最悪の負け方です。
四死球１３ももらい、外野の２失策もいたただいての負けは憤懣やるかたなし！
まず打線ですが、ゴメス選手の第一打席と９回の打席。
第一打席で良い結果が出ていれば、この試合は快勝だったと思います。
まぁ、これは仕方がないことだと思いますけどね。
９回の打席・・・・ここはひとこと言いたいです。
直前の打者、原口選手に死球を与えてます。（この試合２つ目）
私なら、「１００％インコースはない」と決めてかかりますけど。
そう、上本選手よろしく、一番ベースよりにたって、
アウトコースのスライダーオンリーで行きますけどね。
それが「駆け引き」でしょ？
野球は「頭でするもの」です。
気をつけるのは、シンカーだけ・・・・
ストレート？そんな根性、ヤクルトバッテリーにはない（と私なら決めてかかる）
その後の江越選手の同点打で、試合は継続しましたが、あそこで打つのが助っ人の仕事。
初球のド真ん中スライダーを見送った段階で、
「今季限りか・・・・」とさえ思いましたよ。はっきり言って、ひどすぎる！
振って空振り、凡打、併殺なら納得しますけどね。
見逃したのは、最初から打つ気がなかったということで、その段階で打者として失格です。
北條選手が肝心なところで打てない・・・・
これは技術的なものではなく、メンタルなものと思います。
変な言い方ですが、「無責任」でもいいと思うのですが・・・・
高校のときは４番として、チームの勝敗に直接絡んでいましたが、
今は、それほどの重責を担っているわけではありません。
この先、そういう立場になってもらわなければなりませんが、
そのためにいま、経験を積み重ねているのです。
彼だけではなく、江越選手や、中谷選手にも言えることですが。
その点、伊藤選手は思い切りだけはいいですね・・・・淡泊に映るときもありますが（笑）
形の上で・・・・
安藤投手と藤川投手、マテオ投手が主犯とされそうですが、それはいかがなものか？
私の見方は、少し違います。
もちろん、マテオ投手はともかく、藤川投手の内容が悪かったことは確かですけどね。
この試合は「継投ミス」が敗因だと思いますが、その遠因は・・・・
前夜、メッセンジャー投手の２回２／３での降板だと思います。
計算外の早い降板は、多くの中継ぎ投手の登板を余儀なくされました。
結局、藤川、マテオの両投手以外をつぎ込んでの敗戦。
そのしわ寄せが、今夜の試合に響いたと言っていいのでは？
一番の大きなミスは、５回で岩崎投手を下ろしたこと。
これは結果論ではありませんよ。
先に書きましたが、６連戦の最後とはいえ、それまでに中継ぎ陣を酷使しています。
この試合、８回藤川投手、９回マテオ投手は計算されていたと思いますが、
６，７回をどう計算していたのか？
６回表を終わったところで２-５で３点リードです。
岩崎投手は８３球ですので、普通に考えてあと１イニングは投げさすべきでしょ？
山田選手、バレンティン選手と右の長距離砲を迎えるから？
仮に連弾でもそのとき考えるのが普通でしょ？
そんなに信用のない投手を、ローテ投手にしてるのですか？
二打席目の山田選手のホームラン。
あれは、見え見えのインコースを要求した原口選手の経験のなさ。
そしてそれ以上に、フェアーゾーンに打った山田選手の技です。
あのコース・・・・普通に打ったらファールですよ。
山田選手のすごいところですよ。
山田、バレンティンの両主砲を抑えるための安藤投手が二人を歩かせた・・・・
これは、安藤投手の責任とは思いますが、そんな場面に投げさせた首脳陣にも問題ありでしょ？
藤川投手のイニングまたぎも、マテオ投手のイニングまたぎも、
岩崎投手を５回で下ろしたしわ寄せでしょ？
そして、サターホワイト投手にはそれほど信頼はしていない証拠ではないか？
サターホワイト投手を信用しないなら、若手投手を上げて欲しいのですけどね、戦力にならずとも。
最後に藤川投手ですが・・・・
今浪選手に１４球粘られましたね。最後は歩かして・・・・
中継ぎになってからも、ずっと気になってました。
「ストレートが戻ってきつつある」と評論家陣はおっしゃるが、
「先発のときより」という話であって、簡単に空振りはとれていません。
すべてといっていい・・・・シュート回転がひどいです。
テレビ画面でも、はっきりわかるシュート回転です。
だからファールにされるのです。
シュート回転のストレートは、本当のストレートより、球速も落ちる。
肘の位置が低いように見えます。
藤浪投手の悪いときと一緒・・・・体が横振りで開き気味に投げているように思います。
ストレートだけではなく、フォークも落ちるのがはやくて、キレがないでしょ？
彼はカーブも一級品のはずですが、話にならないレベルまで落ちてます。
編成上、無理だとは思いますが、本来は鳴尾浜で修正をした方がいいレベルだと思います。
山口高志氏の退団が、彼にとっての「マイナス」であることは確かです。
この３連戦の大切なゲームを落としたのは、ゲームメイクできなかった監督始め、
首脳陣のせいだと私は感じています。
最初に書きましたが、先発投手が５回を２点に抑え、
１４も四死球をもらい、外野手の致命的エラーが２つもあって負けるっていうのは、
どういうことか・・・・これは猛省せねばならないことだと思います。
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