ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

あらたしき年の始めを前にして

2019年12月31日 | おべんとメモ
お弁当納め。
作り始めて1年が過ぎた。
課題はいろいろ詰まってる。
でも毎回おいしいと言って食べてもらえることと
前より上達したとも言ってもらえること、
その両方に支えられているから
いい予感。
いい予感を持ち続けている限り、
昨日より今日、今日より明日、今年より来年と
前に進めるから、
そしてちょっとずつ上にも登っていけるはずだから。
そう思えば、うまくいかなかった自分も認めてあげられるね。

総じて、
総じれば、いい1年だった。
それは、辛い経験が自分の仕事に役立つからかと思っていた。
でもそれだけじゃない、それでしか成長できないなら辛過ぎて、この仕事ひとに勧められない笑
新しい年につながるだいじな1年になったから。
だいじなものが見つかったから。
宝物の1年。

丁寧にやりたいだけ

2019年12月17日 | おべんとメモ
やっぱり私たちのプランナーさんはすごい。
私のとらえどころのない質問に適切に回答し、
私に「つまり私のこのモヤモヤは、“ボヤける”ことへの抵抗感だったのだ」
と気付かせてくれた。

ボヤけるとは、ひとつひとつの行為の趣旨が見えにくくなること。
儀式的なことに関して、よく感じる。準備が始まった時から多分それが嫌で不安を感じてきた。
別に儀式が嫌いなわけでもクレイジーな型破りを求めているのではないのだ。ただ、明らかに形骸化しているものには首を傾げてしまうから。だから礼拝学専攻だった私の教会の牧師先生には共感するところが多いのかもしれない。
もちろん私が趣旨を納得しているだけでは不十分で、それが周りにも伝わってこそ意義がある。そこがチャレンジングなところであり、そのやり方にこそ個性が出て、それがやりがいにもなりうるのではないか。

何にでも意味を、どの行為にも目的を持たせたい私のこだわりを
理解しようと受け止めてくれる人といられるのは、私にとってこの上ない幸せなのだ。
そのこだわりで自分の首しめてることはよくあるけれど、
納得しての苦労は厭わないでいるつもり…時間が許す限り笑
その点、研究の質問紙配りが思うように進まないことは私の慢性ストレスになりつつある…!

アイデンティティ

2019年12月03日 | おべんとメモ
抑うつ状態の背景にアイデンティティ・クライシスがあるよねと 師匠によく言われてきたけど今まではピンとこなかった。 年下の患者さんがその答えを自ら見つけてきてくれて、それでほとんど治ってて 私も腑に落ちた。 そして彼女のクライシスは、なんと私のクライシスでもあった。 痛いほどわかった。変われることと、変わらないことがある。それを知ることが、大人になるということ。 治療的自己が相当ぐらついた。 そして、少し、しかし確実に、開けた。 私も人のこと言えなかった。 嫌な思いしてぶつかって、それでやっと見えるものがある。避けてきたのだ、そのツケは必ずいつか。 いつもこうして患者さんから教わってばかり。