きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

いけばなの展覧会

2010-05-31 20:44:32 | 日常の出来事
白洲展に立ち寄った日は、名鉄百貨店で、いけばなの山村御流の展示会が開かれていたので、こちらにもお邪魔して来ました。



いけばなの流派というと池坊が有名ですが、その池坊すら、普段、ほとんど見る事はないのが現状ですし、華道は全く触れた事もありません。

そんな私が何故、立ち寄ろう思ったかといいますと、それは山村御流の家元が奈良の円照寺さんだから・・・。

3月に拝観させていただたいた、円照寺さんがとても素晴らしい空間だったので、山村御流の展覧会に行けば、あの空気の何分の一かでも感じる事ができるのではと考えたからでした。

思った通り、会場の外には四季折々の円照寺さんの写真が飾られ、静寂の中の美が漂って、一つ一つの写真の前で、じっと立ち止まってしまいました。

お花の事はほとんど判らないのですが、私の印象としては省略された美の世界という感じがしました。
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白洲次郎と正子の世界展

2010-05-30 20:30:33 | 日常の出来事
JR名古屋タカシマヤさんの大京都展でいただいた、企画展覧会の招待券。



開催期間中に観劇で名古屋に行く日があったので、少し早めに家を出て立ち寄ってきました。



白洲次郎さんについては舞台になったり、TVでも取り上げられたりしていたようですが、私自身はどちらも見ていなくて、実は何も知らない状態でした。

展示品には彼がマッカーサーに送った椅子や渡航の際に使用したトランクや愛用品などがありましたが、いかにもジェントルマンという感じのするものばかりでした。

その中でも印象的だったのが「葬式無用、戒名不要」と書かれた遺言書で、今ならあり得る言葉ですが、当時にすれば、考えられないものなので、ちょっと感動ものでした。

そして、彼は「われわれは戦争に負けたのであって、奴隷になったのではない」と言ったそうですが、その凛とした考え方や生き方が垣間見えるコレクションでした。


白洲正子さんはその著書を何度か拝読した事はある程度で、能に精通されて、仏像や陶器などに造詣が深い方だというイメージでした。

今回の展示では正子さんが蒐集されていた陶器の展示が一番多かったのですが、陶器にはあまり詳しくない私に、一番印象的だったのは、能の土蜘蛛を演じておられる写真でした。


展示品の理解もあまりできてないのかもしれないのですが、戦後の大変な時期にも自分達の生き方を貫く姿がとても素敵で、その真っ直ぐな姿勢が輝いて見えたのでした。
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都と京

2010-05-29 19:58:22 | 
少し前の本ですが、図書館で何気なく手に取ってみたら、表紙のデザイン(少しポップな洛中洛外図屏風)に興味をそそられて借りてみました。

作者の酒井順子さんは「負け犬の遠吠え」で有名なエッセイストさん。
酒井さんが愛する京都を東京と比較しつつ語っておられます。

なる程と思ったり、ヘーこんなの知らなかったかもとか思いつつなかなか楽しく読む事ができました。

あとがきで酒井さんは30歳を過ぎてから京都の見方が変わったと書かれていて、それまでには見えなかったものが見えるようになって京都の魅力にはまっているとおっしゃっておられました。

私は年齢を重ねて京都の見方が変わったという感覚はあまりないのですが、小学校の修学旅行で初めて京都を訪ねた時に、とにかく楽しかったのです。それは旅行そのものが楽しいというのではなくて、京都に居る事が楽しかった・・・。

京都に行くまではさほど京都に興味があったわけでもなく、むしろ修学旅行なんてあまり行く気がしなかったのですが、帰った後の旅行記も嬉々として書いた記憶がある程に、京都は私にとって魅力的だったのです。

私は小学生の感性のまま成長していないのかもしれないですが、自分がハッピーになれる場所が京都なので、これからも通い続けるのだろうなと思っています。
そして、この本からもこれからの京都通いの新しい切り口が見つかったような気がしています。

それにしても酒井さんが京都好きだなんてずっと知りませんでした。



本日、ブログ開設から200日目みたいです。という事はこの日記が200投稿目
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ペーパームーン

2010-05-28 20:25:24 | テイクアウトスイーツ
大京都展ラストのお店は京漬物のなり田さんが展開されている洋菓子店のペーパームーンさん。

ミルクレープが有名ですよね。

今回もそのミルクレープをはじめ色々なお菓子が並んでいましたが、イノダさんのレモンパイを購入したので、生ケーキ類を買うわけには行かず、焼き菓子を購入しました。

購入したのはミルククッキーのキャラメルミルク。



形状は鼓月さんの千寿せんべいに似ています。

お味の方はほんのりキャラメルの香がするクリームを挟んださっくりクッキー。

形状が似ているので、比べてしまうのですが、私的には千寿せんべいの方が好きかもしれません。



京都ペーパームーンカフェ&ケーキ
京都市上賀茂桜井町101
075-703-3705

お店の名前は違いますが、同じなり田さんのプロデュースの洋菓子店です。
cake cake cake
京都市中京区姉小路堺町東入木下町299
  075-254-4678
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イノダコーヒ

2010-05-27 21:04:18 | テイクアウトスイーツ
3つ目のお店はイノダコーヒさん。

イノダさんといえば、やはり超有名なお店。

こちらも京都だけでなく、東京にもお店があります。

京都のお店にはあるけれど、東京のお店にはないメニューが今回購入したレモンパイ。

イートインコーナーもありましたが、テイクアウトでお願いしました。



レモンパイというケーキは普段、好んで食べるケーキではないのですが、イノダさんのレモンパイは外側の焼き具合が絶妙でとても美味しいです。

実はこのレモンパイ以外にも気になるケーキがいくつかあったので、又、京都に行ったら久しぶりに立ち寄ってみようかなと思っています。


イノダコーヒ本店
  京都市中京区三条下ル道祐町140
   075-221-0507

イノダコーヒ東京大丸支店
  千代田区丸の内 大丸東京店8階
   03-3211-0033
コメント (2)
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