、時間はなんとでもなるが金は惜しい。
なので成田や羽田発も含め検討した結果、喩え上海や次の成都で宿泊費を支払ったとしても総合ではまだまだ安いのだ。
ちなみに仙台カトマンズの往復運賃は燃油サーチャージ込みで78000円であった。
エアバス319と言うのは初めて乗った。
片側3列、通路を挟んで6列仕様、128人乗りの小さな飛行機は国際線では久し振りである。
そう、今は全機引退したと噂に聞くボーイング727以来であった。
機内は6割程度の搭乗率だろうか、空席も目立つ。
乗客は、日本人8割で中国人が2割程度か?
日本語の堪能な客室乗務員は乗っていなくて、機内アナウンスの日本語はかなり怪しかった。
中途半端なフライトなので機内食はどうかと思ったが、予想通り、軽食的なもので質素であった。
私はこれが噂に聞く中国航空会社の機内食で、噂は本当だったな、と思った。
機内も簡素であった。
今時の国際線は短距離でなければ座席毎に一つのTVモニターがあって好きな映画やゲームで暇つぶしが出来るものと思っていたが、中国国際航空機には個人のモニターは無く、5~6席毎に天井からモニターがぶら下がってで来るものだった。
これは帰りの便でボーイング777に乗っても同じだった。
17時45分 3時間20分飛んでほぼ定刻に上海の空港に着いた。
案内板が完備され 広くて歩き易い
私はネットで予約した空港ビル内のトランジット用ホテルに向かった。
ネット上の噂では相当面倒らしく書かれていた入国審査や税関はいたってスムーズで、むしろ東南アジアの無駄にのんびりしたイミグレーションよりも好感が持てた。
出入国審査のカウンターには押しボタンが在って、それは係官の態度や処理の遅滞などを評価するシステムのようだった。
簡体文字なので読めるような気がしてそう思ったが本当のところは定かでは無い。
しかし、空港の至る所に旅行者には親切にしろ、と言う雰囲気のボードが掲げられていたので、おそらく中国はイメージの刷新に努めているのだと思った。
上海の空港はだだっ広いものだったが案内表示は解り易く迷う事も無かった。
チェックインし、部屋に荷物を置いて晩飯を喰いに出た。
ホテルを探して歩いていた時にフードコートを見つけていたのでそこへ向かった。
文字を見なかったら 日本と変わらない
看板の写真はどれも美味そうで迷った。
しかし値段的には安くは無い。
写真に釣られて入った店で牛肉の煮込みとご飯とスープ、キュウリの漬け物のセットを頼むと41元=約800円ほどであった。
牛生の煮込みは、美味かった。
筋だろうと思うあまり程度の良く無い肉をじっくりと煮込んであり、とろけるようで美味かった。
アジアの空港で食事をする時に常に思うのだが、その国の所得水準を完全に無視した、まるで国際協定価格でもあるかのような価格設定に憤るのだが、自国の労働者はここでは食べないから問題は無いと言う事か?
それから考えると仙台空港のカレーライスがスープ付で750円と言うのはとても良心的だと思える。
フードコートには酒類は無く、ホテルの下の隅っこに見つけた小さなコンビニでアサヒスーパードライを買った。
330ミリの缶が1本450円程もしてまたもや国際空港価格に驚かされた。
ホテルの部屋は日本の安いビジネスホテルよりも狭く、完全にトランジットの仮眠用と割り切った作りであった。
一番いただけなかったのは、禁煙室で申し込んであったにも拘らず、部屋はやたらとタバコ臭い事であった。
部屋は清潔とは言えずシーツも替えてあるのか怪しかったが、シャワーのお湯の出が良く熱いのが救いだった。
缶ビールを飲みながらケーブルテレビを見た。
ケーブルテレビのチャンネルの半分に習 近平が映っていた。
固より言葉は解らないが、どことなく、北朝鮮のTVと似たような雰囲気が在るなと感じた。
CNNの国際ニュースを暫く見ていたのだが、香港や日本のニュースは皆無だった。
中国でもテレビショッピングが盛んなようで金の延べ板の詰め合わせセットを宣伝していた。
金の純度を100パーセントと言い切っているのが凄い。
私は99.99パーセント・・・フォーナインを持って最高としていたと思ったが中国には100パーセントが存在していた。
同じCMが延々と繰り返され、ニュースを見ても習 近平の訪問を歓迎する農村風景ばかりに辟易してTVを諦め寝た。
空港内とも言える場所なのに飛行機の爆音も左程気にならず寝付けた。
つづく
15時25分 仙台空港発 上海行き 中国国際航空 CA156便に乗る
本日は上海泊まりである。
いや、もっとお金を出せばこの様なまるで各駅停車の飛行機になど乗らずに済むのだが、私は無職の身、時間はなんとでもなるが金は惜しい。
なので成田や羽田発も含め検討した結果、喩え上海や次の成都で宿泊費を支払ったとしても総合ではまだまだ安いのだ。
ちなみに仙台カトマンズの往復運賃は燃油サーチャージ込みで78000円であった。
エアバス319と言うのは初めて乗った。
片側3列、通路を挟んで6列仕様、128人乗りの小さな飛行機は国際線では久し振りである。
そう、今は全機引退したと噂に聞くボーイング727以来であった。
機内は6割程度の搭乗率だろうか、空席も目立つ。
乗客は、日本人8割で中国人が2割程度か?
日本語の堪能な客室乗務員は乗っていなくて、機内アナウンスの日本語はかなり怪しかった。
中途半端なフライトなので機内食はどうかと思ったが、予想通り、軽食的なもので質素であった。
私はこれが噂に聞く中国航空会社の機内食で、噂は本当だったな、と思った。
機内も簡素であった。
今時の国際線は短距離でなければ座席毎に一つのTVモニターがあって好きな映画やゲームで暇つぶしが出来るものと思っていたが、中国国際航空機には個人のモニターは無く、5~6席毎に天井からモニターがぶら下がってで来るものだった。
これは帰りの便でボーイング777に乗っても同じだった。
17時45分 3時間20分飛んでほぼ定刻に上海の空港に着いた。
案内板が完備され 広くて歩き易い
私はネットで予約した空港ビル内のトランジット用ホテルに向かった。
ネット上の噂では相当面倒らしく書かれていた入国審査や税関はいたってスムーズで、むしろ東南アジアの無駄にのんびりしたイミグレーションよりも好感が持てた。
出入国審査のカウンターには押しボタンが在って、それは係官の態度や処理の遅滞などを評価するシステムのようだった。
簡体文字なので読めるような気がしてそう思ったが本当のところは定かでは無い。
しかし、空港の至る所に旅行者には親切にしろ、と言う雰囲気のボードが掲げられていたので、おそらく中国はイメージの刷新に努めているのだと思った。
上海の空港はだだっ広いものだったが案内表示は解り易く迷う事も無かった。
チェックインし、部屋に荷物を置いて晩飯を喰いに出た。
ホテルを探して歩いていた時にフードコートを見つけていたのでそこへ向かった。
文字を見なかったら 日本と変わらない
看板の写真はどれも美味そうで迷った。
しかし値段的には安くは無い。
写真に釣られて入った店で牛肉の煮込みとご飯とスープ、キュウリの漬け物のセットを頼むと41元=約800円ほどであった。
牛生の煮込みは、美味かった。
筋だろうと思うあまり程度の良く無い肉をじっくりと煮込んであり、とろけるようで美味かった。
アジアの空港で食事をする時に常に思うのだが、その国の所得水準を完全に無視した、まるで国際協定価格でもあるかのような価格設定に憤るのだが、自国の労働者はここでは食べないから問題は無いと言う事か?
それから考えると仙台空港のカレーライスがスープ付で750円と言うのはとても良心的だと思える。
フードコートには酒類は無く、ホテルの下の隅っこに見つけた小さなコンビニでアサヒスーパードライを買った。
330ミリの缶が1本450円程もしてまたもや国際空港価格に驚かされた。
ホテルの部屋は日本の安いビジネスホテルよりも狭く、完全にトランジットの仮眠用と割り切った作りであった。
一番いただけなかったのは、禁煙室で申し込んであったにも拘らず、部屋はやたらとタバコ臭い事であった。
部屋は清潔とは言えずシーツも替えてあるのか怪しかったが、シャワーのお湯の出が良く熱いのが救いだった。
缶ビールを飲みながらケーブルテレビを見た。
ケーブルテレビのチャンネルの半分に習 近平が映っていた。
固より言葉は解らないが、どことなく、北朝鮮のTVと似たような雰囲気が在るなと感じた。
CNNの国際ニュースを暫く見ていたのだが、香港や日本のニュースは皆無だった。
中国でもテレビショッピングが盛んなようで金の延べ板の詰め合わせセットを宣伝していた。
金の純度を100パーセントと言い切っているのが凄い。
私は99.99パーセント・・・フォーナインを持って最高としていたと思ったが中国には100パーセントが存在していた。
同じCMが延々と繰り返され、ニュースを見ても習 近平の訪問を歓迎する農村風景ばかりに辟易してTVを諦め寝た。
空港内とも言える場所なのに飛行機の爆音も左程気にならず寝付けた。
つづく