浜風に吹かれて・・・・

阪神タイガースの話を中心に、
大好きな野球の話を、感じるままにわがままに・・・・

再考の時期

2017-06-26 00:31:05 | 素人考察

8安打で、1点もとれなかったわけですが・・・

テレビでは盛んに、「塁上にはランナーをにぎあわせてますが、あと一本がでないタイガース」とアナウンスされます。
いや・・・それ以前です。

1イニングで3本ヒットを打って、1点を取る野球では勝てないと思います。
タイムリーヒット1本で、1点を奪うような野球をしていかないと・・・(できることでしたれば)
でなければ、長打がなければ始まりません。

そしてこの試合も、長打の差がはっきり出ました。
四球も頂けませんでしたしね。

『歴史的大逆転』といっても、ヒットが15本も20本も続いたわけではなく、
間違いなく引き金は『四球』です。
そう・・・『頂き物』です。

"最後の1本"・・・つまり、"タイムリーヒット"がでなくて苦しいのではなく、
そこに至る攻撃の効率が悪いということです。

多くのファンが承知しているように、時にバントも有効な作戦です。
Gの菅野投手登板の際には、初回からバントするように、1点の重さ・・・
連打の難しさ、長打の確率の低さを鑑み、実行される作戦です。

チーム状態、相手投手の力量、調子を正確に判断し、作戦を立てる使命がベンチにはあり、
それを確実に実行する責任が選手にはあります。

バントはあくまで一つの手段。
一番いいのは私は長打だと思っているんです。
2,3塁打ね。

これは以前からずっと言ってます。
甲子園は右中間、左中間が大変深い球場ですからね。
この膨らみを利用しない手はないのです。

ホームランは、一気に球場の雰囲気を変える力を持っています。
しかし2,3塁打は、『うねり』を生むと思うのです。
何か、押し寄せてくるものがあります、
そこに単打でも続けば、あるいは連続長打でも続こうものなら、
ホームラン以上の盛り上がりが生まれます。

この『うねり』は、相手投手を飲み込んでいくものです。
カープはこれを広島でやっているんですよ。

だったら、まずタイガースは甲子園でやっていけばいいと思うのですけどね。


タイガースは昨年オフから、徹底的に『強く振る』ことが出来る体を作ることをテーマに鍛えてきました。
そしてそれはある程度成果を出したと言えると思います。

ただ、その弊害もなきにしもあらず・・・
北條選手なんかはどうなんでしょうか?
「力強く振る」ということが間違った方向に向かってしまい、昨年の鳥谷選手状態?
「あんなにバット、下から出てた?」と思いますし、
右へ狙えばバットのヘッドが寝るので、イージーフライが多いし・・・最近は試合にも出てないし・・・。
まだ、金本監督の教えを会得できないでいるようです。

少し話し・・・それます。

日曜日の大瀬良投手。
ストレートは高めに浮き、フライアウトが多かった前半

攻略できる最も高かった可能性は、2回表だったと思っています。

先頭打者は4番の福留選手。
甘いカットボールでした。
絶好調時だったら、ホームランでも不思議ではない、真ん中高めのカットボールだと思います。
それをレフト前へ、つまり気味・・・

続く中谷選手。
ほとんどド真ん中のまっすぐ・・・
これ・・・ミスショットでした。
これを確実に決めていたら、この試合・・・勝っていたと思います。
いや・・・スライダーだったら、ミスショットの可能性はかなり下がるでしょう。
彼はストレートよりもはるかに、変化球打ちがうまい打者です。

続く鳥谷選手。
3球まっすぐで2-1といいカウント。
差し込まれてショートフライ。

7番の糸原選手。
やはり高めのまっすぐでしたが、センター前へ弾き返してます。

いわゆる「上からしっかり叩く」という打ち方です。

こういう打ち方、"間を抜く打ち方"であり、この春、現場でも見ました
寅之助さんとも話しました。
彼の打球の速さは「メッチャ魅力てきやん!」って
左中間に流してあの速さは特筆すべきものでした。

そう、そんな長打を打てる選手を起用しない手はないと考えます。

ということで、長打・・・2,3塁打の重要性と共に、打線の流れ、
『打順』を『打線』にするために再考する時期にきていることを提言します。

この週末、好調なチームから学び取ったことを素直に自らのチームに生かすことは、
決して恥じることではないと私は思っています。

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1 コメント

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ポジティブに! (岩修)
2017-06-26 17:12:54
大逆転勝ちの余韻が冷めてまた何時ものチャンスがピンチ状態に。長打が生かせない打線にミスで序盤から点をとられる先発投手陣。梅雨時には見るほうも堪えます。でもネガティブ言っても始まりません。カープ一筋の友人はそれでも怖いのはタイガースと言ってくれてます。もっと自信を持ってたとえ下に落ちたとしてもポジティブに戦えば良いと思います。必ずいつか上にたつと信じてますがとりあえず早く晋太郎と西岡剛が見たいっす。元気なのが条件ですが…

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