前回の 固有受容覚についての続きです。
もともと、この話を書くきっかけは由紀子が骨振動を好む!ということからでした。
打楽器の振動が骨に響くことが快感なのは、前回書きましたが、
他にも由紀子が好む刺激があります。
それは、腕や脚をを持ち上げてブルブルと揺すってやることです。
この刺激の方法は、昔通っていた療育センターで教わりました。
そのときは、意味もよくわからなくてやっていたのですが・・・(笑)
これは、骨と筋肉に刺激を入れるので、固有覚への刺激だと思います。
由紀子がイライラしているなぁ・・・と、思うときに
腕をブルブルしてやると、少し落ち着いたりします。
本当は脚の方が効果は大きいのですが、
近年の由紀子の体重増加のために、重くて・・・・無理!(笑)
それと、もう一つ・・・
由紀子が好む刺激が、バイブレーション!
これは以前も紹介しましたが、由紀子愛用のバイブレーターです。
マッサージ用の商品ですが、音が静かだし、持ちやすいので重宝しています。
これを由紀子は自分の頭や口に付けて、振動を楽しんでいます。
{{{{{{}(*^ー^*)}}}}}}
私もやってみたのですが、肩やふくらはぎなどのマッサージは気持ちいですが
頭はねぇ・・・・{{{{( ▽|||)}}}}脳が・・・・(笑)
昨日の夜も、なかなか眠れなかった由紀子が頭を叩いて泣き出しました。
実は、そのときこの日記の下書きをしていたんですが
バイブレーターのことを思い出して、由紀子の頭に当ててみたんです。
すると、黙って目をつぶて・・・・
「気持ちいい?」
「気持ちいい!」ウン((T_T )
でも、しばらくすると・・・
支えている私の手の方が振動でおかしくなってきて・・・(笑)
「ゆきちゃん、もういい?」
「まだ!!」(´・д・`)ヤダ
まだぁ?!_(;××)/○)))ブルブル・・・
おでこに5分ほど振動を与えたところで、由紀子が
「おでこがかゆい!」
それで、やっと開放してもらいました。(´▽`*)アハハ
このバイブレーションについては、自傷にも効果があるという論文もありました
自傷行為も固有受容覚に関係しているらしいのです。
この日記を書いていると、どんどん勉強しなければならないようなことが見つかっていく・・・。
この連鎖はどこまで続くのか・・・?(笑)
固有受容覚について、調べているうちにある方のHPにこんな記述を見つけました。
オリバー・サックス(脳神経科医)という人の著作からの引用みたいですが・・・。
「これは、筋肉、関節、腱からの刺激に依存した感覚で、普通は意識されないため、たいてい見過ごされてしまうのだが、きわめて重要な第6番目の感覚なのである。それによって身体はそれ自体を認識し、完全に自動的に、瞬時の正確さで可動部分の位置、動き、相互の関係、空間における連携を判断するのである。(中略)身体はこの6番目の感覚によってそれ自体を認識し確認している。そのおかげで人は「自己を所有して」いられる、つまり自分自身で有り続けられるのだ。」(『左足をとりもどすまで』より)
自己を所有する・・・それはアイデンティティを持つって意味もありますよね?!
由紀子はこの強い刺激で、自分の身体を意識し、
それと同時に、自分を他の誰でもない自分であると感じているのかもしれません。
※固有受容覚について(自閉症の特性11)
自閉症の特性13・・・おまけ
=END=
もともと、この話を書くきっかけは由紀子が骨振動を好む!ということからでした。
打楽器の振動が骨に響くことが快感なのは、前回書きましたが、
他にも由紀子が好む刺激があります。
それは、腕や脚をを持ち上げてブルブルと揺すってやることです。
この刺激の方法は、昔通っていた療育センターで教わりました。
そのときは、意味もよくわからなくてやっていたのですが・・・(笑)
これは、骨と筋肉に刺激を入れるので、固有覚への刺激だと思います。
由紀子がイライラしているなぁ・・・と、思うときに
腕をブルブルしてやると、少し落ち着いたりします。
本当は脚の方が効果は大きいのですが、
近年の由紀子の体重増加のために、重くて・・・・無理!(笑)
それと、もう一つ・・・
由紀子が好む刺激が、バイブレーション!
これは以前も紹介しましたが、由紀子愛用のバイブレーターです。
マッサージ用の商品ですが、音が静かだし、持ちやすいので重宝しています。
これを由紀子は自分の頭や口に付けて、振動を楽しんでいます。
{{{{{{}(*^ー^*)}}}}}}
私もやってみたのですが、肩やふくらはぎなどのマッサージは気持ちいですが
頭はねぇ・・・・{{{{( ▽|||)}}}}脳が・・・・(笑)
昨日の夜も、なかなか眠れなかった由紀子が頭を叩いて泣き出しました。
実は、そのときこの日記の下書きをしていたんですが
バイブレーターのことを思い出して、由紀子の頭に当ててみたんです。
すると、黙って目をつぶて・・・・
「気持ちいい?」
「気持ちいい!」ウン((T_T )
でも、しばらくすると・・・
支えている私の手の方が振動でおかしくなってきて・・・(笑)
「ゆきちゃん、もういい?」
「まだ!!」(´・д・`)ヤダ
まだぁ?!_(;××)/○)))ブルブル・・・
おでこに5分ほど振動を与えたところで、由紀子が
「おでこがかゆい!」
それで、やっと開放してもらいました。(´▽`*)アハハ
このバイブレーションについては、自傷にも効果があるという論文もありました
自傷行為も固有受容覚に関係しているらしいのです。
この日記を書いていると、どんどん勉強しなければならないようなことが見つかっていく・・・。
この連鎖はどこまで続くのか・・・?(笑)
固有受容覚について、調べているうちにある方のHPにこんな記述を見つけました。
オリバー・サックス(脳神経科医)という人の著作からの引用みたいですが・・・。
「これは、筋肉、関節、腱からの刺激に依存した感覚で、普通は意識されないため、たいてい見過ごされてしまうのだが、きわめて重要な第6番目の感覚なのである。それによって身体はそれ自体を認識し、完全に自動的に、瞬時の正確さで可動部分の位置、動き、相互の関係、空間における連携を判断するのである。(中略)身体はこの6番目の感覚によってそれ自体を認識し確認している。そのおかげで人は「自己を所有して」いられる、つまり自分自身で有り続けられるのだ。」(『左足をとりもどすまで』より)
自己を所有する・・・それはアイデンティティを持つって意味もありますよね?!
由紀子はこの強い刺激で、自分の身体を意識し、
それと同時に、自分を他の誰でもない自分であると感じているのかもしれません。
※固有受容覚について(自閉症の特性11)
自閉症の特性13・・・おまけ
=END=
骨振動
固有受容覚
すごく勉強になりました
う~ん 本人にしかわからない微妙な感覚というか…とってもわかりにくいのですが、安定した状態で過ごせないときの不安を想像すると辛いものがありますね。
でも こんなふうに理由がわかると それぞれの人に合った対処の方法も少しずつわかるでしょうね。
それぞれの人たちのそれぞれの方法で 感覚の違いからくる不快さを克服できたら良いですね。
ひとつ気になることがあります。
先日コメントを残した際に感覚のことを
私は、感覚の障がいだというコトバを使っていました。こちらの日記を読む中で 感覚の違いそのものは障がいとは言わないよなぁm(__)mと気付きまして。。
訂正いたします。
お気にさわられた方がいらっしゃったらと… お詫びいたします。
感覚の問題は、人それぞれだと思います。
本を読むにつれ、もしかしたら自分が感じている感覚は他の人とは違うのかもしれない・・・
なんて、考えるようになりました。
でも、
「あなたはこんな時はどんな感じですか?」
なんて、改めて聞くのも変だし・・・(笑)
我が家の長女と次女は数字を思い浮かべるときに色がついていると言うんですよ。(笑)
それは共感覚と言うんですよ!
感覚の世界は面白いです。(*´∀`*)~♪