これは今年の4月一週目、手伝いに来てくれた従兄弟とベッドを組み立てる途中、母が準備してくれた休憩の一コマ。
まだテーブルもなく、うちから車で運んできた車輪付きの収納カゴにお惣菜を並べて床に座って食べました。
不安定だし不便だったけど、ピクニックみたいでなんだか楽しかった。
*****
今年も残すところあと数時間となりました。
スキーでへとへとの太ももを投げ出しワインを飲みながらテレビを観ていたら、気持ちがふわーっとしてきました。今は目の前のことにぶうぶう言っていないで、もっとだいじな感謝すべきことを考えよう。
今年は、臨床実習が始まり、またそのために一人暮らしも始まるという、大きな変化のあった年でした。
おかげで、たくさんの気付きがありました。それらは、実に楽しい気付きでした。
本当は、不安もいっぱいありました。でもみんなのおかげで、楽しめました。
急な報告だったのにちゃんと話を聞いてくれて、私を信じ認めてくれた父さん。
私が新しい生活に緩やかに飛び込めるように、私の部屋をうちで使っていた物やそっくりな物で埋めてくれた母さん。
私が突然言い出した引越を手伝いに、はるばる来てくれた従兄弟。
いつも美味しくて元気になる食材を送ってくれるおじいちゃん、おばあちゃん。
遊びに来ては一緒に思い出を作り重ねて、私の部屋を、私にとってさらに楽しい所にしてくれる愛すべき友人たち。
そもそも家帰っても一人でさみしいなあなどと考える余裕も与えてくれなかった実習先の先生方。
「今日は洗濯しに帰るわ」とか「スーパーに何曜日に安売りしてる冷凍のなんとかが便利」とか(私にとっては憧れの)些細な一人暮らしトークを一緒にしてくれた同期。
狭い部屋でもいろんな工夫をして料理ができる、その工夫自体を楽しむことを教えてくれるみなさんの投稿レシピや雑誌。
このブログを読んで応援してくださるみなさん、私がお顔を知っている方も知らない方も含めて。
みんなみんな、ありがとう。
この発見が、喜びが、感謝が、楽しさが
伝わればいいなと思って、今年はこのブログを書いてきました。
たいてい「おいしい」のひとことで言い換えてしまっていますが、本当はそういうことなんです。