今年の誕生日に夫から図書券を思いのほか沢山もらったことは以前書きました。
二度目にジュンク堂に行ったときに真っ先に目に入ったのがこの本でした。
大文字で書かれている「自分のせいだと思わない」に、はっ!と惹きつけられたのですが
それよりも小さい文字で書かれている
「自分に与えられなかったものをずっと気にしても、どうにかなるわけじゃない。
どうにかなるのは、自分にあたえられたことだけ。
『自分のことを残念に思う』癖をつけてはいけないよ」
というこの文章には衝撃を受けました。
まさに今の私、いえ、これまでの私の生き方をそのまま見られていたかのようなこの言葉には
胸を何かに射貫かれたような感じでした。
そして裏表紙を見てみたら
この言葉です(@_@)
結婚して45年、ずっとずっと今でも持ち続けて、悩み続けてきたこの悩み。
それと格闘し、悩み続け、沢山の本を読み、沢山の人々
医師やセラピスト、霊能者、友人達は勿論のこと
相談し続けてきたけれど解決しない私の悩み。
それを「もうあきらめなさい」と。
そして「別の希望を持ちなさい」と。
昨年末から受け始めたあるセラピストの方の5回セッションをあと1回残したこのときに
目の前に突如現れたこの言葉には
これを単なる偶然と思うことはどうしてもできませんでした。
そのまま買って帰って読み始めました。
著者、というかこの言葉を発していた方は
「いた方」という過去形にしたのはすでにお亡くなりになっていた
小池一夫さんという作家であり脚本家でもあった人で
80歳を過ぎて病気で入院していて始めたTwitterで
毎日つぶやいた言葉を集めた本だったのです。
これはすでに3冊目だったのですが
まさに私に天から使わされた使者のようでした。
中にも沢山の名言が収録されていました。
何度も読み返したい大切な本になりました。
そして、私はこの表紙の言葉によって「もうこのことで悩むのも、自分を残念だと思うこともやめよう!」と
しっかり胸に刻み込むことが出来ました。
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