ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

2023年の梅の花見

2023年02月28日 | 日記

 2月26日(日)は、ウォーキングの練習日。快晴、そして梅の花見にもいい時期だ。

 梅を愛でるのはただ花を眺めるだけでなく、その全体の景色が欲しい。寺院や、古い日本家屋に、梅の花が添えられるのが好ましい。以前。茨城に住んでいた頃は、茅葺屋根の家がまだあり、その脇に梅の木が立つ景色に風情を感じたものだ。

 ということで、小金井公園内の江戸東京たてもの園にその景色を求めて行ってみた。

 公園内には、梅林があるが、今、満開。そこを通り、梅の香りを楽しみながら、たてもの園に入る。茅葺屋根の家は、5~6家ほどが、移設保存されている。それらを巡りながら、梅を愛でる。

 昨年の梅の花見は、大きな病の治療のための入院を前にしての、キビシイ気分であったが、今年の花見は今日の青空のように晴れやかなものだ。もう一年経ったかというか、ようやく1年経ったのか、という感慨深いものとなった。

  2023年2月26日   岩下賢治

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電柱と送電

2023年02月25日 | 日記

                キンカン

 細い路地に電線が重なり合って、垂れ下がっている。
 各家庭にいろいろな電力を供給するためには、従来のような細い電線では追いつかいのだろう。さらにケーブルテレビなどの配線が加わるから、電柱に太い電線が4本、5本と張られている。
 地震などの時には、ゆらゆら揺れ、電線が縄跳びしているかのようだ。
 電気は文明の基礎だから電力の供給・送電方法については、新たな、より根本的な研究がなされないだろうか、といつも思う。一部では無線での供給が可能になったとかの報道もあり、事実、車の充電では車種によっては、無線で行うこともあるという。
 昔、ユニークな評論家の関川夏央さんが、北朝鮮を訪問した際、平壌近郊の都市に電線がないのに気づいたという。確かめてみると、電線は地下に埋められていて、戦争の防備だそうな。地中ではさらに漏電が多いのではないか、というのが関川さんの指摘。平壌のその後はどうなったものやら。
 都心の大通りでは電線は地下のトンネルに埋められていて、電柱を見ることはできない。どんな方法で送電しているのか知る由もないが、理に適ったものなら路地でもそうした方法を普及してもらいたいものだ。路地の電柱は交通の妨げになるばかりか、景観を損ねること夥しい。【彬】

 

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少子化対策は母親支援から

2023年02月19日 | 日記

 保育には、保護と成育の二面がある。
 保護は子供が安心できる対人関係を確保すること。いわば子供が母親に全面的に依存する関係である。子供を保育所に預けることは保護ではない。保育所では保護はできない。
 一方、成育は子供が社会化していくことを進めること。保育所から学校までいろいろな段階がある。
 保育の、この二つの面で、最も大切なことは前者の保護である。だから母親を全面的に支える以外に、子育て支援はない。お金で全て解決できるわけはないが、他者がこの問題に関われるとするなら、母親に対する費用支援だけである。
 と同時に、母親の保育の時間を確保してあげることが重要になる。仕事をもつ母親が多いのだから、その就業時間を半減してあげたい。8時間労働なら、4時間にしてあげる。保育に関わる絶対的期間、誕生から周囲の関係をある程度認識できるようになるまでのおよそ2年間を、その期間とするシステムが望まれる。
 こうして母親に余裕を持ってもらうことが育児の基本である。
 もっと言えば、余裕を持った母親は自分の子供だけでなく、広く子供の面倒を見てあげられるようにする。例えば保育機関に出向き、保育士達の仕事を手伝う。こうして多くの子供達の生育の様子に触れることで我が子の成長の様子を客観視できるようになる。
 つまり子供を支援するのではなく、母親を支援するのである。このことが即、少子化対策になるとは思わないが、スタートは母親支援だ。それが結果として子供の誕生を促す結果になるはずである。【彬】

 

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量子の飛躍

2023年02月15日 | 日記

 2月13~20日付けのタイム誌の特集記事は、「量子の飛躍」THE QUANTUM LEAP 。つまりは、量子コンピューターについての記事内容。

 冒頭の書き出しは、「世界で最も強力なコンピューター作りの秘密の一つは、おそらくあなたのバスタブに設置されている。」?・・・小型で親しみやすい姿という意味なのかな。

 紹介されたIBMのコンピューターの姿は、量子のチップを絶対温度のマイナス273度近くまで冷却する装置に囲まれている。たくさんのワイヤーに繋がり、それをドラム缶のようなアルミの円管が包んでいる。

 さて、量子コンピューターについては、その方面に詳しい人は、従来のものとの違いや、その能力のモノスゴサをご存じだろう。

 ・・・この技術は次の産業革命だ。・・・インターネットまたは、従来のコンピュータが始まった時のようだ。という専門家もいるという。

 僕は、趣味で、高校の参考書で、数学、物理、化学、を読んでいて、原子、電子などには親近感はあるが、記事内容には驚くものばかり。学問的には、「量子力学」の分野だと思うが、大学の理系の学生が学ぶもの。

 昨年、大きな病を患ったが、病気の、発見、特定、治療、検査などに、CT、PET、MRI、の医療機器が使われたが、そのおかげで、今こうして回復している。これらは、量子の性質を応用してつくられた機械。命の恩人ともいえるので今回の、TIME誌を特別な思いで読んだ。

 絵はタイム誌の表紙の概略スケッチ。量子コンピューターの一部。チップに繋がるワイヤー全体がシャンデリアのように美しい。

   2023年2月13日   岩下賢治

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車の騒音

2023年02月13日 | 日記

             梅の花

 私の住まいは幹線道路に面しているので、昼夜を問わず車の騒音に悩まされる。
 以前、環七沿いに勤務地があった時には、恐れ入った。事務所のロッカーに白いビニールの袋などを置いておくと、1週間たらずの間にうっすらと黒い煤煙が溜まったものだ。現在、流石に煤煙は無くなったが、残された問題はエンジン関係ではなく、タイヤの摩擦。そしてその騒音。高速で走るタイヤの粉塵と摩擦音は、相当なものだと思う。車輪に硬質ゴムを使用する以外の方法はないものかと思うが、どうもないらしい。
 そこで思いつきだが、タイヤのサイズに工夫がきないものか。
 軽自動車などは小さなタイヤをフル回転させて走る。それだけ路面との摩擦量が多くなる。車輪を大きくすれば回転数が落ち、摩擦も減るはずだ。車輪を今の倍の大きさにする。すると操舵性が悪くなるから、前輪だけは小さくしておく。昔の馬車のようなイメージだ。そうすれば道路を走る車からの騒音は、確実に減り、静かな街並みになると思う。
 でも車検が、、、型式認定を変更してもらうほかない。車輪の大きさは、直径1m。タイヤが窓から見えるくらい。不格好だろうか、でもデザインならいくらでも工夫が効くと思う。
 環境に適した車だと思うが・・・・どうだろうか。【彬】

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