国盗人の再演を観劇するために兵庫県立芸術文化センターに行ってきた。

世田谷での観劇も考えたが、兵庫の文化センターには行った事がなかったので、こちらで観ようと決めた。
物語はシェイクスピアの「リチャード3世」の翻案で、和洋折衷、悲劇と喜劇を表裏一体として表現する。

洋物のお芝居に日本の古典芸能の手法を取りいれ、照明やセットもかなり工夫されている。
古典芸能の経験のほとんどない役者さんにも能や狂言の様式を求めているが、出演者は皆、この演出に応えていたと思うし、上手く纏め上げている演出の力も素晴らしいと感じた。
演出は野村萬斎さんだが、私は彼の狂言師、役者としての顔も好きだが、演出家としての才能にもとても期待しているので、彼の挑戦的な舞台を拝見するとなんだか嬉しくなってしまう。
再演にあたって、多少、演出面で変更などもあり、全体的に初演よりスリム化しテンポよく運んでいた。
また今回、新しく加わったキャストの方も何人かおられたが、全く遜色なく溶け込んでおられて、作品を楽しむ事ができた。
そして、やはり、白石加代子さんの存在感と表現力は秀逸でした。


世田谷での観劇も考えたが、兵庫の文化センターには行った事がなかったので、こちらで観ようと決めた。
物語はシェイクスピアの「リチャード3世」の翻案で、和洋折衷、悲劇と喜劇を表裏一体として表現する。

洋物のお芝居に日本の古典芸能の手法を取りいれ、照明やセットもかなり工夫されている。
古典芸能の経験のほとんどない役者さんにも能や狂言の様式を求めているが、出演者は皆、この演出に応えていたと思うし、上手く纏め上げている演出の力も素晴らしいと感じた。

演出は野村萬斎さんだが、私は彼の狂言師、役者としての顔も好きだが、演出家としての才能にもとても期待しているので、彼の挑戦的な舞台を拝見するとなんだか嬉しくなってしまう。

再演にあたって、多少、演出面で変更などもあり、全体的に初演よりスリム化しテンポよく運んでいた。
また今回、新しく加わったキャストの方も何人かおられたが、全く遜色なく溶け込んでおられて、作品を楽しむ事ができた。
そして、やはり、白石加代子さんの存在感と表現力は秀逸でした。
