光の風☆★

~画家すずきゆきおの世界~
 夢と希望に癒しの芸術を
生み出す画家の日々の、つぶやき

雑感59(タラントン)

2015-02-28 | 絵画
先日、起き抜けに、
「人は生ある間は成長し続ける存在。成長し続ける使命が与えられている」
唐突にそんな言葉が頭の中に浮かんだ。
正確には夢の中で、そんなことを喋っていた。

眠りから覚める僅かな、
瞬くような時に思いがけずに表出される呟き。

意識へと覚醒するその前の中間地帯には、
何か宝庫のようなものがあると思う時が多々ある。

最近、私は自分の年齢を考えて残りの時間は少ないと思い、
若い時のように時間は限りないと思えない現実から、
何事にも多くを望まなくなっていて、
計画は目先のものだけになっている。

退嬰的な傾向を持ち始めている。

これではいけない。
そう!これではいけないです。

なぜ、いけないのか?

タラントンの譬え(マタイ25章14~30)を私に当てはめてみると、
神さまから預かったタラントンを充分に生かし切っていない。
タラントンを倍にしなければ神さまから、
「それで良し!」と褒められない。
認めて頂けないわけですから、
老齢をむかえたことに甘んずることなく、
生ある間は成長し続けなければならない。

画業が今日よりも明日へと高みを目指さなければ、
申し訳ないです。

可能であるかどうかではなく、
その気持ちを失ってはお終いです。

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雑感58(申告書)

2015-02-23 | 日常
今日の午前中、確定申告の準備をしていた。
一年分の経費と売上の計算を僅か半日で出来てしまった。
資料はまとめてすぐに取り出されるようになっているから、
まあ~少しは用意万端ですから効率良くはかどった。

とは言っても資料が手元にそろっているとはいえ、
半日で終わってしまうのは、
いかにも寂しいかぎりの
少ない数字の売り上げと経費だということです。

数年前までは、
几帳面に毎月毎に月締めをしていたから、
申告書は清書するだけだったから、
その頃と比べたら、まとめる時に手間がかかる。

お金儲けのために絵を売るなんてしない!と言って、
決して画業で勝負しない絵描きアーテイストが多いけれど、
そういう人はプライドだけが高い
アマチュアです。

教授であろうが何であれ、
そうです。

お金儲けを目的で絵を描くなんてしたら、
こんなに効率悪い仕事はないです。

効率が悪かろうが、
大した収入にならないにしても、
絵を制作するのには大きな喜びがある。
金銭で計り知れないものがある。

だからこそ画家でありたいし、
画家を続けたいものです。

だいぶ前若い時には、
絵の仕事以外にもう一つの仕事をしていましたが、
収入だけを考えたら、
その、もう一つの仕事に専念しますね。

その仕事と決別して画業一本になったのは、
お金の価値を超えた価値を画業に見たわけですが、
申告書を書くときに思うのは、
お金とは無縁な仕事だとつくづく思う。

申告書を作成するのを苦痛に感じないのは、
以前の仕事が似たモノだからです。

そちらのが収入は絶対に良かったが、
画家人生に後悔はしていない。

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雑感57(指で描く!)

2015-02-19 | 絵画
マロンと散歩中に多いのですが、
指で描くことです。何のことだかこれだけでは意味不明ですね。
私の立ち位置から鳥が目の前を飛んでいる時、
同じく上空を鳥が飛んでいる時、
真下(丘ですから上から下を見る)を鳥が飛んでいる時、
思わず右の人差し指で左の手のひらに鳥の形を
なぞるように描くことが多い。

あるいは右手を差し出して体の前の空間に描く。
事情がわからない人が私のしぐさを見たら、
手をただグルグル回している変なオジサンでしょうね。
幸いにして近くのお寺の広大な敷地内の
墓地ですから、あまり人目がない。

手のひらに描くにしても空中に描くにしても、
体の動作を連動していると形を覚えるものです。

ただ見ているだけでは記憶に留めることはできないものです。

どこかに出かけた時に経験することに、
写真を撮っていると私の場合は、
あまり後々まで記憶に残らないが、

小さなメモ帳に簡単なスケッチをしておいたほうが、
細かい事柄もふくめて後々記憶に残るものです。

そこまでいかなくても、
人差し指で手のひらに描いたりすると、
何もしないよりも格段に記憶に残るものです。

もし人差し指をぐるぐる回している
指揮者まがいの私を見かけたら、
以上のわけですから了解のほどを。(笑)

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雑感56(メモ・る)

2015-02-12 | 絵画
小さいメモ帳をいつも携帯している。
縦10センチ横7センチのメモ帳です。
手帳ほど頻繁に使わないが、
なぜ携帯するようになったかと言うと、
数年前の個展の時、友人夫婦にご来場いただいた。
その友人がメモを取るのを見てからです。

観覧していただいた後の雑談で、
友人は、私の話しに興味を感じると、
小さなメモ帳を取り出して記入をする。

私はたいした内容の話しをしている自覚は無いし、
すぐにメモを取るのに少し違和感があった。

どうやら美術に関する用語で知らないものは、
私に念のため再び訊いてからメモ帳に書き込んでいた。

どうってことない私の雑談でも、
興味を感じるとメモをするので、
最初は煩わしく感じたが、
そのうちに、メモる!ということは、
とても良い習慣だと思いはじめた。

さすが東大出の友人は普段から心がけが違うと感心。

それからです。
私も手帳とは別にメモ帳を持つようになったのは。
メモをするのを習慣化したとは、
まだ言えないにしても、
とても重宝して使っている。

作品のアイデアが浮かんだ時に、
すぐにメモる!と忘れないですむ。

簡易スケッチ帳になったり、
興味を感じたことを聞いたら直ぐにメモをしたり、
本を買いにいく時には、
買うべき本をメモしてから行くと余分な無駄買えを
しないという利点は妻から厳命されたりと、
便利きわまりない。

先日は名刺を持っていない人の住所を
メモ帳に本人から書いてもらったり、

その他、諸々の使い方ができるメモ帳は、
手帳とは違った用途ゆえに愛用している。

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雑感55(後ろ向きではまずい!)

2015-02-09 | 絵画
手帳が日記代わりの役目をしていると先日書きました。
過ぎた事を記すだけではなく、
来るべき予定も書くわけですから、
何をするかという計画ノートでもあるかもしれない。

しかし半年とか一年先の事でも
人生という尺度からいえば、
直近の事ではあるから計画ノートとは大袈裟ではある。

近頃、私は自分自身を省みると、
総じていえば少し元気がないような気がしている。

身体は、まあまあ健康だと思うが、
何だか元気が足らない。

齢相応だと言ってしまえば、それまでのことで、
歳は決して免罪符にはならない。

以前は、そう!10年前頃は、
いつも3年先までの計画を作って、
それに沿って行動をしていた。

3年間の大筋の道を外さずに進んで行きながらも、
状況に応じて臨機応変に対応していたと思う。

それが最近、
そのように計画を立てないで対処している故に、
徐々に元気さを奪われているような気がする。

手帳に記される
半年先とか長くて一年先の予定は、
計画とは言えず場当たり的ですからね。

近頃は3年計画ではなく、
もっと長いスパンで
10年~20年先の終活への道を考えてしまっている。

それは客観的には必要であろうが、
それだけに囚われてしまったら、
元気が無くなってしまうのは当たり前です。

なぜ絵を描くのかということを含めて、
曲がりなりにもある
自分自身の哲学に沿って生きていくためにも、
以前やっていたように3年計画は必要だと反省しきりです。

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