光の風☆★

~画家すずきゆきおの世界~
 夢と希望に癒しの芸術を
生み出す画家の日々の、つぶやき

雑感166(光と影の落差)

2018-12-30 | 絵画
今年を振り返ってみて一言で表せば、
例年になく光と影の落差が大きかった。
個展があった7月上旬までは、
身心とも絶好調の光そのものだった。

8月に入ると少しずつ光が漸減し始めてきた。
夏の暑さ光りが日差しの強さに
影の部分がことさらに目立つという、
自然現象の四季による夏の日差しのせいではない。

今にして思えば、
本心を隠しているなんて、
人生で初めての経験が、
心の不調が引き金をひいて腹痛を起こしたとも言える。

なぜならば、
精密検査の結果は、
悪いところは無かった。

制作も今年の前半は絶好調
それが一転して後半は不調そのものだったが、
師走の12月に入って、
不調が嘘だったかのように新しい境地の作品が生まれた。

制作と比例するように体調も良くなってきた。

なぜ、こんなに身心の不調に悩まされたかを、
考えると自分自身の本心を見失っていたからだと分った。

原因を自覚すると徐々に体調も良くなり、
制作も軌道に乗り始めてきた。

72歳まで、正確に言えば20歳以降の52年間は、
自分自身の本心に正直に従って生きてきたと思う。

本心を追及して妥協をしないゆえの軋轢も、
それは苦しくても自分の本心からものだから、
身心の体調の不振まで招かない。

本心を曲げざるを得ない。
曲げたものを、さも自分の意見のように言わなければならない。
本心を覆い隠すことは身心の不調を招くものだと痛感した。

本心のままに歩んできた、
今までの自分を否定する
そんな理不尽なことは、
一切したくない。

本心を素直に出せないのならば、
本心を覆い隠す障害物をハードル走よろしく、
飛び越えて無縁にしていれば良いと分ったら、
影が覆いつくす暗闇がとれてきた。

70歳越えての惑い悩みは、
けっこう重くて辛いものがあった。

つまらない事に振り回されたものだという悔いがある。

二日後に新しい年が始まる。
新しい日の出が待っている。

どうぞ、良いお年を迎えてください。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (増田次郎)
2018-12-30 13:14:36
来年はますますのご活躍をお祈り申し上げます。
Unknown (増田次郎)
2018-12-30 13:15:57
来年はますますのご活躍をお祈り申し上げます。
良いお年を! (すずきゆきお)
2018-12-31 07:49:08
増田さん!コメントありがとうございます。
良いお年をお迎えください。

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