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子供食堂6000 バリケイト伊東

2021-12-27 12:41:37 | 政治

 2021年年末の段階で子供食堂が約6000か所あるそうだ。子供食堂とは、食事を低額、無料で提供する場所、食堂だ。2020年の段階で5000か所ぐらいだと記憶している。1年で1000か所も増えてしまってる。日本の貧困を物語ってるような数字だ。コロナ禍の中で貧困が深刻な状況なのだ。食事も満足に食べれない人間が日本には多くいるのだ。テレビからは毎日、朝から深夜まで食い物番組のオンパレードだ。その陰で毎日の食べ物が食べれない人々はどんな気持ちで番組を見ているのか。特に、大食い競争番組は今の日本の飽食を象徴している。片や、餓え、片や、胃が破裂するほどの人間離れした爆食。日本には真逆の力関係が存在する。大食い番組を放送するテレビ会社は、餓えてる人々の存在を知ってるのか。知っていても、視聴率が稼げればいいと思ってるのだろう。日本の貧困はコロナ以前から深刻であったのだ。シングルマザーの半数が年収200万円以下、独身女性の3分の1が貧困、労働者の4割が非正規雇用、時給1000円以下なんてざらなのだ。賃金の一番高い東京でも最低賃金は1041円だ。なにしろ日本では30年間賃金があがらない国なのだ。町を歩いてる人を見ていると、裸足で歩いてる人なんか見かけない。着ている物もぼろぼろの衣類を着ている人は見かけない。今の日本の貧困は見えない貧困というべきだ。しかし、ホームレス者になれば貧困は見えてくる。家賃が払えなくて、住まいをなくした人々だ。ホームレス者にとっても食事は絶対的に必要だ。食べなければ餓え死ぬ。日本中の公園などで食事提供がなされてる。大人食堂がホームレス者の生存を支えてる。日本は、ほんとうに豊な国なのか。貧困にじっと耐えてる多くの人がいるのだ。日本では貧困者の暴動は起きない。耐え忍んでる。岸田政権になってから、富の分配を意識するようになった。今のところ口だけだ。貧困者に十分な支援は行き渡ってない。どんな人間でも食べなければ生きてゆけないのだ。食べる事は、絶対的生存の最低基準だ。6000か所も子供食堂がある国は、今後、さらにたぶん10000か所にもふくれあがるだろう国は、国家としての存立危機だ。中国の侵略危機やコロナの感染危機より深刻な危機だ。政府は今の深刻な状況を直さなければいけない。餓える人々をなくなさければいけない。幸い、日本には膨大な捨てられてる食べ物があるのだ。そういう物を回収して餓えてる人々に配分したらいい。フードバンクのシステムをもっと改善しなければいけない。餓え、明日は我が身なのだ。歯車が狂えば誰でも貧困に陥る。自分自身の問題として考えないと、問題は解決しない。大食い番組なんて品のないのは放送するな!テレビ局は考えろ!馬鹿野郎!俺は怒ってる。日本には怒らない人間が多すぎる。



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