ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

食のこだわりを乗り越えるとき

2013年11月23日 | ゆきちゃんの日記
昨日はデイから
外食に出かけた由紀子さん。

カレーを食べに行ったのだそうです。

デザートにはケーキまで食べたんですって!!

超ご機嫌で帰宅しました。

V(○⌒∇⌒○) ルンルン




そのケーキについてなのですが・・・。

私が知る限り
由紀子は

「ケーキは絶対にイチゴショート!」
d(ー.ー )

と、確固たるこだわりの持ち主の
はずだったのですが・・・

昨日はチョコレートケーキを食べたのだそうです。

しかも、「おいしい!」と言いながら!!

工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工



だって、家では
チョコレートケーキが目の前にあっても
「いらない!」と知らんぷり!

ぎりぎりOKなのは
生クリームにフルーツのケーキかな?


その由紀子が
チョコレートケーキを
おいしいと言って食べたとは・・・

お迎えの場で
支援員さんの話を聞いた時には
驚いたのですが

自宅に戻って
連絡帳を読んだときに
「おいしい!」にいたるまでの
由紀子の葛藤が伝わってきました。(笑)


・・・・連絡帳・・・・
昼食の時はケーキと本人へ話したところ
機嫌が悪くなりましたが
すぐに落ち着かれ、カレーも全量食べられました。
   中略
デザートでケーキも一個たべられました。
・・・・・・・・・・・・

短い文章ですが
なんだか光景が目に浮かぶようです。(笑)


ケーキと伝えられたとき
由紀子にはたぶん
イチゴショートではないことが
わかったのでしょう。

さらっと、「機嫌が悪く・・」と
書かれていますが

きっと足を叩いたりの自傷があったんだろうと
母には想像ができるのでした。(笑)

ヾ(。`Д´。)ノ彡☆ブーブーッ!!




その後、カレーでご機嫌が直り

チョコレートケーキも
「私はショートケーキがいい!」と
言葉で伝えることができないし・・・

みんなと一緒なので
あきらめ気分で口にした!


すると・・・

意外にもおいしかった!

(゜∇゜)ウ(゜◇゜)マ(゜ー゜)イー!!!!

そんな経緯だったのでは?(笑)



小さな頃からのこだわりで
イチゴショート系のケーキしか
食べなかったので
他のケーキのおいしさなんて
知らないまま大人になってしまった由紀子!

仕方なくでも
口にしてみたら
今まで知らないおいしさが
そこにはあった!

ってか?

o(〃^▽^〃)oあははっ♪



今まで、ほかのケーキを食べさせなかった私にも
こだわりを続けさせてしまった責任が
あるのかもしれませんが

ずっと肥満を意識して育ててきたので
無理やりチョコレートケーキを
食べさせる必要なんて感じてなかったのです。



いったん嫌だと決めたものは
食べろと言われても
絶対に食べない!

むりやり口に入れると吐き出すか
水やお茶で流し込む・・・

頑固なこだわりに手を焼くのに
乗り越えるときって
意外にこんな感じで
スルッとなのかもしれませんね。(笑)


これからは
ケーキを食べるときには
「どれがいい?」
と、選択させる楽しみが増えました。
v(*'-^*)bぶいっ♪


今までにも
新しいものが食べられるようになるきっかけは
家族以外の人たちと
食事をした時でした。

餃子とか焼き鳥とか・・・

ちょっと大人のおつまみ系?(笑)




人参やピーマンなどの
素材の好き嫌いの改善は
いろいろ工夫して
努力してきました。

でも、メニューそのものは
広がらないのが現状です。


由紀子も家族の前では
初めてのメニューには
手を出しません。


外食しても
家族は由紀子が好きなものを
チョイスしてしまいがちですしね・・・。


こうしてみると
由紀子の食の世界を広げる方法は

家族以外の人たちと
外食をしたりするときが
チャンスなのかもしれませんね?!


他力本願と言われそうですが
私たちも新しい味と出会うときって
友人と外食をしたりするときだったりするでしょう?


そんな機会が少ない由紀子

これからは
その機会を増やしてやるのが
私の役目かも?

でも、難しいですね…。

=END=
コメント (2)
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