ジブリ大好きなので昨日「レッドタートル ある島の物語」を見てきました。
他にも「シン・ゴジラ」や「後妻業の女」も見たかったのですけど
時刻があわなくて、これに決めました。
予備知識皆無で行ったので驚きの連続。
宮崎駿さんが映画は引退したのでこれは高畑勲さんの作品でした。
しかも無言劇・・・つまりセリフが一言もないのです。
どこの国もどんな時代の話かもわかりません。
難破してただひとり絶海の孤島に流れ着いた男の物語です。
最初は見ていて本当に怖かった((+_+))
小さな島に何も持たずただ一人、どうやって生きていくのか?
その日々が淡々と無言で続いていくのですが
何とか竹のような植物の幹を組み合わせて筏をつくり沖へ漕ぎ出そうと試みます。
ネタバレになるのでストーリーは書きませんが
これまでのジブリにはなかった絵のタッチと内容ですね。
思わず引き込まれて最後まで観ましたけど
正直、結構つらかったです。
ハッピーエンドか?というと何と答えたら良いのか。
でも最後に感じたことは、人は一人では生きて行けない。
独りだと気が狂いそうになるけど、それが二人になった途端少し楽になる。
それでもやっぱり人間は群で生きる動物なのだろうと思いました。
そして男二人だったらやっぱり筏を作ってその先大海原で難破しようとそこから逃げ出そうとするだろう。
だけどそれが男と女だったら途端に状況が変わってくるのが良く分かりました。
地球に男と女がいる理由が分かった気がしました。
色々考えさせられた映画でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます