ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

季節を感じる

2015年05月31日 | デキんレジの雑記帳
やっと日直が終わって、もう真っ暗の病棟に通常業務に戻ったら
いつもお世話になっている看護師さんが、冷たくて甘酸っぱい佐藤錦、お裾分けしてくれた。
ああ、なんと染み渡ること!
「今の時期にさくらんぼですか、めず…」と言いかけてはっとする。
もうすぐ6月になるんだなあ!

“心が疲れた”時に見る台詞集

2015年05月27日 | デキんレジの雑記帳
最近、面談なんかでよく聞かれるけど
“心が疲れ”ているかどうかなんて答えたらポリシー廃るよね。
上の先生が、誰もが認める非の打ち所のない先生であっても、相性ってもんがあるわけで。それは誰のせいでもないから。
それに、どんなに頭のいい人でも(いい人だからこそ)頭のわるい人の気持ちは想像できないさ。
カウンセリングってもっと難しい仕事だよ、たぶん。
私がメンターだったら、もっとこう、最近病棟で嬉しかったこととか聞くんだけどな。たとえば…


業務のなかで、朝のひとり回診が一番好きです。
大好きな患者さんばかりだから。
退院はたいてい「おめでとう」と言わなくちゃならないけど、こちらとしては寂しいくらいです。
自慢じゃないけどこんなこと言ってもらっちゃったよメモ、ここらでちょっと書き留めていいですか:

・「入院初めてで不安だったから、ようこ先生とか看護師さんたちが天使にみえたよ」

・聞かれたから仕方なく医者2ヶ月目であることを告白すると「…でもこんなに痛くなく点滴入れてくれるんだから、よっぽど学校でいっぱい勉強してきたんだね」(いつも点滴交換の日は緊張感が伝わってるはずなのに!)

・自分と夫の名刺を私に渡しながら「今後ともよろしくね。何かあれば(…なに!?)ここに。」(もう病院に来てお会いするようなことなく済むのが患者さんにとってはいいことなのだけど。)

・「いつも素敵な美しい笑顔で…ありがとうございます」

入院したら私もこんな患者になりたいです。年とったら私もこんなおばあちゃんになりたいです。

朝からこんなセリフをプレゼントされるから、元気な顔になれます。
相変わらず、出会う人出会う人、応援してくれます。
だから明日もがんばります!


フィット

2015年05月24日 | デキんレジの雑記帳
今日もまた、東京駅の帰りに丸善の紙袋ひっさげ。
でも今回買ってきた本は「その情報、今まさに欲しかった!」がいっぱい。
簡単そうに見えてもイラストがダサくても医学生用でも、メガネのレンズや下着のサイズと一緒で自分のレベルにぴったり合うもの使わないとね。無駄ができるし疲れちゃうから。
一緒に回ってた頼れる同期が明日からいなくなって不安しかないけど、ここはチャンスと思って病棟長のレクチャーを思いっきり私のレベルに下げさせちゃうぞ。

泣き笑い

2015年05月23日 | デキんレジの雑記帳
ようやっとカルテ記載しようと開いたら主科の先生がすでに書いてくださってたりして申し訳なさでいっぱいになりながら次の病室に入ると
「ようこ先生(たぶん苗字が読みにくくて覚えられてない)は一番話を聞いてくれる!」と言われた時の
複雑な気持ち…

はあ。それにしても、
もうすぐおばあちゃんの命日だなあ。

今まで培ってきた自分のポリシーだって、どうにかして守りたいのです。

にや…り??

2015年05月19日 | デキんレジの雑記帳
記念すべき内科の朝カンファレンスでの初当直プレゼン。
終わった後O先生が
「綺麗な声だね。何かやってた?」
と。
「ありがとうございます!!!
(…え、内容については?泣)」

なんとも変わりばえはしないですが自分らしいデビューだったのでした。
大丈夫、十分嬉しいです。
午前中いっぱい保たせるくらいの起爆剤になってくれました。

優しい味の

2015年05月17日 | デキんレジの雑記帳

おにぎりぞうすい。
癒しの、週末の象徴です。
わたし、よしよし、月曜からまたがんばろうねって。
支えがあるからやっていられるのもまた事実です。

呆れられながらも優しい先生方にいっぱい教えてもらって日々過ごしています。
一昨日は当直デビューもしました。
面倒なことが起これば、コメディカルと絆の深まるチャンス。
眠れなければ、もう一つ症例多く経験できるチャンス。
内科始めて一週間、そういうことも体感できてきました。

本もいよいよ買うだけでなく読みたいと思えるようになりました。
その時はもう読む時間の方がなくなっている、と誰かに昔受けた忠告も、本当であることを知りました。
それでも毎週末、ずっしり重たい丸善の袋を持って地下鉄に乗っている私。
でも帰ったらまずプレゼン暗記せねば。

鹿乃子のあんみつ

2015年05月09日 | たびたべた

用事があって母に近くまで来てもらったので、銀座でまだ食べてない方のあんみつを。
さすがは豆菓子専門店、いろんな種類のお豆を楽しめました。花豆があんなに美味しく炊けているのは初めて食べた。そして、赤エンドウの塩気が強めでよい!

私はうす抹茶セットで小豆かのこをいただきました。控えめの甘さで思わず「まあ。」と言いました。
他にもうずらかのこに栗かのこと種類があったので、今度なにかのおつかい(のついでに自分用も)に買いたいかも。

ちなみに鹿の子という名は、整った粒が隙間なく並ぶさまが鹿の背の斑点を思わせることから。
なんでも調べられる便利なiPhoneがない時代だったなら危うくふたりで一致団結して別の説を考えてしまうところでした。

この後デパートに行って母とプレゼント交換(笑)
母の日かつ近々母の誕生日だなあと気になっていたのでちょうどよかった!と思ったら私も買ってもらっちゃった、ということです。えへー。

来週からのことを考えるとなんとなく気分の落ち着かない週末ですが、気分転換のおかげで夜はまた病院行って集中。
いい日になりました。

おかげさまでここまできました

2015年05月05日 | デキんレジの雑記帳

去年ふたりで行った試飲会で母に突然「初任給でさ、これ買って。」と言わしめたワインです…!
担当者のTさんもそれをずっと覚えててくれて、私が一言「初任給でました」とメールするとすぐに在庫を確認してくれました。
母好みの重たい赤ワインですが、バランスがとても良いおかげで飲みやすくなっているから父さんもきっと好きになってくれるはずと思って(2本買うのは無理だったしな笑)、“初任給受領報告会”で今まで(とこれからの)感謝の気持ちを両親に伝える小道具にはこのワインと私の新しいテリトリーにあるレストランの食事を!と決めたのでした。

仕事の合間にワイン受け取りに行って、持ち込み可のお店を病院近くで探して予約して、両親に招待メール。
出だしはなんだか緊張しちゃいましたが、ワインがやっぱりとてもとても美味しくて、その場の空気がパッと和らぐのを感じたほどでした。

Tさんに報告すると「大変高価なワイン、飲んでしまえば終わりですが、この先何年たっても皆様の心に残っていると思っております」とのお言葉をいただき。
そう、祈っています。

産婦人科も回り始めてもうすぐ一ヶ月。いよいよ来週から内科に移ります。
いよいよです。

ゴールデン

2015年05月04日 | デキんレジの雑記帳
連休も仕事ですが、予定手術がないので大体午前中で業務終了になります。
しかも緊急で手術が入った場合はいつもより間近で関われるので幸せです。

今の時期にこの科を回っているのをいいことに、夜になるとしょっちゅう懐かしい人々とごはんを食べに行っています。

(M先生のお知り合いのバーテンダーさんに教えてもらった、水割りに合うウイスキー。)
こちらが社会人になっただけで、関係がなんだか新しくなった感じがしてとても楽しい。

そして、ついにこれを購入。

ふっふっふ。

ついでにこれも。

ワイン屋さんの向かいの中華まん屋さん。