光の風☆★

~画家すずきゆきおの世界~
 夢と希望に癒しの芸術を
生み出す画家の日々の、つぶやき

雑感157(歳をとってみないと分からない)

2018-02-15 | 日常
先日、2月9日は父の誕生日。
父が亡くなってから3年、
生きていたら99歳の誕生日。
私は生前、父がよく言っていたことを
思い出す。

「この歳になって見たら分かる、
なったら分かる!」

「若い者には歳をとった者の事は分からない」

父が80歳ぐらいから、
そう言うようになったのか、
もっと若く70歳過ぎのころからなのか、
はっきり時期は特定できないが、

無口の父が、
時おり、ぼっそ!と独り言のように言っていた。

「歳をとって見なければわからない」

今年の夏のことですが、
私も、父の独り言を胸の中に呟いた。

「歳をとって見なければ分からない。」

孫を近所のプールに連れていくことになったのです。
しぶしぶプールに行くことになってしまった。

娘から、おじいちゃん(私のこと)の海水着を買うね!
と訊かれたから、さすがに、その申し出は却下した。

スイミングに行き出して少し泳げるようになった孫と、
一緒にプールで泳いだら、
じいちゃんに赤信号が点滅だよとは言わなかったが、
プールに連れていくのは止めたいと思っていた。

幸いに、本当に幸いなことに当日は雨だった。
プール行きは中止。

これこそ、神に感謝!
私は無事でした。(笑)

小さい子どもの親達の年齢からしたら、
71歳の体力を実感として分からないのは無理もないことです。

歳をとってみないと分からない、
当たり前です。

最近しきりに人生100歳時代といわれているようだが、
100年の人生を、どのように生きるかが問われていると、
そんな論調を、ちらっと耳にするが、

そのような論調を聞くと、
私は生前、父がよく言っていたことを
やはり思い出す。

この歳になって見たら分かる、
なったら分かる。

論者が40代50代の人だと、
体力が加齢と共に落ちていくのを頭で理解しているだけで、
実感として感じていないから空疎空論に聞こえてくる。

たとえば50代の自分の体力、知力が、
そのまま100歳まで続くわけないですからね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感です。 (増田次郎)
2018-02-15 19:11:13
年を取ることは大変です。長生きは決してしあわせなことではありません。


コメント見落としていました。 (すずきゆきお)
2018-02-25 19:44:00
コメント見落として失礼しました。
私も近頃、すこし老いを感じ始めました。というと増田さんから叱られそうですが(^o^)

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