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新開場 京都南座 「NARUTO」 観劇記

2019-06-07 11:06:45 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

Akageraさん「イイネ3票&応援2票」豪華プレゼントアリガトです。Light77,Daininomichiさん「イイネ」アリガトです。Bellsan0704,nonokarmy,goohanasaku,1419046,Aoy,nogappaさん「イイネ+応援」ドサッと頂きました、感謝です。Wonderlandさん「応援」頂き有難う。たまボブ、宮ちゃんさん「コメント」アリガト。宮ちゃんさんのコメントにはいつも癒され笑わされます。謝謝。

京都へは2014年に三十三か所お参りで行ったきりでした。で「河原町」で地上に出た時何となく新鮮なかんじもしました。と言うのはその後足を痛めたことと、インバウンド客の増加の混雑で何となく遠のいていました。昨日平日でも修学旅行生とインバウンド客で目抜き通りは確かに混雑していますが、彼らが行かない一歩内側の道に入れば京都らしい佇まいが十分見られました。これで又行こうかなと言う気分になれました。

南座の歴史は江戸時代慶長年間 1596-1615年)初期に起源を発し、元和年間に官許されたとされる劇場で、同一の場所で今日まで興行を続けてきたという意味では、日本最古の劇場である。1996年に国の登録有形文化財になり、2015年(平成27年)から耐震診断の結果新装改築の為2016年1月休館。2018年11月新開場する運びとなって、今回は観劇と言うより観劇場の積りでした。

ジジは新作歌舞伎「NARUTO」には何の予備知識もなく直前に南座のHPを見て行っただけだったので、第一場でナルトの荒筋を追って誕生からの由来が描かれているのですが、セリフが時々聞こえないせいもあってよく判らず途中でウトウトしかかりました。

第2場からは内容もよく呑み込めたし、セリフは現代調なので解りやすいしで段々面白くなり、第3場の大団円では大掛かりな本水使用の場面でナルトとサスケの死闘が繰り広げられてオワリ。演出のG2さんはこの前梅芸で「魔界転生」を見ていたので、膨大な漫画「NARUTO」を彼らしい解釈で上手くマトメていると思いました。

歌舞伎風に場面転換に引幕を使ったり、本水をクライマックスで使ったり、みえ切り、チャンバラやトンボ返りの立ち回りもふんだんに、又せり上がりを多用して意表を突いたり、加えてCG、マッピング、レーザー照明、ロックミュージックも加えられテンポのある舞台でした。

主演はうずまきナルトが中村隼人さん、うちわサスケが坂東巳之助さん。客演ではないが重鎮の中村梅玉さんが最後に二人と対決する悪役うちわマダラを演じ舞台を引き締めた。作劇上なのかタイトルロールのNARUTOよりサスケの方がよく描けていて、見せ場も多いように思ったが、最後には若手の二人が優劣をつける争いの場面でどちらにも軍配をあげる熱演でした。ただ舞台には何となくまだ空間が余っている感じがして、梅玉さんの登場で漸くそれが埋まるという感は拭えませんでした。

さてNARUTOの紹介はあちこちのHPから集めて記載しています。

南座新開場記念 新作歌舞伎 NARUTO -ナルト-総座席数:1,082(座席の配列がゆったりとなり以前より見易い)

 原作:岸本斉史『NARUTO-ナルト-』(集英社 ジャンプコミックス刊) 脚本・演出:G2 上演時間 2時間55分

あらすじ 

好評を博した新橋演舞場での初演から約1年。さらに練り上げられ南座で開幕しました。演舞場公演に引き続き、うずまきナルト、うちはサスケを勤めるのは坂東巳之助、中村隼人。原作漫画は全72巻からなる壮大な物語。新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』は、落ちこぼれ忍者うずまきナルトの成長を描いたバトルアクション物語で、竹本の語りもあり、原作ファンはもちろん、原作を読んだことがないお客さまでも楽しめる舞台です。 

忍者の里「木の葉隠れの里」を守るために、生まれて間もないころに巨大な狐の化け物「九尾(きゅうび)」を腹中に封印されていることで、周囲から嫌われ、幼い頃から孤独に過ごしてきた、うずまきナルト。落ちこぼれながらもかろうじて忍者学校を卒業します。そして、里の下忍として、うちはサスケ、春野サクラ(梅丸)とともに、上忍のはたけカカシ(嘉島典俊)率いる第七班に配属され、次々と任務をこなしていきます。 

サスケも、孤独のなかで生きてきたひとり。兄うちはイタチ(市瀬秀和)に、両親を含む一族全員を目の前で殺されるという暗い過去を持つ彼は、イタチへの復讐だけを目的に生きてきました。そんな彼にとっても初めて出会った心を許せる友人が、ナルトとサクラでした。 

しかし、最強の血族と呼ばれたうちは一族の血を引くサスケの肉体と、ナルトのなかに封印された巨大な力をもつ「九尾」を狙う者たちが現れます。その思惑にサスケは利用され、一番の友人であり、ライバルであるナルトの命をも狙うようになってしまいます。しかし、まっすぐにサスケを信じ続けるナルトは、命を懸けてでも、親友を助けようと奮闘します。

伝説の三忍、自来也(猿弥)、綱手(笑也)、大蛇丸(笑三郎)が登場し、自来也と綱手は、それぞれナルトとサクラを心身ともにたくましく成長させます。そして、木ノ葉隠れの里を滅ぼそうとする大蛇丸は、永遠の命を手に入れようとサスケの肉体を狙い、サスケを育て上げます。 

そして、今回、最強の敵、うちはマダラを勤めるのは梅玉。イタチも一味である“暁(あかつき)”を率いるマダラは、ナルトのなかに封印された「九尾」を狙います。イタチの真意を知り、心を改めナルトのもとに戻ってきたサスケ。力を合わせなければ決して勝つことができない相手を前に、ナルトとサスケはひとつとなって戦います。

初演時にうちはマダラを交互に勤めた猿之助、愛之助が、今回の南座公演に声で出演。猿之助は、ナルトの腹中からの解放をたくらむ九尾の声を、愛之助は物語を突き進めるきっかけとなる予言を行う、大蝦蟇仙人の声を勤めます。流石に存在感がありました。

忍術を用いた戦闘の場面では、ツケ打ちはもちろん、映像や、本水も用いて、思わず息を飲むような迫力あふれる立廻りを披露する新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』。『NARUTO』のなかに登場する化け物たちも、歌舞伎ならではの大がかりな道具で表現するなど、歌舞伎独特の演出方法を用いて、観客を壮大な世界のなかに引き込みます。 

落ちこぼれ忍者、うずまきナルト(坂東巳之助)は忍者学校を卒業し、うちはサスケ(中村隼人)、春野サクラ(中村梅丸)とともに、はたけカカシ(嘉島典俊)のもと任務を遂行していく。ナルトはサスケをライバル視しながらも友情を感じていたが、サスケは一族全員が兄、うちはイタチ(市瀬秀和)により殺されるという暗い過去を抱えていた。

ナルトたちは数々の試練に立ち向かい、自来也(市川猿弥)、綱手(市川笑也)との出会い、大蛇丸(市川笑三郎)との争いを経て、成長していく。そして世界を揺るがす強大な敵、うちはマダラ(中村梅玉)を倒すため、ナルトたちの戦いが今、始まる。

巳之助のうずまきナルトと隼人のうちはサスケ、二人の絆は変わらず、三すくみを見せた猿弥の自来也、笑也の綱手、笑三郎の大蛇丸に、嘉島典俊のはたけカカシ、梅丸の春野サクラ、市瀬秀和のうちはイタチも東京公演に引き続き登場します。そして、南座では新たに、ナルトとサスケの前に立ちはだかる大敵であるうちはマダラを、梅玉が勤めます。

ポスター

主な出演者

本水を使った巳之助と隼人の格闘技

 

 

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1 コメント

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Unknown (翡翠)
2019-06-07 21:08:47
ジジさま

こんばんは~(*^-^*)
ナルトの新歌舞伎ですか~!

うちの妹が、マンガを買っていたので
読んでいましたよ (^-^)
アニメにはなっていましたが、歌舞伎は
知りませんでした。

歌舞伎は 迫力がありますね(*^▽^*)


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